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健康を気にしてクーラーを使わないと、熱中症になることもある

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クーラー

暑い夏には欠かせないクーラーですが、何となく健康に悪そうだからなるべく使わないようにしているという人は少なくありません。しかしそれは大きな誤解です!クーラーを上手に使った方が、健康でいられるのです。

 

健康のためにクーラーを使わなかったことで、熱中症にかかり死亡例も存在

地球の温暖化が問題化して久しいですが、そのために年々暑い夏になってきています。あまりにひどい暑さは、健康被害をももたらしています。

 

例えば、クーラーをつけずに暑さに耐えていたために、熱中症になることがあります。クーラーは健康に悪いからといって、つけずに我慢していたために、重症な熱中症にかかるケースが少なくありません。特にお年寄りや幼い子供など、体力がない人たちにとっては死に至る場合もあります。

 

朝日新聞社の調べによると、2011~2015年の間、東京23区内において熱中症で亡くなった方は365人。そのうちの328人が屋内で死亡しているのが発見されており、さらにその中の138人は、エアコンがあるにもかかわらず、発見時に使用していませんでした。「クーラーは健康に悪い」という誤解が招いた悲しい事故だと言わざるを得ません。

 

地球温暖化対策の一環として、節電が叫ばれていますが、そのために猛暑であってもクーラーの使用を控える傾向になると、熱中症による死亡件数の増加が懸念されます。クーラーを上手に使うのはもちろんのこと、体を冷却するための道具をうまく使ったり、水分補給をこまめにしたりして、熱中症対策を怠らないようにしましょう。

 

特に、お年寄りや幼い子供は体温調節がうまくいかないため、周りの人が注意を払ってあげる必要があります。

 

クーラーを使って、体温は平熱に保つのが一番!

低体温の人が増えてきていることもあり、体温を上げて免疫力を上げようという健康法を提唱する人が多いようです。しかし、体温は高ければ高いほど良いというものではありません。体温は平熱に保つようにしましょう。人間の平熱は36度~37度ですから、それより高すぎず、低すぎない体温を保ちましょう。

※低体温に関しては、「低体温の原因と改善法!男性や子供も要注意、低い体温を上げると不調がなくなる」に詳しく解説していますので参考にしてください。

 

人間は恒温動物です。恒温動物は体温を適温に保つために、体の中で作る熱と体の外に放出する熱とのバランスをとっています。体温が作られる主な場所は筋肉です。筋肉を動かすことでエネルギーが生み出されるのですが、その1/4は筋肉が伸び縮みするために使用され、残ったエネルギーは熱に変わって体温を平熱に保ちます。

 

運動をすると熱がたくさん作られるので、私たちの体は血管を広げたり汗をかいたりして、熱をうまく体の外に逃がします。

 

さらに気温が変化したときも、私たちの体は体温を保つための働きをします。気温が上がって暑くなると、発汗しそれを蒸発させることで、体の熱を下げます。気温が下がって寒くなると震えが起きますが、これは筋肉を動かして熱を生み出し、体を温めようとしているのです。

 

しかし、何らかの理由でこの機能がうまく働かないことがあります。体温が1度上がっただけで、内臓の機能は約10%も悪くなります。だから、暑い時にクーラーをつけずに我慢していると、部屋の温度が上がるだけでなく体温も上がってしまい、内臓の働きが悪くなって、心臓や肺、そして脳までにも悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

 

幼い子供やお年寄りは、成人と比べて体温調節がうまくできません。ですから、暑い時にクーラーを使用しないでいると内臓障害を起こし、危険な状態になることが多いのです。周囲の人は特に注意してあげてください。

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