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一度聞けば理解できる子に育てるためには?

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親子の会話

「うちの子は何度も繰り返し言わないとわからないのよね」「そのうち『何回言ったらわかるの!』と叱ってしまう…」と悩んでいる親御さんは少なくありません。子供がそうなってしまった原因は意外なところにあるかもしれません。

 

一度で理解できない子供は親が育てていた!?

例えば同じ4歳児でも、相手の話を一度聞けば理解できる子と、何度も言わなければ伝わらない子とがいます。後者の子はどうしてそうなったのでしょう?原因はいろいろあるのですが、その一つは親の接し方にあります。

 

お子さんに何かを説明する時、「どうせ一回では理解できないから」と思ってしまい、あらかじめ何度も繰り返し説明していませんか?例えば、「今日は先生にこのお手紙を渡してね。いい?忘れないでね。もう一度言うわよ。幼稚園に行ったらこのお手紙を先生に渡す。お手紙、必ず渡してね」などという風にです。

 

一度言うだけでは分からないだろうと思い、何度も繰り返し言うのでしょう。それでも子供は忘れてしまうことがあります。そうなると、「あんなに何度も言ったのに、なんで忘れるの!」と叱ってしまうことにもなります。しかし実は、何度も繰り返し説明するこの方法だと逆にうまくいかないものなのです。

 

なぜなら、何度も繰り返し説明されることに慣れている子供は、「きっとまた後で言ってくれるだろう。だから一度目は聞きのがしても大丈夫」と思うようになる傾向があります。

 

こうなってしまっては、「聞き逃さないようにしっかりと聞こう」という姿勢は育ちません。きちんと相手の話を聞ける子に育てようとした親の努力は、逆効果になってしまったというわけです。

 

また、自分の言いたいことを何度も繰り返し言うだけでなく、先生など他の人が自分の子に向けて言った注意をもう一度繰り返して言う親御さんもいますが、これも同様に、他人の話を一度で理解しようとする子には育てられません。学校に行けば親はそばにいなくなります。そんな時、その子は先生の説明を一回で理解できるでしょうか。

 

一度聞けば理解できるように我が子を育てたいと思ったら、何度も繰り返し説明する癖を改め、最初の言い方で理解できていない場合を除いて、説明はできるだけ一度きりにするということを心がけてみましょう。

 

一度で聞ける子はコミュニケーション能力が高い

昔に比べて、人の話をきちんと聞くことができない子供が増えています。何回も繰り返し言わないと聞こうとしない、大きな声を出さないと聞こうとしない…そんな子供が多くなってきているのです。

 

どうしてそうなったのかというと、その原因は、相手の話を一度で聞き取ることが当然になっていないからだと言えます。一度できちんと聞きとる力を身に付けるには、どうしたらよいのでしょうか。

 

2歳くらいの子供の場合であれば、話をする前に「一度しか言わないからよく聞くんだよ」と言って、まずはきちんとこちらに注意を向けさせることです。

 

ごく幼い子供には必要なことですが、もう少し成長したら、その前置きがなくてもちゃんと注意を向けられる子供に育てたいものですよね。そのためには、話したいことを大きな声で強調しながら話すのではなく、さらっと流すように話すのがコツです。

 

例えば、お出かけの準備をさせるとしましょう。2歳くらいの子供に対しては「一回だけ言うよ。これからお出かけするからハンカチとティッシュをポケットに入れておいで」というように話します。

 

でも子供が4歳くらいになったら「今日は電車に乗ってお出かけするよ。準備をしなくちゃね。映画館に行って映画を観て、そのあとご飯も食べてこようね」などと詳しく説明し、最後にさらっと「ハンカチとティッシュを用意してね」と話します。

 

最初は一度聞いただけでは準備に取り掛かれないかもしれません。「電車に乗るの、楽しみだな」「映画、面白いかな」「ご飯、何を食べようかなあ」などということで頭がいっぱいになってしまうことでしょう。しかし、このやり方を繰り返すことで、次第に一回で準備ができるようになってきます。

 

子供の注意を引きつけるために、大きな声は必要ありません。「説明は一回しかせず、普段の声でさらっと言う」、このやり方を続けていれば、子供自ら「最初からきちんと聞かなければ」という姿勢で話を聞くようになるものです。

 

子供たちの中には、大声をあげないと、もしくは叱らないとこちらの話をきちんと聞こうとしない子がいます。これは、コミュニケーション能力がきちんと育っていないことの表れです。こちらがいくら話をしても、子供の側がそれを意識できていないので、相互作用であるコミュニケーションが成り立たないのです。

 

子供が話を聞いていないからと言って、何度も繰り返し話そうとすると、悪循環が生じる可能性が高くなってきます。何度も繰り返し言うことで、かえって子供は油断してしまい、聞くことに集中しなくなります。するとますます一度で聞けない子供になり、親はますます大きな声で繰り返し言わなければならなくなるというわけです。

 

そのままにしていると、子供のコミュニケーション能力は一向に高まらず、集中力に欠け、記憶力すら衰えていってしまいます。そうなる前に、一度できちんと話を聞ける子供に育てていきましょう。

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