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中学受験塾は子供の「生きる力」を磨く

中学受験塾で勉強する小学生

難関大学への受験を目指すには、進学に強い名門中高一貫校へ入る事も大切です。実際に、東大をはじめとした難関大学の合格者は、たいていが名門中高一貫校の生徒だからです。

 

そして、名門中高一貫校へ入るためには、激しい中学受験を乗り越えなくてはなりません。中学受験に必須といわれる中学受験塾では、何を教えそしてそれぞれの塾にはどのような理念や特色があるのでしょうか。

 

中学受験では「生きる力」が試される

進学に強い中高一貫校に通う生徒たちの多くは、大手の塾に通った経験があります。開成や灘などの有名中高一貫校に合格するような優秀な生徒であっても、通塾をせずに独学でそうした学校への中学受験を乗り越えたというケースはほとんど見られません。

 

塾に通わずに合格した生徒に関しては、親が中学受験を受けた経験があったり、親が学校の先生であったりする事がほとんどです。

 

塾の中学受験指導について、知識の詰め込みであるという人もいますが、中学受験で合否の判断基準となるのは、知識量ではなく、知識を得る事に楽しさを見出している子供であるかという事です。

 

学校の立場として考えてみても、知識があるだけの子供よりも、もっと人として豊かな子供を生徒として迎えたいと思うのは当然です。ですからそれぞれの学校は工夫を凝らし、そうした力を見抜く事ができる入試問題を用意しています。

 

ただ、どれだけ頭が良くとも、塾での指導なしに中学受験に立ち向かう事は困難であるといえます。あらゆるスポーツにおいて、ただ体力や腕力を問うだけでなく、そのスポーツに応じた技術を求められる事と同じように、持っている知識をどのように柔軟に使いこなすかを学ばなくてはいけません。

 

塾の役割は、知識をぎゅうぎゅうに詰め込むような事ではなく、生徒が持つ力をうまく使いこなし、あらゆる問題や場面において柔軟に対応し解決できるようにする事です。そのようなやり方を学べば、生きていく中で遭遇する様々な困難に対して、自分の力を尽くして立ち向かう事ができるようになります。

 

中学受験で試されるのは、そうした「生きる力」なのです。

 

中学受験生を「かわいそう」と見るのは正しいのか?

塾で夜遅くまで勉強する事を強いられる小学生はかわいそうだと嘆かれ、子供を塾へ通わせる親は無慈悲であるというような言われ方をされる事があります。ですが、子供たちは本当に「かわいそう」なのでしょうか。

 

塾に通う頻度と時間についてサピックスを例にとって見てみると、4年生は週2回、5年生は週3回、6年生は週3~4回の通塾で、各回5年生までは20時まで、6年生は21時までの授業です。

 

生徒によってはこれ以外にも弱点を補うなどの目的で別の塾に通ったり、家庭教師を招いたり、夜遅くまで塾の宿題と向き合っていたりという場合もありますが、みんながみんなそうしたやり方をしているわけではありません。

 

学問などの道だけではなく、スポーツ選手でも芸術家でも、成長して一流と呼ばれるようになるような人たちは、たいてい幼いころから、友達と遊ぶ事も我慢して練習に励み、実力をつけていきます。中学受験もそれらと同じような事ですから、将来のために勉強に励む子供たちを「かわいそう」と思うかどうかは、人それぞれです。

 

ですが、中学受験をすると決めて塾に通い、時には遊ぶ事も我慢して受験勉強している子供を、親が「かわいそう」だとは決して思ってはいけません。そうなってしまったら、それこそ本当に子供が「かわいそう」になってしまうからです。

 

中学受験熱は景気で変わる

中学受験は、景気の良し悪しによって、大きく温度差が生まれるものです。日能研の発表によると、首都圏における中学受験率は、1986年には8.5%でしたが、1986年から1992年のバブルの影響を受けて、1990年代には13%にまで上昇しています。

 

バブルが崩壊してからは変動が見られませんでしたが、2002年の「学校完全週5日制導入」「円周率を3とする」などの「ゆとり教育」の実施により再び受験率は上昇し、2008年には20%を突破しました。しかし次いで、その年の秋に起こったリーマンショックの影響により、現在は再び受験率は横ばい状態を続けています。

 

しかし、今後政治や2020年の東京オリンピックなどによって景気が良くなれば、また中学受験率は上昇傾向をみせ、受験競争が激しくなっていくでしょう。

 

学力向上だけに留まらない、首都圏難関校に最も強い「SAPIX」

中学入試において最難関といわれる開成の2017年の合格者395人のうち、235人がサピックスの出身者です。開成に限らず、他の難関中高一貫校にも毎年多数の合格者を出しており、その数は他の塾の追随を許しません。

 

サピックスは中学受験指導の塾の中では、割合新しく設立された塾で、1980年代に中学受験塾の中で最も実績のあったTAP進学教室という塾の講師複数が独立して立ち上げたものです。

 

サピックスには入室テストがあり、それを突破する事が入塾の条件となりますが、その入室テストで認められた生徒に少数精鋭の指導を施して難関校へ合格させる事で、サピックス自体の難関校への合格実績も伸び、それによってさらに優秀な子供が入塾を希望します。この循環によって優秀な子供が次々に在籍し、合格実績にも影響しているのです。

 

ですが、サピックスの合格実績の理由はそれだけではありません。中高一貫校の中でも最難関といわれる学校の入試は、詰め込んだ知識や試験に対する付け焼刃の技術だけでは乗り越える事ができません。

 

中学の入試では学校側は単なる知識の量よりも、自分の力で考えて問題を解決する、表現するといった力を重視し、入学後の伸びしろが見込める生徒を選抜します。サピックスでは生徒がそうした力を磨けるよう、考える力や表現する力を伸ばす授業内容を用意しています。

 

サピックスの講師は授業中、一方的に教えるのではなく、生徒にも発言を促し、5年生1コマ90分、6年生1コマ80分の授業も、軽快に進んでいきます。

 

生徒たちは国語や算数などの授業ではお互い競うかのように問題を解き、初めて直面するタイプの問いに対しても臆する事なく向き合う子供たちに、講師は必要以上にではなく、少しずつヒントを開示して、丁寧に考える時間も与えます。

 

理科や社会での板書の多さはサピックスの名物ともいえるほどで、ほぼプリントを使わない事もあり、生徒は次々に展開されていく板書をノートに写しながら講師の話にも注意を払う必要があります。

 

このやり方は、自分の手で実際に書き出す事が大切であり刺激になるという理念によるもので、こうして板書を写したノートは、テキストにすらなりえるのです。

 

サピックス小学部の広野雅明氏は「サピックスの講師は中学の受験問題を解く事が尋常ではなく好きで、それを生徒に教える事も好き」と言い、そうした講師たちの情熱は教材にも表れています。

 

サピックスで生徒たちに配られるプリントは、講師が自分で作成したものです。基本の教材はプリントタイプの「デイリーサピックス」という教材で、このように冊子になっていない教材を大手の進学塾で使うというのは他ではあまり見られません。

 

こうしたやり方には2つの理由があります。1つは、部分的に内容を改める事が容易になり、頻繁に情報を更新する事で、常に新しく進化した教材として使用できるためで、もう1つは、プリントをその授業内で使うというタイミングで渡す事により、予習ができないようにするためです。

 

予習をしないようにさせるというのは意外かもしれませんが、こうする事により、その場で初めて見る課題に対して考えて答えを導き出す力を磨く効果があったり、今日はどんな内容を勉強するのかという、授業に対する期待や興味が湧き、より授業に集中できたりする効果があるのです。

 

授業の中で初めて知る問題や解説を学び、予習をしない代わりに家での復習に時間を割くように指導しています。これは教育業界で昨今話題になっている、まず授業で問題について学び、丁寧に復習する事で身につけるという「反復授業」というやり方そのものです。

 

デイリーサピックスや副教材から宿題が大量に課されますが、ある講師は宿題について「家での課題も、それぞれの生徒に見合った量や学習進度があるので完璧にこなす事は期待してはならない。子供の力を鑑みず100%を親が要求する事が怖い」といいます。

 

子供をサピックスに通塾させようとするなら、親には、子供の持つ学力や、子供が向き合う課題の難易度や優先順位について落ち着いて考える事が求められます。その見極めがうまくいかなければ、他にも家庭教師や個別指導塾を併せて利用する事を検討しなくてはならなくなります。

 

かつては入室テストの難易度が今よりも格段に高く、そもそも入塾する事が難しいといわれたサピックスですが、今の入室テストは小学校で学習する内容についてしっかりと理解して身についていれば合格できるようになりました。

 

大切なのは入室テストを受けた時の学力よりも、きちんとした学習の習慣が付けられるかどうかで、日々わずかでも机に向かい勉強するという習慣が大切なのです。

 

家庭で指導するだけではうまくいかない場合は、サピックスの通信教育を利用したり、3年生以下のうちに入室するというやり方もあります。入室テストは学年が上がるほど狭き門になりますし、実際に、難関中学に合格した生徒の多くが低学年からサピックスに通っています。

 

受験勉強のためというより、毎日勉強する習慣を身につけるという観点から、早いうちから通塾する事が望ましいのです。逆に学年があがって、6年生になってから入室テストを乗り越えて入塾しても、授業についていけない事が懸念されます。

 

広野氏は「子供を預かって指導するのは責任のある事で、授業についていけない事が目に見えているのに入塾させるのは申し訳ない」と言います。

 

塾の生徒同士での競争意識も高く、仲間と競い合う事で実力を伸ばしていきます。数多いサピックスの校舎の中でも、特にクラス数の多い自由が丘校では、1学年が25クラスほどに分けられているため、毎月行われるクラス分けのテストの結果によって、1回で数クラスもレベルの高いクラスに上がったり、下がったりします。

 

ほとんどの進学塾で見られる、定期的に行われるテストの結果によってレベル別になったクラス分けが変動する仕組みについては、子供や親同士で優越感や劣等感を生むという声もありますが、この仕組みによって同じくらいのレベルの競争仲間と切磋琢磨する事でより一層力を伸ばす事ができます。

 

子供はクラスのランクが落ちてもさほど気にせず、むしろそれをバネにして次に活かす事が多く、クラスが変わって落ち着かなくなるのは親である場合が多いようです。

 

広い地域で、あらゆるランクの志望校を目指せる「四谷大塚」

四谷大塚は、1954年に会場を借りて「日曜教室」を開催したのに端を発します。中学受験を目指す小学生を対象として会員を集め、毎週日曜日にテストを実施し、その場でそのテストの解説を交えた答え合わせをするというものでした。

 

1960年には「予習シリーズ」という独自のテキストを発売し、子供たちはそのテキストを使用して指導する塾に通い、四谷大塚の日曜日のテストに備えて学習するというやり方が、中学受験の勉強方法としての定番となりました。このころ四谷大塚が直営する教室でも日曜日以外に塾としての指導を受けられるようになりました。

 

四谷大塚は1980年代後半になると提携塾を増やすやり方へと戦略を変えました。よって、直営の教室が増えたのは1990年代よりも後の事です。競合塾が現れた事や、1992年導入の週休2日制度が広まっていった事が背景にありました。

 

2017年現在では、四谷大塚は首都圏に22の直営教室を構え、全国に700を超える提携塾があります。提携塾は「四谷大塚Ynet」と「四谷大塚NET」に大別できます。

 

四谷大塚NETは四谷大塚独自のオンデマンドweb教材の「予習ナビ」や「復習ナビ」が利用できる事が特徴ですが、それ以外の点では指導内容などについても直営の教室と大差はありません。

 

「予習ナビ」と「復習ナビ」は、web講義を得意とする東進衛星予備校のナガセが親会社である事から、その技術や手法を活かして新しく始まったサービスで、直営教室の生徒も利用できます。

 

四谷大塚はかつて、予習シリーズを内部だけでなく一般にも販売する事で、全国のあらゆる地域の小学生に平等な学習の機会を与えましたが、今再び、今度はインターネットによって、より一層多くの子供たちに平等な教育の機会を与えようとしているのです。

 

四谷大塚の2017年の合格実績は、首都圏の難関中学では、開成110名、麻布66名、桜蔭52名、他地域においても難関中学として有名な灘に40名、ラ・サールに192名など、広い地域と学力レベルの中学に合格者を出しています。

 

直営教室の生徒と、提携塾で四谷大塚のカリキュラムで学習した生徒を合わせた、中学受験合格者の延べ数では、中学受験塾の中でも日能研に並ぶほどです。

 

四谷大塚と提携塾では、予習シリーズをテキストの中心として、1週間ごとに組まれたカリキュラムに沿って指導を受け、週に1度行われる「週テスト」でその週の学習成果を確認します。

 

生徒は授業前に予習シリーズを使用して予習をしますが、しっかりと予習するわけではなく、流して読んだり、いくつか例題に取り組んだりして、分からない部分を把握しておくくらいです。自分でできる範囲までやって、どこが分からないのかを確認し、講師に聞きたい事を蓄えたうえで授業に臨み、授業で不明点を解決していくというやり方です。

 

こうする事で、生徒にとって授業は「分からない事を作る場」ではなく「分からない事を解決する場」となり、すっきりと授業を終える事ができるため、授業が楽しく感じられるのです。このやり方を活かすため、四谷大塚の講師は、親には「絶対に教えないでください」と頼んでいます。

 

授業の最後には宿題となる課題が提示されます。週テストに備えてその課題をこなす事が復習となり、週テストを受けて1週間で学んだ事が身についているか、達成度をはかる事ができるのです。また週テストを受けた後はその場ですぐにテストについての解説があるため、テストで分からなかった部分について週末のうちに復習する事ができます。

 

1週間という短い期間で行われるこの流れを身につければ、それを繰り返すうちに志望校に合格できる実力が備わるという仕組みです。小学生はまだ長いスパンでの学習計画を立てる事に慣れていませんが、この方法に沿って学習できれば、学習リズムを会得する事ができるでしょう。

 

テキストについても、予習シリーズだけでなく、副教材もレベルに応じて数多く用意されており、授業内容が理解できなくなりそうな時も、普段使用しているレベルよりも易しい教材の問題を重ねて解く事で、弱点をそのままにせずに次に進む事ができます。

 

四谷大塚に入るための「入塾テスト」で求められるのは、人の話を聞ける、板書を写す、といった学習における基本的な姿勢や、基礎となる程度の語彙力、漢字の知識、計算力くらいのものです。

 

四谷大塚は、家庭では勉強よりも、さまざまな体験をしたり、あらゆる知識を得たりする事で、将来について想像を膨らませる事ができるようにしてあげる事が大切だと考えています。勉強ができる子供は総じて、将来なりたい職業や夢をしっかり持っているからです。

 

教務責任者は、子供を四谷大塚へ通わせる親には、成績を良くする事や中学受験で合格する事だけでなく、子供の将来を考えて、より根本的な事を見据えてほしいといいます。

 

四谷大塚ではより質の良い指導をすべく、専任講師の登用に厳しい審査を行っています。非常勤講師になるために7ステップの審査を受けなくてはならず、それに合格して非常勤講師になり、そこから1~2年経験を積む事で、専任講師の候補になる事ができます。そうしてさらに3ステップの審査をクリアして、ようやく専任講師になれるのです。

 

5段階のステージ制で合格を目指す最大手「日能研」

日能研は中学受験塾の中でも全国における合格者の総数が特に多く、全国に147もの教室を構え、その生徒の総数は4万人超ともいわれるほどで、中学受験を広く一般的にした塾でもあります。

 

現在の代表取締役の高木幹夫氏の父である高木知巳氏が、1953年に日能研の前進となる「菊名小学学習教室」を開いたのが始まりで、20年後の1973年に「日本能率進学研究会」、通称「ノーリツ」を設立し、さらにその20年後の1993年に略称を正式な社名として、現在の「日能研」となりました。

 

現在における「日能研」は、本部「日能研」と、「日能研関東」「日能研東海」「日能研関西」「日能研九州」の5社で構成された会社組織です。

 

このうちの「日能研関東」の前代表取締役、現会長の小嶋勇氏は、包み隠さぬ物言いで知られ、私学に強く影響を与えており、近年では一般化した午後入試制度も、そもそもは小嶋氏の発案だったとされています。

 

日能研では小学3年生以降の学習は5段階のステージ制となっています。3年生のステージⅠで仲間に「出会う」、4年生前期のステージⅡで学びに「親しむ」、4年生後期から5年生前期までのステージⅢで知識や視点を「広げる」、5年生後期から6年生前期のステージⅣで考え方や学び方を「深める」、そしてステージⅤで合格力を「鍛える」システムです。

 

その時期最も重視される学び方をとって段階ごとに少しずつ難易度を高め、スパイラル方式と呼ばれる、繰り返し同じ単元を何度も復習するやり方で習熟度を深める流れが基本となっています。

 

6年生後期のステージⅤになると、日曜日に通常授業とは別扱いで「日能研入試問題研究特別講座」が開講されます。「日特」と呼ばれるこの授業では、志望校別、レベル別に講座があり、そのうちの「難関校日特」と「上位校日特」は、日能研外部生も受講できます。

 

授業で使うオリジナルのテキストは、書き込みがしやすいように広く余白が取られており、それとは別に家庭学習用の「栄冠への道」というテキストがあります。

 

また定期的に行われる「カリキュラムテスト」、通称「カリテ」というテストがあり、これによって生徒はそれぞれ弱点に気付く事ができ、またカリテの結果によって席順が入れ替わっていきます。

 

なにがなんでも志望校を目指す熱血系「早稲田アカデミー」

創業者で2代前の社長である須野田誠氏が、1975年に小中学生を対象として自宅で勉強を教えた事が始まりで、この時須野田氏はまだ学生でした。当時から現在まで「本気でやる子を育てる」という教育理念のもと、教育を続けています。

 

現在校舎は東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城に153校をかまえ、近年はサピックス、日能研、四谷大塚と並び、首都圏における中学受験4大塾の一角を担っていますが、そもそもは高校受験において合格実績を高めて知名度をあげてきました。

 

学力別に分けられたクラスは1クラス平均12人前後の少人数制です。各クラスの学力に合わせて教材を組み合わせ、またどの問題を出題するかといった取捨までが、全校舎で共通の指導マニュアルによって決定されます。

 

子供の学力や状況についての、各教科の担当講師同士、また講師と保護者の連携を重視しており、目標設定などの情報を共有するという特徴があります。

 

先に紹介した四谷大塚の提携塾であるため、基本のテキストには「予習シリーズ」を使用しており、その他、家庭学習用の副教材として早稲田アカデミー独自のテキストも用意しています。さらに生徒の半数ほどは、四谷大塚YTnetで「週テスト」を受けています。

 

小学6年生が対象の「NN(なにがなんでも)志望校別コース」は、各学校について研究した講師による専門性の高く質の良い指導や、その合格実績で有名です。

 

NNコースを受講するためには選抜試験を受け、合格基準を満たす必要がありますが、この試験をクリアすれば部外生でも受講可能なので、他の塾に通う生徒の中にもNNコースを受講する生徒がいます。

 

早稲田アカデミーの長所は、合格実績の高さだけでなく、学力が抜きんでているわけではない普通の子供を指導し、難関校に合格できるレベルまで育てる事ができる点です。

 

教材や指導方法といったシステム自体も重要ですが、熱心な講師がまっすぐに子供たちに向き合い、真剣に指導するという環境が最も大切で、そういう場所にあって初めて、子供たちの心にも、講師への信頼と、本気で志望校を目指そうという意識が生まれるのです。

 

その「目標のために本気で取り組む」という意識を得る事は、将来にも活きる、貴重な体験であると前社長の瀧本司氏はいいます。

 

実際に早稲田アカデミーは講師やスタッフも含め熱血ともいえる雰囲気で、活気のある挨拶も特徴的です。そうして大きな声で元気よく挨拶する事自体が、生徒のやる気を高めると考えているからです。

 

灘中に強い関西の名門塾が駿台と提携「浜学園」

浜学園は、1959年に創立者の上治貞子氏が兵庫県尼崎市潮江の自宅で「英語・数学塾」という学習教室を開いた事に始まりで、夫の上治義雄氏は当時高校で教員をしていました。翌年1960年に尼崎市の浜に場所を移し、名称を「浜学園」としました。

 

「1人でも灘への合格者が出れば、翌年には生徒が100人集まる」とされた1970年代になると、中学受験難関校の灘中に合格者を数名輩出し、生徒の数はすぐに増加しました。

 

妻の貞子氏が塾で指導し、夫の義雄氏は高校の教員を辞して塾の運営に尽力し、現在まで続く浜学園の根幹というべき部分を築きました。浜学園経営企画室の藪孝昭氏は、生徒を対象に授業に関してのアンケートを実施する事を最初に考案したのは義雄氏で、今でこそ一般的になったこうしたシステムも、浜学園から始まったものではないかと言います。

 

義雄氏はカリキュラムを組むにあたり、合格からスケジュールを逆算し、復習を徹底したサイクルを作り、他の塾よりも早く、合格を目指すためのシステムを整えました。この指導が成果を挙げ、1981年には浜学園は灘中合格者数日本一を達成します。

 

しかし、1992年に主力講師たちが生徒も多く連れて浜学園から独立して希学園を設立し、また同じころに中学受験大手の日能研が関西でも校舎を展開するなどしたため、1990年代後半には経営が落ち込み、存続に力を注ぐため、守りの経営となりました。

 

この経験から、2000年からは経営戦略を改め、大きな駅の前に規模の大きな教室をかまえて生徒を集めるやり方から、生徒たちが通いやすいように、中規模の教室を増やしていくやり方へと方針を変えました。

 

小学校3年生、4年生のころから、生徒の成績に関わらず、まず希望を尊重して指導します。全ての生徒が灘中を受験できるくらいのレベルになるくらいまで指導し、実際に小学校3年生の入塾時点では1番下のクラスにいた生徒が3年後には灘中に合格した事もあり、それが話題となって、また生徒が増加しました。

 

志望校別に指導する「学校別対策講座」やオプションコースも充実していて、生徒が学力や志望校に合ったコースを選択する事ができます。これにより生徒1人1人に合ったカリキュラムになるように組み立てる事ができ、コースが多すぎてどれを選んだら良いのか悩むという声があがるほどです。

 

義雄氏がカリキュラムを組んだ当時から変わらず、復習を重んじており、授業時にとったノートを見直したり、また西宮校での授業を録画してインターネット上で見られるようにしたウェブ講座を視聴したりする事も、1度受けた授業を再び確認し、学んだ内容が定着する事に大きな役割をかっています。

 

2013年10月には予備校大手の駿台と提携し、2017年の春には東京のお茶の水で「駿台・浜学園」を開校しました。大手予備校と中学受験塾の提携が続く中での駿台と浜学園の提携校の出現は、首都圏での中学受験塾の選択に大きな影響を与えています。

 

駿台という大手予備校のネームバリューと、大学受験までを視野に入れた中学受験が可能になる事や、首都圏に校舎を多数かまえる駿台の基盤を利用できるなど、駿台との提携には多くのメリットがあります。

 

藪氏は、「絶対に中学受験をしなくてはならないとは思わないが、子供が将来、面白みのない仕事でもきちんと取り組める社会人になるために、成長する過程で、自分が目標に向かって一生懸命にやったという経験に由来する自信が必要」といいます。

 

大学全入時代といわれ、かつてのような大学受験の厳しさがなくなった昨今においては、やらなくてはならない時には真面目にやる姿勢を持つ子供を育てるために、中学受験という厳しい戦いによって子供が得る経験は、より大きなものとなっているのです。

 

徹底した学習管理と生徒を励ます力が特色「希学園」

浜学園の有力講師たちが1992年に独立して設立したのが希学園です。「難関国・私立中学受験専門スーパーエリート塾」と看板に掲げる少数精鋭型の塾で、最難関中学への合格率に定評があります。

 

学園長の黒田耕平氏は「社会人になるまでに、目標に向かってつらさに耐えて頑張る事を経験しなくてはならない。小学校から中学校の親子関係が変わってくる時に、親子共通の目標に向かって行動する事には大きな意味がある。初めは親が取り仕切らなくてはならないが、次第に親にはサポートする事しかできなくなる」と言います。

 

また「実のところは志望校が子供のやる気の元となりえる期間は入試の直前だけと短く、その前の時期においては、仲間同士で競い合う事や、先生からの励ましがモチベーションに繋がる。そのような気持ちを引き出す事も、塾が果たさなくてはならない役割」とも述べています。

 

希学園の大きな特徴の1つとして、カリキュラムの中に、通常の講義が終わった後、サポートルームという自習室で宿題に取り組む時間が含まれている事です。5年生と6年生は全員、毎回40分以上はサポートルームでの学習をこなさなくてはなりませんが、多くの生徒たちが自主的に、さらに30分、40分と勉強してから帰宅します。

 

拘束時間は伸びますが、講義で習った内容についてすぐに自分の力で取り組む事で理解を深められますし、また講師が控えているため、分からない部分についてすぐに質問できる事も大きな利点です。

 

家庭ではプリント形式の宿題に取り組み、次回の授業で提出します。講師がその宿題で確認するのは、正しい解答をできているかどうかより、正しく勉強できているかどうかです。また毎回の授業で復習テストを行う事で学習の定着具合をはかります。

 

講師は宿題と復習テストを通じて生徒1人1人の勉強のやり方や習熟度を常に把握し、不足が認められれば叱咤激励する事で、生徒のやる気を引き出します。希学園が得意としているのは、こうした学習管理のシステムです。

 

他塾生の場合、個別指導塾や家庭教師を併せてつける事で対策をする場合も多くみられますが、希学園はしっかりと生徒に密着した指導で、1つで全てをまかなえるようになっています。

 

黒田氏は「塾は万能な教育機関になる事はできないが、各塾に教育理念やテーマがあり、そうした塾の方針によって生徒たちは自分に合った教育を選ぶ事ができて、そこに塾の存在意義がある」と言います。

 

生徒と親と講師の連携で自分のトップ校へ「栄光ゼミナール」

株式会社栄光ゼミナールは、1980年に創業者の北川雅史氏が開いた学習塾として始まりました。埼玉の南浦和校、春日部校、草加校、大宮校、熊谷校と、東京にも田無校をかまえており、1993年には社名を株式会社栄光へ変更しています。

 

1991年に「教えやすさから学びやすさへ」をテーマに、第2の創業期ともいうべき改革期を迎えました。生徒それぞれの習熟度をより深いものにするため少人数定員制とし、授業のやり方は講師が一方的に教えるだけに留まらない「双方向型授業」へ改め、現在中学受験コースは12人が定員となっています。

 

大きな駅の前に規模の大きな校舎をかまえるのではなく、小規模の校舎を多く設置する事で、安心かつ安全に通う事ができ、校舎内の雰囲気が窮屈でない事も魅力です。そうした親しみの持てる雰囲気から、中学進学後も通う生徒が多くいます。

 

同年、大手の塾としては初となる、個別指導教育事業を開始しました。授業をセットにして受けさせるシステムをやめ、それぞれの授業を単価制にした事で、生徒がそれぞれ必要な教科を希望するスタイルで受講できるようになりました。国語や理科はグループ指導を受講し、算数だけ個別指導で受講するといった組み合わせも可能です。

 

その他にも業界の中でもいち早く、小学校1年生からの低学年指導専門のコースや、公立中高一貫校対策コース、無料の理科実験教室など、様々な講座を開きました。

 

指導の範囲は幅広く、中学受験専門の塾というわけではありませんが、生徒それぞれに見合った無理のない志望校に合格させる事で評価されています。

 

少子化が進むにつれ、多くの子供が同じ志望校を志すというよりも、それぞれが将来の事まで考えて、1人1人の肌に合った学習や指導を求めるようになりました。

 

それにより学習や指導の内容、やり方の種類も増えています。栄光ゼミナールが掲げる標語である「自分のトップ校へ行こう」には、こうした子供や保護者の希望に応え、それぞれに最適の指導や学習を提供したいという思いが込められています。

 

使用するのはオリジナルの教材で、独自の「アタックテスト」という校内模試を年に10回実施しており、他にも外部の模試も受ける事で、習熟度の確認や志望校への合格率などを把握します。

 

学期ごとに保護者会や面談も行っており、必要が認められた場合には保護者と電話でコンタクトをとるなど、家庭との情報共有や連携もしっかりしています。オンラインで「CATS@Home」という独自のシステムを利用すれば、塾、生徒、保護者の間で連絡を取り合う事もできます。

 

ここでは模試の結果に加え、普段の授業内での漢字や計算のテストの結果を確認したり、1年を通しての学習のスケジュールや、直近での「やるべき事」を確認したりもできるうえ、生徒それぞれの学習結果データから苦手分野を割り出し、専用の苦手補強テストを作る事も可能です。

 

「公教育は社会の需要に応えるために存在しているが、塾は1人1人の需要に応えるために存在しており、個のニーズに応えながらも、社会に対しても有効に働く塾を目指す」とスタッフはいいます。

 

千葉方面の中学受験に特別強い「市進学院」

市進学院のメインは高校受験指導ですが、多数の教室をかまえ、小学生コースの中学受験指導でも強さを発揮しています。小学生コースで中学受験を目指す基本的な講座として「中学受験コース」と「公立中高一貫校受検コース」が用意されている他、千葉の名門校を目指す専用コースがある事が特徴です。

 

授業で使うメインのテキストは市進独自の「必修シリーズ」で、その他にも家庭学習用の教材である「ホームタスク」や、プリント教材も使用します。

 

毎回の授業の前後には分からない部分や授業での疑問を解決するフォロータイムが設けられており、生徒はその時間で理解を深め学習した事を定着させ、それぞれの担任は同時に生徒の学習状況を確認する事ができます。

 

集団指導の市進学院の他に、個別指導の「個太郎塾」や家庭教師指導の「市進チューターバンク」もあり、これらを併用するやり方もできます。

 

2週間1サイクルの指導で学習内容が定着する「啓明舎」

東京の小石川と新宿に校舎のある塾で、校舎数が多いわけでも知名度がそこまで高いわけでもありませんが、「知る人ぞ知る」といった趣の難関中学受験の名門塾です。2009年に「佐鳴予備校」の経営母体である「株式会社さなる」に吸収合併されましたが、以降も講師は変わらず、啓明舎専任講師のみによって指導が続けられています。

 

中学受験塾の多くでは、1単元あたりを1週間で学び、1カ月に1度確認のテストを行うという流れを繰り返しますが、啓明舎では1単元を2週間かけて学びます。

 

それぞれの教科の導入や解説をし、演習までを最初の1週で行い、2週目は定着度をみて、より発展した内容や、基礎をしっかりと身につける事を狙った授業をします。その後2週目の金曜日か土曜日の授業の際に、定着度を確認するカリキュラムテストを行います。

 

このシステムはツーウィーク・ワン・ステップ方式と呼ばれ、広く深く学習する事で、詰め込み学習で起こりがちな消化不良を避ける効果を目指したやり方です。

 

また月に1度、1カ月で学んだ2単元の確認テストがあり、翌日には採点して返却され、テスト結果によってなされた新しいクラス分けが発表されます。

 

このテストはフィードバックの材料としても重要なもので、専任講師がテスト中に生徒1人1人の答えの作り方まで見て回る事で、テスト後に的確なアドバイスをする事ができます。入試直前まで、専任のプロ講師による、弱点や抜けがないようにするためのしっかりとしたフィードバックが続きます。

 

この技術は神奈川の中萬学院にも共有されていて、中萬学院の中学受験コースは「CG啓明館」という名称です。

 

東京で公立中高一貫校を目指すなら「ena」

1972年に、創立者であり、現在enaの運営会社である学究社の社長の河端真一氏が国立市内で始めた学習塾「国立学院」が起こりで、「難しい事を優しく教える」を理念に、また「日本一の私塾を作る」事を目標としていました。

 

数年後には生徒の数は200名を突破し、1985年には他塾よりも早く株式を店頭公開するに至り、以降、難関校受験指導の部門を独立させたり、国立学院予備校を開いたりして、1996年にそれらを統合し「ena」と名称を変えました。

 

2001年から実施された東京における都立高校改革にあたり、都立を目指す生徒が増える事を予測して、都立高校受験を目標とした指導に力を入れ、同時に都立中高一貫校受験への対策にも着手しました。

 

中央線、京王線、西武線沿線を中心として校舎を展開していましたが、近年は公立中高一貫校への通学圏を考慮して、東京23区内においても校舎を増やしています。

 

2017年の合格実績においては、都立中高一貫校への合格者数は738名にのぼり、「公立中高一貫校を目指すならena」という評判が東京には浸透しています。

 

公立中高一貫校対策を本格的に開始したのは、武蔵中と立川国際中が開校して都立中を目指すための対策について問い合わせが増加した2007年度からでした。試験での出題の傾向やその経年変化といった試験対策から、適性検査で見られるポイントなどまで細かく分析して、合格者を多数輩出しました。

 

enaでは公立中高一貫校を目指すために、「勉強量」と「点数のまとめ方」を重視しています。

 

「勉強量」については、私立対策の講座に週に1回公立中高一貫校の対策講座や作文講座をプラスする程度では不十分、「勉強時間は私立中学受験対策以上に求められる」として、enaは公立中高一貫校を目指す場合、小学校5年生6年生なら、通常の授業だけでも週に300分にもおよんで指導をします。

 

「点数のまとめ方」というのは、試験における最低限の合格点は実際のところさほど高くなく、ほとんどの学校では40%ほどで合格できるし、より要求のゆるやかな学校では30%程度で合格する事ができます。よって、試験では難しい問題に取り組むよりも、先に解ける問題から手を付ける方が良い結果につながりやすい、という事です。

 

さらに、中高一貫校の受験においては高い読解力や文章力が要求されるという印象がありますが、名門御三家で求められるほどのレベルの高度な読解力や文章力が必要というわけではありません。

 

複雑に文章の内容を読み解いたり、難解な文章を書いたりといった力は必要とされず、歳相応の語彙や文章を組み合わせて正しい答えを書けば、合格点に達する事ができるのです。

 

副社長の池田氏は「長く私立の受験指導にあたってきた講師の認識改革が困難だが、enaに多く在籍する20代の講師が中心になって、生徒を公立中高一貫校に合格させる指導法を会得してくれた」と言います。

 

2013年度からは公立中高一貫校対策を目的とした独自教材を導入しています。また私立中学受験部門の「egg」で使用している教材は四谷大塚の「予習シリーズ」です。

 

完全個別指導でありながら高い合格実績をもつ「TOMAS」

1クラスは6名までを限度に、能力別少人数指導塾として新宿に設立された、株式会社日本教育公社から発展したのがTOMASです。

 

現在の取締役相談役である岩佐実次氏が、少子化の動きを見越し、1990年に完全個室での1対1の個人指導システムに切り替えました。しかしそのころは個別指導塾というと、集団での講義についていけない生徒が通う補習目的の塾という見方が強かったうえに利益もあがりにくいという考えがあったため、社員からは反対の声が出ていました。

 

ですが、中国においては一人っ子政策の影響から、親戚の子供たちの中で最も将来が見込める子供に教育費を使うというやり方をしていると聞いていた岩佐氏は、「日本でも子供が減るが、いなくなるわけではない、これからの教育には質の高さが求められる。授業料が安価であっても、指導の質が悪ければ生徒は集まらない」と予測していたのです。

 

完全なマンツーマンシステムによって授業料は高くなるので、それでも授業を受けたいと思ってもらえるような質の高い指導のできる講師を育てなくてはなりませんでした。

 

講師の募集や選考に際しては学力を重視し、「教育はサービス業」と考え、研修を怠らないように徹底し、学生講師には「研修は厳しいが、いずれ社会人となった時、就職先を問わず通じる力を育てる事ができる」と伝えていました。

 

現在トーマスの講師の多くは学生講師で、その中でも指導力によってランク分けがなされています。「エッセンシャル」と呼ばれるランクの講師と、「スーパーエッセンシャル」と呼ばれる、より指導力の高い講師の2種類で、講師のランクによって授業料が違います。

 

正社員は主に、生徒につける講師を相性によって判断したり、生徒の学習スケジュールを組むといった「担任」としての指導を行う役割を担っています。

 

1990年以来トーマスでは授業料の変動がありません。また他にも経営方針として「M&Aなどによる安易な事業拡大は避ける」「新校舎の開校は年間5校舎未満におさえる」「会社に親族を入れてはならない」などがあり、塾業界の中では提携や校舎拡大などの動きが目立つ中でも、独自のやり方で運営を続けています。

 

子供は「教えてもらった通りに育つ」というよりも「教えた人のように育つ」効果が大きいため、トーマスの個性的なやり方があってこそ、子供の個性を引き出す教育が可能になっているのです。

 

トーマスは個別指導塾ですが、受験の合格実績が高い事も特徴的です。岩佐氏は「近年の実績に辿り着くまでに10年必要だった。昨今は個別指導塾増加の傾向がみられるが、合格実績の高さはそう簡単には真似できない。サービス業として一流の個別指導塾を作り上げるには長い時間が必要」と言います。

 

その言葉通り、個別指導塾が年々増える中でも、トーマスのような高い合格実績を出す塾はなかなか現れません。これこそが、トーマスが長い期間をかけて築いてきた価値の証といえるでしょう。

 

トーマスの「個別指導は個性教育の基本」という理念の意味の及ぶところは、勉強に関係した事だけではありません。個別指導のため授業の時間を生徒の都合に合わせやすく、部活や習い事も諦めずに取り組む事ができます。

 

トーマスの授業で効率的に学力を伸ばし、同時に興味のある事や好きな事に打ち込み「プラスワン」の個性を身につける事は、国際社会でも通じる力を持った子供を養成するという意義もあります。「社会への教育的恩返し」として、トーマスは積極的に芸術活動やスポーツにも関わっています。

 

トーマスの運営会社であるリソー教育では、プロ家庭教師のみを派遣する「名門会」、医学部受験専門の「メディックTOMAS」、名門小学校や幼稚園受験の「伸芽会」などあらゆる質の高い教育ブランドを展開しています。

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