反抗期は子供の自発性を育てる

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反抗期の子供

もっと小さい頃は素直だったのに、最近は何でも反抗して困ってしまう…そのように嘆く親御さんは少なくありません。しかし、反抗期は子供の自発性を育てる大切な時期なのです。詳しく見ていきましょう。

 

反抗期を通して自立心が育つ

「素直な良い子」。この言葉に悪いイメージを持つ人はいないでしょう。しかし、素直すぎるのは問題です。いつも受け身で、自発的な行動ができなくなっているからです。子供は始めのうちは、親に何でもしてもらわなければ生きていけませんし、親に素直に従います。しかし、3歳ころになると反抗期に入り、親に何かされそうになると「イヤ!」「自分で!」と言うようになります。

 

そう言っても、自分で何でもできるわけではありません。だからつい親もすぐに手出しをしたり、子供自身にやらせなかったりしがちですが、それでは子供の自我の芽生えを妨げ、自立しようとする心を育てることはできません。

 

小学生にもなれば、子供だけの力でやれることもたくさんありますが、それでも何でもしてやったり、親の指示に従わせようとしたりしている親御さんは少なくありません。子供が反抗してきてもそれを押さえつけようとする人もいます。

 

この頃の子供が親に反抗したり、指示に従わなかったりするのは、自己主張の表れです。親に向かって、自分は親とは違う人間であること、自分なりの考えがあること、いつでも従うわけではないことを主張しているのです。こんなにはっきりと自己主張ができるなんて、すごいことだと思いませんか?

 

もちろん、自己主張ができるのは素晴らしいとはいえ、何でも子供の言いなりになっていいわけではありません。自分の考えを主張するのであれば、その考え通りに、最後まで行動するべきです。そして自分の考えに基づいて行動したことで失敗してしまったなら、その責任も自分で負わなければなりません。自己主張をするのであれば、そこまでやらなければならないことを、子供に教えましょう。

 

反抗期は説得力を磨くいい練習

幼い頃には親の言うことになんでも従ってきた子供でも、反抗期になると自分の考えを主張するようになってきます。自分の考えを相手に理解してもらい、自分が思った通りに行動するためには、相手を説得する力がなくてはなりません。反抗期は、子供の説得力を伸ばす良いチャンスと言えるでしょう。

 

子供が反抗的なことを言い始めると、親としてはつい「口答えしないの!」とか「言うことききなさい」とか言いたくなりますが、そこはこらえて、子供の主張していることをじっくり聞いてあげてください。反抗してきたということは、自分の頭で物事を考えることができ、しかもそれを相手に伝えることができたということなのだと考え、成長を喜びましょう。

 

もちろん、始めから大人を説得できるような正しい意見が言えるわけではありません。それでも最後まで聞いてあげて、それから「ここはちょっと間違っているようだよ」というように、親の意見を言うようにしましょう。

 

子供が主張してきたときに、それをろくに聞きもせず押さえつけようとすると、子供はもっと反抗的になるでしょう。しかし話を聞いてもらえたと感じられれば、気持ちは落ち着くはずです。

 

親子で話し合って「自分の意見はちょっと間違っていたかも…」と気づいても、それを素直に認められないこともあるでしょう。それはそれでよいのです。大事なのは、親子がそれぞれ考えていることを、互いに伝え合うことです。繰り返すうちに、相手の気持ちがわかり認められるようになるでしょう。

 

人間は、人と関わらずに生きていくことはできません。だから、相手に自分の考えを伝える力や、相手の考えを理解し受け止める力が必要不可欠です。反抗期は、その力を育てるよい機会です。

 

反抗期に自分の頭で考え、自分の考えを伝える力が育っていけば、世の中のいろいろなことに疑問をもち、それを納得いくまで追及する態度も身に付いていくはずです。この時期の子供の意見を、親は押さえつけないようにしましょう。

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