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失敗経験から成長していける子に育てる

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テストで0点

人間は誰でも失敗をするものですし、失敗すれば誰でもくやしいものです。ですから、我が子が失敗しないようにと願ってしまうのも自然なことでしょう。しかし、失敗は子供が成長するチャンスです。失敗の経験から子供が成長していけるようにするために、親はどのように関わっていけばよいのか見ていきましょう。

 

失敗したら、チャレンジしたことをほめよう

人間はたくさんの失敗をしながら生きています。大人でも、失敗すれば悔しいですし、恥ずかしい思いをすることもあります。子供もそれは一緒です。しかし、失敗の中にこそ、成功のための手がかりが隠されているのです。

 

人間は失敗を繰り返しながら、いろいろなものを発明してきました。今はとても便利な世の中ですが、その便利な技術は、過去の失敗があったからこそできあがったものです。偉大な発明や発見も、たくさんの失敗の後にようやく生み出されたものであり、失敗の中から手掛かりが見つけ出されて生まれたものなのです。

 

さて、子供がよくやる失敗は、初めてのことに挑戦して失敗してしまうというものです。どんなことでもはじめからうまくいくことの方が少ないのですから、この失敗はよくあることです。

 

しかし子供からしてみれば、失敗してしまってがっかりしてしまっていることでしょう。こんな時は、初めてのことにチャレンジしたその気持ちに注目し、大いに褒めてあげてください。そうすれば、子供は再び挑戦する気持ちがわいてくるはずです。

 

子供がまたやる気を出して挑戦したなら、子供がうまくできるようになるまで見守ってあげましょう。2回目も失敗してしまったとしても、1回目よりは上手にできたところがあるかもしれません。その時はそのことを話して、褒めてあげてください。子供はきっと、3回目のチャレンジに意欲を燃やすことでしょう。

 

チャレンジしなかったことで失敗することもあります。例えば、テスト前に勉強しなかったために、ひどい点数をとってしまったという失敗。よくあることですね。あまりしない方がよい失敗ではありますが、この経験から「やっぱりテスト前は勉強しないとだめだな」と反省して、次から気をつけるようになるのであれば、この失敗も無意味ではありません。

 

こうすれば子供は親のアドバイスに耳を傾ける!

ちょっと注意が足りずに失敗してしまうことも、よくあるものです。漢字は正しく書けているのに送り仮名を書き忘れたために、点数が下がってしまったという経験、ありませんか?子供もよくしてしまうミスです。こんな時、あなたなら子供にどんな言葉をかけますか?

 

「何やってるのよ、ちゃんと正しく書けてるのにこんなうっかりミスをするなんて!」などと叱ってしまう人が多いかもしれませんが、このような言葉をかけられると、子供は失敗からヒントを見出すことができません。

 

なぜなら、失敗してしまってくやしい思いをしているのは誰あろう子供自身なのであって、そんな気持ちの時に頭ごなしに叱られてしまっては、素直に親の言葉を聞く気にはなれないからです。

 

まずは、うっかりミスをしてしまってくやしい子供の気持ちをわかってあげましょう。「ちゃんと漢字は書けていたのに、悔しいね」と共感するのです。そうしてから、また同じ失敗を繰り返さないためにはどうしたらよいのかを、子供自身に考えさせます。

 

テストの問題を全部解いた後に必ず見直しをすること、そしてその際、指で問題文や答えをなぞりながら見直すと、うっかりミスに気づきやすいことなどを、必要に応じてアドバイスしてあげましょう。

 

失敗は勉強の時だけに訪れるのではありません。お手伝いをしようとして失敗してしまうことも、子供にとってはしょっちゅうあることでしょう。自分でコップに牛乳を入れようとしてこぼしてしまう、なんていうのもその例です。

 

子供がお手伝いで失敗してしまうと、親はその後片付けをしなければならないので大変です。そうなると、失敗した子供を責めてしまいがちですが、そこはぐっとこらえて。怒鳴り声を出す前に、「服は濡れなかった?気持ち悪くない?」などと、子供を気遣ってあげましょう。

 

すると子供は「失敗したのに怒られなかった。その上自分を気遣ってくれた。うれしいな」と思い、失敗したことでこわばってしまった心が和らぎます。

 

子供の気持ちがほぐれたところで、失敗しないようにするにはどうしたらよかったか、アドバイスをしてあげましょう。きっと子供は素直に聞いてくれるはずです。

 

さて、失敗から得られるのは、成功するための手がかりだけではありません。それは悔しいと思う気持ちです。この気持ちがなければ、私たちは再挑戦する意欲をもてません。悔しい気持ちがあるからこそ、「次こそは絶対にうまくやってやる!」と意欲を燃やすことができるのです。失敗して「悔しい」という気持ちを味わうことも、とても大切なことなのです。

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