facebook Twitter Google+ はてなブログ feedly

子供が堂々と「勉強が好き」と言える環境づくりをしよう!

Pocket
LINEで送る

勉強する女子学生

あなたのお子さんは勉強が好きですか?「嫌いです」と答える親御さんは少なくないでしょうけれど、本当は勉強が好きなのに、親子共々「勉強が好き」と言えないだけなのかもしれません。この場合、本当の「勉強嫌い」につながる可能性大です。詳しく見ていきましょう。

 

勉強も「得意」の一つになるアメリカ

子供たちはみな、何か一つは得意なものを持っています。ピアノやバレエ、ダンス、絵を描くこと、などなど。就学前の子供たちであれば、ちょっとできることがあれば得意げに周りの人に言ってまわるでしょう。

 

しかしそれも学校へあがる前までのことです。多くの子供たちは小学生にもなると社会性が身につき、だんだんと自分の得意なことを大っぴらには言えなくなってきます。得意なことがあってもそれを進んでは言おうとしなかったり、「そんなにうまくないよ」などと謙遜したりするようになります。

 

得意なことが勉強であった場合、その傾向はますます強まります。学齢が進むほど、「勉強が好き」などと言える子供はいなくなるでしょう。勉強は「得意なこと」という分野には含まれていません。

 

「勉強が好き」と言うと「頭がいい」と自慢しているようだからなのか、生真面目なガリ勉といったイメージが付きまとうからなのか、どちらにせよ大きな思い違いです。

 

でもこれは日本にありがちな話であって、アメリカではこのような風習はありません。アメリカの子供たちは何歳であれ、自分が得意なことをとても自然にアピールします。特に秀でてうまくなかったとしても、自信満々で伝えようとします。

 

子供だけがそうなのではありません。親も子供のことを「こんなことが得意だ」と自信たっぷりにアピールします。そんな親の様子を見て、子供は「みんなの前で褒められた」とうれしくなり、ますますやる気が出ますし、自分自身のイメージがよりよいものになり、さらに自信がつくというわけです。

 

これは勉強の場合も同じです。得意なことが勉強であれば子供は堂々と「勉強が好き、勉強が得意」と言います。

 

アメリカでは、勉強が好きなことは偉いことだとは捉えられません。逆に、勉強が好きだとつまらない人間だというイメージもありません。勉強は、ピアノやバレエなどと同じく「得意なもの」「好きなもの」の分野の一つとして存在しています。

 

だから、勉強を頑張っていることは人に内緒にしておくことではないし、勉強ができても謙遜することもない、これは日本と全く違うアメリカの風習だと言えるでしょう。

 

「勉強が好き」と言いにくい日本

勉強好きも一つの個性として認められているアメリカに対して、日本は「勉強が好き」「勉強が得意」と言いにくい風潮があります。勉強が好きでも、成績が良くても、それを大っぴらに言ってはいけないような雰囲気が、日本にはあるのではないでしょうか?

 

家の中では勉強している姿が見られないと叱られるのに、家の外では勉強しているようなそぶりは見せられません。それに、頑張って勉強したとしても、他の人の前で親からそのことを褒められることはありません。褒められるどころか、「この子全然勉強しないのよ」などと言われることもあるほどです。

 

子供の立場に立って考えてみてください。こんな雰囲気の中で「勉強しよう」などと思うでしょうか。反対に「どんなに勉強したって、それをアピールできないし、褒めてももらえない。それなら勉強なんていっそやめてしまおう」と思ってしまうでしょう。

 

親も子も「勉強が得意だ、好きだ」と言ってはいけないという思い込みにとらわれてしまったがために、このような残念な結果になってしまったのです。

 

本当に勉強が好きで成績も良いのであれば、「勉強が得意だ、勉強が好きだ」と思われないようにするために、余計な神経を使うのはやめればいいと思います。ピアノであれ勉強であれ、好きなら好き、得意なら得意と堂々と言えれば、そこから私たちを取り巻く世界が少しずつ変わっていきます。

 

「サッカーが得意」というのは、その子の個性です。「成績が良い」というのも、やはり同じくその子の個性です。ですから、それを内緒にしなければならない理由はどこにもありません。

 

子供が自分から「勉強が得意」「勉強が好き」と言うのは、ハードルが高いかもしれません。ですから、親から実行してみましょう。「この子は本当に野球が好きでね」と言うのと同じ感覚で「この子は勉強が好きみたいなのよ」と言えばいいのです。

 

まず親が口に出して勉強が好きなことや得意であることを認めてあげれば、子供だって「ああ、自分の特技はこれなのだな」と自覚し、もっと勉強が好きになるでしょう。そしてもっと成績も伸びていくでしょう。

 

勉強であれ何であれ、その子が好きなことや得意であることは、家の中でも家の外でもどんどん口に出して言えばよいのです。そうすることで好きなことはもっと好きになり、得意なことはもっと得意になります。

 

親が率先して言ってやることで、子供たちも次第に、自分の得意なことを自然な形で自ら口にすることができるようになるはずです。「勉強好きだと思われてはいけない」という風習にとらわれず、アメリカの良いところを真似してみてはいかがでしょう。

Pocket
LINEで送る

このページの先頭へ