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子供に何かを習慣づける時のコツとは

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勉強を習慣にした子供

子供には、良い習慣をつけさせたいものですね。学校から帰ってきたら宿題をする習慣、読書をする習慣、運動をする習慣、などなど…。しかし、親がそう思っていてもなかなかうまくいかないのはよくあること。しかし、子供に何かを習慣づけるには、いくつかコツがあるのです。

 

まずは子供の「やりたくない」気持ちを理解しよう

子供に何かを習慣づけさせたいのにうまくいかない…そう思っている方、お子さんはもしかしたら、そのことが好きではなかったり苦手だったりするのではないでしょうか?大人でも、そういったことに進んで取り組むのはなかなか難しいものですよね。やらなければとわかっているのに、つい先延ばしにしてしまう経験、親御さんにもあるのではないでしょうか。

 

反対に、人間というものは好きなものであれば進んで取り組むし、驚くほどの集中力を見せるものです。「うちの子は飽きっぽくて困るけれど、よく考えてみれば、大好きな漫画であれば時間を忘れて読みふけっているわ」などと思い当ることもあるのではないでしょうか。

 

親がさせたいと思うことについては興味がないために集中できないけれど、好きなものであれば集中できる力は持っているということです。

 

しかし、だからと言って嫌いなものを好きになるのは、難しいことです。そして、誰かにそれを「やりなさい」と言われたらますますやりたくなくなるものです。

 

勉強せずにテレビを観ている子供を見て「勉強しなさい」と声をかけたら反発された、という経験はありませんか?この時の子供は、勉強は嫌いなので後回しになっているけれど、やらなければならないということはきちんと分かっています。だから、人からやれと言われて反発してしまったのです。

 

大人でも、このようなことはあるのではないでしょうか。夕御飯の支度が億劫で、ついテレビを観てダラダラ…。そんな時に「夕御飯まだなの?」と言われたら、ムッとしますよね。

 

子供に何かをさせたい、でも子供はそれが嫌いなようだと思ったら、まずはその気持ちを理解してあげましょう。「テレビは面白いもんね。テレビをやめて勉強するなんて、気が重いよね。お母さんも夕御飯のしたく前は、あなたと同じ気持ちになるわ」というように。

 

子供に何かを習慣づけさせたいと思ったら、まずは「嫌いなことはやりたくない」という気持ちに共感することから始めるべきです。

 

コツを押さえて子供に良い習慣をつけさせよう

子供に良い習慣をつけさせたいと思ったら、そのためのコツを理解しておきましょう。

 

一度にいくつも習慣づけさせようとしない

人間、一度にいくつものことを習慣づけようとしても難しいものです。子供に何かを習慣づけさせる時も、1つずつ身に付けさせるように心がけてください。

 

勉強の習慣をつけさせたい親御さんは「帰ってきたら机の前に座って勉強をする」ということが1つの事だと思っているかもしれません。しかしこれは「帰ってきたら机の前に座る」ということと「勉強をする」ということの2つで成り立っています。これらを一気に身に付けさせようとしてしまうからうまくいかない場合もあります。

 

学校から帰ってきて机の前に座っている、でもやっていることはマンガ読み…。親としてはつい、「座っていると思ったらマンガなんか読んでいるの!?勉強はどうしたの!」と言いたくなってしまいますね。

 

しかしまずは「帰ったら机の前に座る」という習慣をつけさせなければならないのですから、最初は、座っていたら何をしていても良しとしなければなりません。約束を作るなら、「帰ったら机の前に座って勉強する」ではなく、「おやつの後には机の前に座る」とか「何時までには机の前に座る」などというものにしましょう。

 

「帰ってきたら机の前に座る」ということが習慣づいてきたら、次に時間を設定してみましょう。最初は5分も座っていられたらOKです。それができたら「よくできたね!」とほめて、終了させてください。ここで「あと3分くらいいけるんじゃないの?」などと欲張って延長しないでくださいね。約束の時間が来てホッとしている子供にしてみれば、「まだやるの!?がっかり…」という気持ちになることでしょう。

 

約束の時間を守って我慢し、できたら褒められて、「ああよかった、終わった」と安堵する。この経験の積み重ねが大切です。我慢したらいいことがあったな、という経験が足りないと、根気強く続ける力は育ちません。それに、子供には約束を守る人間になってほしいですよね。であれば、大人も約束は大事にしなければなりません。

 

5分座っていられるようになったら、少しずつ座っている時間の約束を長くしていきます。そしてそれができたら褒めて終了する、ということを繰り返していき、最後には、机の前に座ったら勉強をする、ということを目標にして、少しずつ取り組ませるようにしていきましょう。

 

とにかくほめる!

習慣づけには、褒めることが欠かせません。親が習慣づけさせたいと思う行為を、子供がやれた時には、必ず褒めてあげましょう。叱って習慣づけさせようとする人もいますが、これはおすすめできません。

 

例えば、学校から帰ってきたら机の前に座るという習慣をつけさせたい時、座ることができたらほめる、というのはいいのですが、座らなかったら叱るという方法は良くないのです。これでは「机の前に座るのは叱られないようにするためだ」という意識が出来上がってしまいます。机の前に座るのは勉強のためである、という意識は育ちません。

 

約束が「帰ってきたら机の前に座る」ということであれば、それができたら時間はどうあれ、しっかりと褒める。逆に、座らなかったとしても叱らない。ましてや、「たったそれだけの時間しか座っていられないの?」などとけなしてはいけません。

 

このように、子供に何かを習慣づけるにはコツがあります。小さなことから1つずつ約束を決めて、親子でその約束を守り、子供ができた時には褒める、できなくても叱らない。これを頭に置いて、毎日続けさせましょう。

 

もちろん、すぐには習慣づかないかもしれません。しかし、焦ってはいけません。親が根気強く見守ってあげればきっと習慣づくことでしょうし、子供はそんな親の姿から、根気強さをも身に付けることになるでしょう。

 

子供に本を読む習慣をつけさせたいなら・・・

子供の本離れが進んでいます。幼い子供ばかりではなく、大学生くらいの年齢の人でも、本を読まない人が多い時代です。しかし、子供には本を読む習慣をぜひつけてもらいたいと思います。本を読むことで、いろいろな知識が得られますし、純粋に本を読む楽しさを知ってほしいものです。

 

しかしもっと大きな理由があります。それは、何をするにも文字を読み内容を理解する力は必要不可欠であり、読書をすることでその力が身に付くからです。人間は成長するにしたがって、何かを読んで内容を理解しないと先に進めない局面がたくさん出てきます。

 

授業でもそうです。国語はもちろんのこと、算数でも文章問題がありますから、読んで理解する力が必要です。計算能力がいくら高くても、問題文の意味が読み取れなければその問題の答えは出せません。他の教科も同様です。問題文を読んで理解できなければ、どんな問いにも答えられないでしょう。

 

文章を読み解く力の必要性は、学校にだけあるのではありません。仕事をするようになれば、様々な書類を読むことになるでしょう。そんな時にも書いてある内容が理解できなければ仕事を進められません。電化製品には取扱説明書がつきものですが、これを読むことができなければ、便利な家電も使うことができません。

 

ですから、本が大好きにならなくてもよいから、文章を読むのが苦ではないくらいに、そしてできるだけスムーズに文章を理解することができるようになっておく必要があります。

 

あまり本を読もうとしない子供には、親御さんの方から本を読むように勧めてみましょう。もちろん、普段本を読まない子供にただ「読め」と言ってもうまくいきません。年齢や発達段階に合わせて、適切な働きかけが必要です。

 

本を薦めるのに最適な時期は幼児期と、小学校低学年の頃、そして高学年の頃だと言われていますが、幼児期と小学校低学年の子供であれば、親御さんからの本の読み聞かせが最適です。子供は、自分で読むのは好きでなくても、読んでもらうのは好きだということが多いものです。

 

お子さんが集中して話を聞けないタイプであれば、時々本から離れた話をしても問題ありません。雑談を挟みながらでもいいのです。間違っても、「余計なことは言わず最後まで聞きなさい」などと言ってはいけません。

 

そんなことを言われながら我慢して聞いていたのでは、本が好きになるどころか、ますます本から離れていってしまうでしょう。本を読むのは楽しい、という経験をさせてあげなければなりません。

 

途中で読み聞かせが中断してしまっても構いません。何度か繰り返すうちに、一冊読み切ることができればそれでいいと考えましょう。

 

本が身近なものになってきたら、今度は「ひとりで読んでごらん」と言葉かけしてみましょう。読むのは子供が好きなジャンルから選びます。そして、最初は文字数の多いものよりは少ないものを、読みやすいように文字は大きめサイズのものを、そして短めのお話で、挿絵も楽しげなものを選ぶといいですね。これなら、本に慣れ始めた子供でも、読み切るのが簡単です。

 

最初から文字数が多くて長いお話にチャレンジさせてしまうと、途中で疲れたり、嫌になったりしてしまうかもしれません。短くていいので、「やった!自分で最後まで読めたぞ!」と感じる経験をさせてあげましょう。それが、子供に本を読む習慣をつけさせるために大切な経験なのです。

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