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子供の習い事、大事なのは結果を期待しないこと

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水泳教室

習い事をたくさんすることについては賛否両論ありますが、習い事の数に関わらず、子供に習い事をさせる時には親のスタンスが大事になってきます。それが明確でないと、本当は親がやらせたいと思っているのに、子供がやりたいのだと勘違いしてしまい、結果を出すことを望み過ぎて子供を追い詰めてしまいます。

 

親が習い事で子供を苦しめてしまうケース

子供の習い事に対する親の方針としては、大きく2つのタイプに分かれるようです。1つは「習い事は1つに絞り、じっくりと取り組ませる」タイプ、もう1つは「良さそうだと思ったら、とにかく何でもたくさん習わせる」タイプです。どちらのタイプであっても、親が結果を過剰に求めるようになると、子供を苦しめる結果になります。

 

1つ目の「じっくり」タイプの親御さんは、「1つしか習っていないのだから、頂点を極めるつもりでやってほしい」と思いがちです。

 

頂点を目指すのはもちろん素晴らしいことですが、過剰な期待をかけすぎて「一生懸命やるべき」「成果を出すべき」と思ってしまう恐れがあります。子供がその習い事の才能があると思い込んでいるために、期待が大きくなりすぎていることもあります。

 

習い事は、しょせん親が決めて子供にやらせていることです。それなのについ子供に成果を求めてしまいがちです。子供はそんな親に対して「面白いわけではないけど頑張らなくちゃ。頑張らないのは悪い子なんだ」と思って習い事に取り組み続けるわけです。何とけな気なことでしょう。子供は親に愛されたいものなのです。

 

もう1つの「何でもたくさん」タイプの親御さんも、同じように結果を求めてしまう可能性があります。この場合は、何が子供に向いているのかやってみないとわからないから、何でも手当たり次第にやらせてみようとするのですが、やはり気持ちが高まりすぎて結果を出すことを望んでしまうことがあります。

 

「いくつもの習い事に通わせてたくさんの時間とお金を費やしているのに、何も身につかない」「何も習っていない子の方ができていることがある」親がこのように思うようになると、子供にとってはプレッシャーです。

 

しかし、この場合もやはり親が習い事を決定しているのだということを忘れてはなりません。親が決めているのだから、子供が進んでやろうとしなくてもそれは当然だと言えるでしょう。

 

子供には無限の可能性があるとはいえ、どんなものでもうまくやれるというわけではありません。でも、習い事への思いがエスカレートしてしまうと、始めは「たくさんのことを試してみるだけ」という気持ちだったのに、いつしか欲が出てきて「何に対しても結果が出なくては」という気持ちに変化してしまいます。

 

どちらのタイプにせよ、結果を出すことを要求するようになると、最も愛しているはずの我が子を苦しめることになってしまいます。親の思いが強くなりすぎた時の被害者は、誰あろう自分の子供なのです。

 

習い事は子供の刺激となるものと考える

どんな習い事でも、習わせようと決めるのは親です。ですから、どのような習い方にするにせよ、やってみて向いていないようであればいつでもやめる、たくさん習った中で1つでも子供に合うものが見つかれば儲けもの、親はそのようなスタンスでいるべきです。

 

そうすれば子供は、自ら自分がやりたいことを選び始めるでしょう。複数習っていたとしても、最後は本当にやりたいことだけが残るはずです。どんなに苦しくてもやり続けるようなガッツは身につかないにしても、習い事は子供にとって大きな刺激となります。

 

何もせずぼんやりと日々を過ごさせるよりも、習い事をさせることで刺激を与えれば、その他のことと両立させるために時間を調整する力や、頭のスイッチを切り替える力などが身につきます。それに、なにもその道を極めなくても習い事の経験は子供の幅を広げてくれます。

 

刺激を受ければ子供はグンと成長するものです。単調な毎日が変化に富んだものとなります。そして、親だけが子供にそんな刺激を与えることができます。親が結果を求めすぎることさえしなければ、習い事から受けた刺激は子供にいろいろな力をつけさせてくれるのです。

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