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学校の主役は子供たちだ!

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運動会の主役となる子供

今の学校には、学級崩壊を始めとした、様々な危機的状況があります。その原因は単純なものではなく、いろいろな要因が複雑に絡み合っています。このような状況を打破するにはどのような手立てが考えられるのでしょうか。

 

子供たちを学校づくりに参加させて

今、小学校では、低学年から学級崩壊が起こるのが珍しいことではなくなってきています。これは単に学校が悪いとも家庭が悪いとも言えず、簡単に原因を求めて解決できる問題ではありません。だからと言って、こんな状況を改善するための手がないわけではありません。

 

その一例として、子供たちの学校づくりへの積極的参加についてお話しましょう。これは、学校づくりに教師陣だけでなく、子供やその親たち、地域の人たちが積極的に参加して、全ての子供たちが自分を大事にした生き方ができるようサポートし、自分の事は自分で決め、責任を持つ姿勢を育てようではないかという考え方です。

 

特に大切になってくるのは、「子供自身を学校づくりに参加させよう」ということです。

 

最近の日本では、このような取り組みが徐々に行われています。それでも世界的に見たら遅れている方です。なぜ他国に比べて遅れてしまったのかというと、いまだに日本の多くの人が「未熟な子供に大きな権利を与えるのは危険だ。そんなことをしたら義務と権利をはき違え、自分勝手な人間を育ててしまう」と考えているからと考えられています。

 

そのような考えから、荒れる子供たちに対して大人は上から押さえつけるやり方をとってきました。なぜ子供たちが荒れるのかと言えば、大人に対する信頼感が持てなかったり自尊心が高められなかったりしたためにやけを起こしているからです。

 

そんな子供たちに対して「押さえつけ」という方法をとっても、ますます大人も自分自身をも信じられなくなり、悪化の一途をたどるばかりです。子供に権利を与えず押さえつけても、今の状況をよくすることはできません。ならば、もっと子供たちに学校づくりを担わせて、より良い学校を作っていこうという考えが徐々に広まってきています。

 

子供が主役になれば学校は変わる!

小学生といえばまだまだ幼い年齢ですが、その頃から学校づくりに参加するとどのようなことが起こるのでしょうか。

 

子供たちも学校を作っていくということは、大人たちは対等の者として子供たちの考えを聞くということですから、子供たちの中に大人に対する信頼感が育ちます。また「自分も学校を作っている一人だ」という自覚も生まれ、自尊心が高まります。

 

「僕が学校の主役だ。僕が学校を動かしているんだ」という気持ちをもつことで、プライドが高まり、生きていくパワーがあふれてきます。また、自分たちが学校を作っているということはすなわち、学校でのことは自分が責任を持つということでもあります。すると、今学校で起こっている危機的状況に対して、自分たちで解決しようとするようになります。

 

低学年の子供には難しいのでは?と思われるかもしれません。それでも、クラスのお楽しみ会を計画させたり、子供たちの意見を取り入れながら授業を発展させたりしていきます。

 

自分たちでいろいろと考えて計画し実行することは、自分たちで学校を動かしているということです。そんな経験から学校生活への満足度が高まり、自分たちのことは自分たちでやっていく力が育ちます。

 

これからは、子供たちが主体となって学校を作り、地域の人たちにも積極的に教育の場に立ってもらうことが必要です。その中で教師の立ち位置は、子供たちの学びをコーディネイトしていく場所にあります。それが未来につながる学校の姿だという考えがあるのです。

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