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頑張ってもなかなか成果が出ない子供にかける言葉

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鉄棒の練習を頑張る子供

「頑張れば何でもできる」と子供には教えたいですが、どんなに頑張ってもなかなか成果が出ないことも確かにあります。そんな時、子供にどんな言葉をかけるのがいいのでしょうか。

 

成果が出なくて悔しいのは子供自身

何でも簡単に成果が上がるものではありません。つらい思いをしながら努力を続けなければならないこともたくさんあります。これは勉強にも言えますし、習い事やスポーツにも言えることです。

 

しかも、努力さえすればすぐに成果が出るとも限りません。一つのことができるようになるまでに、1週間練習すればよい子もいれば、1か月続けなければできない子もいて、人それぞれです。

 

目指すものの内容にもよります。それが苦手な子供は、得意な子供に比べて達成するまでに時間がかかるでしょう。得意不得意は子供によって違います。算数が苦手な子供は、得意な子供に比べて、成績を上げるのに時間がかかるのは当然のことでしょう。

 

自分の子供が、周りの子たちに比べて、達成するまでに時間がかかってしまう場合、親としてはとてもやきもきするものです。しかし、友達と同じだけ努力しているのになかなかできなくて、一番悔しい思いをしているのは、誰あろう子供自身です。親がその気持ちを一番理解してあげなければなりません。

 

子供の頑張りを認め、昨日よりちょっとでも前進できたときには、思い切りほめてあげましょう。いらだつ気持ちは分かりますが、「どうしてあなただけできないのかしら」「こうしなさいと何回も言っているでしょ!」などと非難じみた言葉をかけるべきではありません。子供はたちまちやる気をなくし、努力し続ける力を失ってしまいます。

 

なかなか上達しない時は「プラトー現象」のせいかも…

勉強にせよ習い事にせよ、どんなに一生懸命努力してもなかなか成果が上がらないという時期が、誰にでも訪れます。始めたばかりの頃は、練習量に比例して上達していきます。しかし一定のレベルまで達した後、どんなに頑張ってもうまくならない時期がやってきます。

 

このことを「プラトー現象」と言います。プラトーとは高原という意味です。それまでは、するすると山を登っていたのに、ある程度進むと突然高原が広がり登れなくなってしまった…というように、急に伸び悩んでしまう時期が来るのです。

 

どんなに頑張っても上達しないのですから、「自分には力がないのかも」「がんばっても無理なのでは」と思うのも当然で、今まで頑張ってきた勉強や習い事、スポーツなどをやめてしまう人も多くいます。

 

スイミングを習い始めたばかりの子供は、練習すればすぐに何メートルかは泳げるようになるでしょう。しかし問題はその後です。25メートルプールの半分くらいまでは何とか行けるのに、その先は一生懸命練習してもなかなか行けないなどの壁にぶち当たってしまう。つまり、プラトー現象が起こってしまうのです。

 

多くの人が、努力をすればしただけ成果が上がると思いがちです。でも現実はちょっと違います。どんなに努力を続けてもうまくならない時期があるのです。しかし、あきらめずに頑張り続けていると、ある日突然、何かコツのようなものをつかんだ気持ちになる瞬間が訪れます。そしてそれを機に、これまで以上のスピードで上達していきます。

 

努力と成果は比例しません。一定の努力に対して、成果の方は上がったり止まったりしながら、少しずつ上達していきます。プラトー現象は、限界を示しているのではありません。より大きく成長するために、力をためていることを表しているのです。

 

プラトー現象に陥った子供はすぐにはあきらめず、なんとか練習を続けるでしょう。しかしそれでもなかなか上達しないものですから、もうすっかり続けるのが嫌になってしまうのも無理はありません。こんな時、親ならきっと「がんばればそのうちできるようになるよ」などと励ますでしょう。しかし残念ながらこのような励ましはあまり子供の心に響きません。

 

お子さんにプラトー現象が起こっていると思ったら、励ましの言葉と共に、今子供に何が起こっているのか、プラトー現象が過ぎたらどうなるのかについてぜひ教えてあげてください。きっと子供はもう一度がんばる気持ちをもつことができるでしょう。

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