手先が器用な子に育てるには

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お箸を器用に使う子供

あなたのお子さんは手先が器用ですか?不器用だからと言って大人が何でもやってあげてしまったり、不器用で困ることもないからと手先を使う作業をさせなかったりしていませんか?手先を器用に使うことは、実は子供の成長にとても大きな影響を与えます。上手に導いて、手先が器用に使える子に育てましょう。

 

手先が器用になると脳も発達する!

子供がボタンのかけはずし、靴紐結びなど、手先を使う作業をしているのを見て、「どうしてこんなにうまくできないんだろう」と感じ、もどかしくなってついやってあげてしまう…こんな経験ありませんか?

 

気持ちはよく分かりますが、だからといって手先を使う作業を何でも親がやってしまっていては、いつまでたっても手先を器用に使えるようになりません。経験すればするほど上達しますので、その経験の場を奪わないようにしましょう。

 

手先が器用になると、いろんな細かい作業ができるようになります。しかし、手先の器用さが私たちにもたらしてくれるのはそれだけではありません。手先を器用に使うということは、同時に脳が発達することでもあります。つまり、手先が器用になると頭がよくなったり、コミュニケーション能力が高まったりするのです。

 

最近は便利なものがたくさん開発されています。手動だけではなく電動のものが増えてきていますから、手を動かさなくてもできることがたくさんあります。例えば、乾燥機能付きの全自動洗濯機を使えば、洗濯ばさみをつまんで洗濯物を干さなくてもいいわけです。

 

ということは、手先を器用にするために努力する必要なんてないじゃないかと思われそうですが、脳の発達と関わるのですから、やはり手先を器用にすることは大切なことです。

 

日常生活には手先を使う機会がいっぱい!

我が子は手先が不器用かも?と思ったら、日々の生活でたくさん手先を使う活動をさせましょう。日常生活の中には、手先を使う機会がたくさんあります。公園の砂場に行けば、砂に水を混ぜて団子づくりができます。家の中では粘土遊びも手先を使うのでおすすめです。小さなおはじきを弾いてぶつける遊びや、折り紙でいろいろな形を折ってみるのもいいですね。

 

手先を使う活動は、遊びの中だけにはとどまりません。お手伝いも手先を使う良い機会になります。一緒に生地をこねてピザやパンを作ったり、クッキーの型抜きをしたりするのはいかがでしょうか。楽しみながら手先を使う経験を重ねられます。

 

このように、日々の生活の中でたくさん手先を使うように心がけていると、次第に手先が器用になっていくことでしょう。

 

不器用な子供の気持ちはどんなもの?

子供の手先が不器用だと「まだ終わらないの?」「もっと上手にできないのかしら」などと言いたくなってしまいます。しかし、不器用な子供の立場に立って考えてみてください。自分の手先が器用でないためにうまくいかず、早くできないのですから、すっかりその作業に嫌気がさしているに違いないのです。

 

もうやめたいという気持ちから、どうしても投げやりなやり方で終わらせてしまいがちになるでしょう。大人でも、自分が苦手な分野ではそのような気持ちになるのではないでしょうか。

 

不器用な子供が手先を使う作業をやりたがらなかったり、いい加減にやって終わらそうとしたり、時間がかかっていたりするなら、まずはその子の気持ちに寄り添ってあげましょう。

 

「うまくいかないとやりたくないよね。お母さんも苦手なことはやりたくないと思うから、よくわかるよ」と言ってあげれば、子供は自分の気持ちを分かってもらったと感じ、大人でもそういうことがあるのだと理解して、安堵感を得られることでしょう。

 

子供の気持ちにしっかり共感した後に、どうやったらうまくいきそうか、助言してあげてください。そうすれば、手先を使う作業が苦手な子供でも「やってみようかな」と思うようになるでしょう。

 

結ぶ経験をもっと増やしてあげよう

靴ひもを結ぶ、お弁当を包むハンカチを結ぶ…これらの作業は小さい子供が苦手とするところです。最近の子供は特に、結ぶ作業が不得意になってきているようです。なぜなら、生活の中で結ぶという機会が減ってきているからです。靴もマジックテープでペタッとくっつければよいタイプのものが増えていますし、お弁当を持ち運ぶのにもチャック付きバッグを使えば結ぶ必要はありません。

 

結ぶという作業が上手にできるようにさせたいと思ったら、意識的に結ぶ作業を生活の中で取り入れる必要があります。お弁当を持たせるときはハンカチで包むようにしたり、靴はひも結びタイプを買うようにしたり…。そのようにして結ぶ場面が増えれば、練習の機会が増えて上達します。

 

最近は、エコであるとして風呂敷が注目されています。使い捨ての袋はごみを増やすことにつながりますが、風呂敷ならば、使用後に洗って乾かせば繰り返し使えます。それに、包むものの形や大きさを選ばず使用できますから、いくつも包みを用意する必要がありません。その上軽くてかさばらず、もち運びにも便利です。

 

風呂敷を常備して、様々な場面で使ってみてください。もちろん、遊びに使うのもいいですね!

 

ボタンを上手にはめる練習法

大人は何気なくボタンをはめていますが、小さい子供にとってはとても難しい作業です。なぜなら、目でボタンやボタン穴をしっかりと見つつ、片方の手でボタンをつまんで動かし、もう片方の手はボタン穴を開くという別々の行動をしなければならないからです。

 

そんな難しいボタンはめを上達させるための練習法をお教えしましょう。まずは洋服選びです。なるべく大きなボタンがついていて、生地は扱いやすい柔らかめのものにします。はめる時のコツは、上からではなく下からボタンをはめ始めること。下の方のボタンは上の方に比べて、見やすいからです。

 

上のボタンというのは、子供にとってはなかなかはめづらいものです。最初は親の手助けが必要かもしれません。しかし、だからといって当然のように親がやってあげてしまわないように。「一番上はとても難しいの。そのボタンだけは手伝ってもいいかな?」ときちんと尋ねてからやってあげるようにしましょう。

 

また、始めのうちはボタンの掛け違いもよくある失敗でしょう。そのような時も間違ったことを指摘する前に、「よく自分でやれたね!すごいよ!」とほめてあげてください。可能であればそのまま過ごさせてあげましょう。他の人に会った時に「今日は自分でボタンをはめたんだよね」とほめるようにすれば、自信につながります。

 

しかし、いつも掛け違いのまま出かけるわけにはいきませんから、その時は「もっとかっこよくするためにお手伝いするね」などと言って、直してあげるといいでしょう。

 

雑巾絞りはテーブル拭きの手伝いで上手になる!

毎日の掃除で、雑巾かけをしていますか?お掃除シートやモップなど便利なものがたくさんありますから、毎日のように雑巾かけをするというご家庭は少ないのではないでしょうか。

 

そうなると必然的に、子供が雑巾絞りをする機会も減ります。家でやったことがなければどうやって絞るかを知りません。しかし学校ではまだ雑巾がけをすることもあるため、そのような子供は就学後、困ることになるようです。

 

雑巾かけをする機会が少ないなら、毎日のテーブル拭きを子供の仕事にしてみてはいかがでしょうか。もちろん始めからうまくはいかないことでしょう。何度でも絞り方を教えてあげて、あとは上達するのを辛抱強く待ってあげてください。

 

子供の拭き方ではきれいにならない、と気になるなら、そこは工夫次第。子供は向こう側から、親はこちら側から拭くという風にすれば全体的にきれいになります。

 

箸には徐々に慣れさせて

箸づかいは、一気に上達するものではありません。「食事中はお箸だけで」「正しい持ち方で」と始めから厳しくしすぎると、箸そのものが嫌いになってしまいます。箸でつかみやすい形や大きさのおかずを用意して、まずはそれだけを箸で食べるように練習してみましょう。

 

一品箸で食べることに慣れたら、もう一品、という風にだんだんと増やしていくようにします。箸には徐々に慣れさせるのがコツです。

 

また、子供というのは大人を見て真似をしながら成長していくものですから、大人も上手に箸をつかえるようにならなければなりません。親自身も一度、自分の箸づかいを見直してみるとよいですね。

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