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日常生活の中で勉強になることを小学生に経験させよう!

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カブトムシを飼育する子供

普段の何気ない生活の中にも、小学生の子供達にとっては、勉強になることが、たくさん散りばめられています。漢字も、計算も、社会も、理科もいろいろあります。子供が生活していく中で、机上の勉強だけでは得られない知識を、親がサポートして教えてあげて下さい。子供が楽しく自然と知識を身につけることが出来たらベストです。

 

机上の勉強だけが勉強ではない!

勉強とは、机に向かってテキストやノートや問題集を開いて、鉛筆を持ってやるものと決めつけていませんか。

 

日常生活の中で、親子で触れ合いながら遊びの一環として、学べることはいっぱいあります。大袈裟かもしれませんが、「生きる」ということは、何もかもが勉強なのです。学校だけでなく、家庭で親が子供に教えてあげられることは山ほどあります。

 

テレビを見ていて、ニュースで話題になった地名を「ここは温泉があって、スキー場もあるよ」とか、「前に家族で旅行に行ったことがあるところだよ」とか、「県庁がある市だよ」と言う何気ない会話をプラスすれば、それは社会の勉強になります。

 

大きなホールのケーキを切り分ける時、「6人で分ける時は6等分。これを6分の1って言うよ」とか、「8人だったら、8分の1だけど、その時の1つのケーキの角度は何度かな?」とか、分数の問題や円の角度の問題に早変わりです。台所で算数の勉強が出来ます。

 

お湯を沸かしている時、やかんから湯気が出てきたら、「この白いものは何か分かる?煙じゃないんだよ。水が空気みたいになって、水蒸気って言うよ」とか、「水が凍ると何になるか分かる?」、「氷だね」とか、「水は水蒸気や氷に変わるね。形も変われば呼び名も変わるね」と理科の勉強になります。

 

こうして、外に行かなくても、家の中でも、日常生活には勉強につながることがたくさんあります。身の回りのものは、何でも教材になる可能性があります。子供のために、正しい知識をきちんと教えてあげようと、気合を入れ過ぎる必要はありません。親が構え過ぎると、子供は警戒します。さりげなく、ちょっとプラスする程度が好ましいのです。

 

子供が興味を持ったことに対して、親もそれに寄り添って反応してあげて、掘り下げてみましょう。少しだけ詳しく調べたり、教えてあげたりすることで、子供の好奇心が広がり、真剣になって新しいことを知ろう、学ぼうと思うようになります。

 

親子で楽しく、会話しながら、教えていくことで、親にとっても学ぶことがたくさんあるものだと発見出来ます。もちろん、子供にとっても幅広い知識が身につくことでしょう。

 

実際の生活の中で漢字や言葉にたくさん触れていこう

街中で「読みたい」欲求が爆発!読ませてあげよう

日常生活の中で、特に外出した時に、歩いていると様々な看板やポスターが目に入ってきます。子供は、ひらがなを習って読めるようになると、看板に書かれているひらがなの文字を声に出して読みたくなります。漢字が混じっている看板の場合、漢字は飛ばして、読める平仮名だけを抜粋して読んでいる時もあります。

 

ひらがなの次にカタカナを習うと、同じようにカタカナの看板やポスターを見つけては、喜んで読みます。そして、漢字を学んでいくと、習った漢字を上手く見つけて、嬉しそうに読みます。

 

親としては、子供にあまり見せたくない、いかがわしい看板なども、恥ずかしげもなく読んでしまう時もあります。他人のお宅の表札も、大きな声で、間違った読み方で読んでしまう場合もあります。でも、こういう時、子供の好きなように読ませてあげて下さい。「今、読みたい!」という欲求を叶えてあげることは、大事です。

 

近所の普段通り慣れた電車の駅の、「○○駅」と書かれた看板を改めて見て、学校で「駅」という漢字を習ったところだったので、「そうか、この看板には○○えきって書いてあったのか!」と、「駅」という前から知っていたものと、「えき」という言葉と、「駅」という漢字が、その子供の中でつながることもあります。

 

このように、初めて知ったものと、前から知っていたものが、自分の中でつながった時、子供は、気持ち良い興奮を体験します。

 

読みたい欲求が大きい時、読めない漢字を見つけると、「これなんて読むの?」と質問してきます。子供に質問されたら、「この漢字は、難しいからまだまだ先に習うよ。今、分からなくても良いんだよ」などと、もったいぶらずに、きちんと教えてあげて下さい。面倒くさがらずに、子供の読みたい欲求に応えてあげて下さい。

 

同じ漢字について、以前質問してきて、回答したのに、また同じことを質問してくる場合もあります。そんな時も、「前に答えてでしょ」などと言わずに、何度でも教えてあげて下さい。

 

子供は一度聞いただけでは、覚えられないことも多いです。忘れてしまって当然です。忘れても、完全にリセットされているわけではありません。何度も繰り返すうちに、しっかりと記憶に残るようになってきます。

 

「読む」ことに興味を持ち始めて、楽しいと感じられるようになったら、次第に、スムーズに読めるようになっていきます。

 

新聞や広告チラシを使って漢字を探してみよう

日常生活の中で、実際に使われている文字に興味を持つことで、子供は、次々に漢字や言葉を自然と身につけていきます。

 

親子で買い物に行く時、ただお買い得品を探して買い物するだけでなく、漢字の勉強を取り入れてみましょう。例えば、魚売り場に行くと、切り身でも良いので、たくさんの種類の魚が陳列されているはずです。

 

「魚は、漢字で書くと、魚偏がつくんだよ」とか、「これ何て読むか分かる?」とクイズをしてみましょう。「魚偏に弱いって書くと、イワシって読むんだよ」とか、「魚と春で、サワラって読むんだって」と、多くの知識を教えてあげましょう。

 

魚の名前は難しいものも多く、小学生で習わない漢字も多いですが、習っていない漢字であっても、新しいことを知るということが子供にとっては、自信となります。どんどん取り入れてみて下さい。

 

他には、新聞と一緒に届く広告のチラシを使って、漢字探しゲームをするのもお勧めです。スーパーなどの広告のチラシの中で、「知っている漢字を全部探して丸をつけてみよう」というゲームです。制限時間を3分とか5分とか決めて、親子で対決するのも盛り上がると思います。

 

新聞本体でも、漢字探しゲームをしてみて下さい。漢字がたくさんあるので、親子共々真剣になって、面白いはずです。

 

テキストや問題集がなくても、身近なものを使って、漢字遊びをするのは、親子のコミュニケーションも図れるし、知識も確実に向上して、実力がついていきます。ぜひ、試してみて下さい。

 

すきま時間に確認出来る紙を貼って、ながら勉強法で暗記してしまおう

机の前にきちんと座らなくても出来る勉強はたくさんあることは、いろいろ紹介してきました。歩きながらでも、立ちながらでも、どんな姿勢でも、頭がスッキリした状態で、集中出来ていれば大丈夫です。いわゆる「ながら勉強法」です。

 

実際にあった話ですが、家の中に存在するありとあらゆるものに、その名前を英語で書いて、貼っておいて、英単語を覚えるのに役立てたという人がいたそうです。小学生であれば、英語でなくても、国語の漢字でやってみても良いでしょう。机に「机」、米びつに「米」、壁に「壁」、ドアに「戸」、窓に「窓」、花瓶に「花」など、紙に漢字を書いて貼ります。

 

実際の物体と、紙に書いた漢字を照らし合わせて、机上の学習にとどまらず、自分の目で見て、五感を使って理解すると、スムーズに覚えられます。テーブルでご飯を食べながら、「机」という漢字が自然と目に入ってこれば、知らず知らずのうちに覚えてしまいます。

 

暗記したい項目は、家のどこかよく見る場所に貼って覚えるのがやりやすいです。算数の九九を覚えたい時、九九のポスターなどをトイレに貼って、トイレに入りながら覚えるように仕向けるのも良い方法です。トイレは、個室だし、ある程度の時間入っている所なので、案外集中出来ます。

 

社会では、日本地図を貼り、付箋に各都道府県の県庁所在地を書きます。県庁所在地を手で隠して回答する練習を繰り返し行い、完璧に覚えられたら、付箋をはがしていきます。なかなか覚えられない県だけが、最後まで残ります。そんな苦手な県も、繰り返し見ながら覚えることで、最終的には、日本全国の県庁所在地が、頭に入っていることでしょう。

 

社会では、他には歴史の年表を貼ってみたり、国語でも漢字の一覧表を貼ってみたり、家の中の良く目にするところに、暗記したいものを貼っておいて、ちょっとしたすきま時間に、クイズ感覚で、チェックしていくのがお勧めです。

 

また、お風呂タイムでも出来る勉強法はあります。湯船につかって、毎日1回、九九を唱えてみましょう。お風呂に入りながら、算数の勉強が出来ます。

 

家の中でも、様々な場所で、多様なシチュエーションで、「ながら勉強法」は実践出来るはずです。ちょっと立ち止まって、一瞬の時間で終わることなので、子供としては、「勉強しているぞ」という感じにはなりません。自然に入り込めて、楽しく学ぶことが可能なのではないでしょうか。アイディア次第で、ながら勉強はいくらでもパターンが作れます。

 

現物を見ることは最高の勉強法

自宅でも実験できる。散歩しながらたくさん発見しよう

昔に比べて、今の子供は何かを調べる時、パソコンやスマートフォンなどを使って、インターネット検索を駆使して、何事も簡単に検索しようとします。

 

すぐに画面上に結果が表示されて、回答を見つけ出すことは出来ますが、そこで知った知識は、あくまで見て知ったことなのです。静止画や動画を見て分かったことは、本当に身についているのでしょうか?

 

インターネットがない時代には、自分の経験がものをいいました。今は、様々な多大な情報があふれる世界で、どんな調べ物でも、あっという間に、答えが出てきます。時間もかからないし、便利になって良いことだらけと思われますが、その反面、実際に見たり聞いたり触ったりする体験が乏しくなったと思います。

 

教科書や本で見聞きした情報や、インターネット検索で得られた情報を頭に詰め込むだけが、勉強ではありません。実際の自らの体験として、見たり、聞いたり、触ったりして学ぶことが、より一層身につきます。現物による体験、経験をたくさんさせてあげて下さい。

 

理科では、教科書や図鑑とにらめっこしているより、虫取り網と虫かごを手に持ち、虫眼鏡も持って、生き物や植物を観察しに、公園へ繰り出しましょう。市販の虫の観察用キットなどを活用してみても面白いでしょう。アリの巣を観察することも出来ます。何週間か虫を飼ってみるのも良い経験になります。

 

試行錯誤しながら、学んだ知識は、忘れがたいものになります。苦労して何かを成し遂げるほど、その知識は、記憶に深く刻み込まれます。動植物の観察以外でも、理科では自宅での科学実験も楽しいでしょう。

 

用意するものは、ゆで卵、牛乳ビン、熱湯です。牛乳ビンに熱湯を注いで温めます。そのビンにゆで卵でふたをします。少し経つと、牛乳ビンの中に、ゆで卵が吸い込まれていきます。こうして簡単に圧力の実験が出来ます。手品の要素があって、子供は興味を示してくれます。「なぜだろう」、「どういう仕組みだろう」と、疑問が生まれるはずです。

 

社会(生活)科では、道路標識を学びます。教科書を丸暗記するより、実際に外に出かけて行って、道路標識を見つけてみましょう。散歩しながら、いろいろな場所に設置されている標識を確認しましょう。どんな場所に、どんな標識が立っているでしょう。標識の意味と交通ルールも合わせて教えていきましょう。

 

近所を歩きながら、いろんなこと、いろんなものを発見して下さい。「自転車は車道を走るのか、歩道を走るのか?」など、子供に質問してみましょう。そもそも自転車は車なのか、そうではないのかなど、教えてあげましょう。

 

ガードレールは何のためにあるのか、マンホールの形が丸いのはなぜか、四角いマンホールはないのか、など身近な豆知識を話しながら、散歩してみましょう。親がちょっとした話題を振ることで、子供が一気に関心を示して、たくさんの疑問を投げかけてくれるかもしれません。その時は、面倒くさがらずに答えてあげて下さい。

 

社会で、都道府県や県庁所在地が覚えられなかったり、地図や地名が覚えられない子供には、思い切って、旅行に連れていくのがベストです。

 

山に登ったり、川に連れて行ったり、海に行ったり、実際に行ってみると自分の体験となって、記憶に残ります。家に戻って地図と照らし合わせて、「ここに行ったのか」と地図上の位置と体験したものがつながります。

 

教科書や本に載っているものを実際見に出かけよう

本や教科書の写真や絵を見て、美術品や動物を認識することは出来ますが、紙面上で理解するのと、実際に本物の現物を見るのとでは、大きな差があります。本や教科書で見たことのあるものを、実際に生で見ると、頭の中に記憶としてしっかり残ります。これがベストな勉強法です。

 

美術館、博物館、動物園、水族館、植物園など、実際に生のものを見ることが出来る場所に、積極的に足を運んでみましょう。実際の現物を生で見ることは、子供にとってとても重要です。

 

学校で習った時は、教科書に載っている銅像を見て、こんなものかと、特に興味も示さなかったものでも、美術館に出かけて行って自分の目で現物を見たとたんに、興奮してとても興味を示すことがあります。

 

「実際は、こんなに大きな銅像だったんだ!」とか、「後姿は予想と違った」とか、「手の作りが細かく出来ている」とか、新たな感動が多々あります。

 

教科書や本に載っている写真ももちろん、分かりやすいものもあるでしょうが、もちろん平面です。立体的なイメージは出来るかもしれませんが、全てを表現することは出来ません。教科書や本で、興味を持った場合も、興味を持っていなかった場合も、実際の現物を見ることで、刺激されて興味を持ってくれるでしょう。

 

美術館で、様々な銅像を見ることで、それが大きな知識となり、銅像を鑑賞するというだけにとどまらず、図工の時間の粘土細工の際に、良い影響を与えてくれることもありました。子供それぞれで、感じ方や、興味を示すポイントも異なってくるでしょうが、何事もきっかけ作りが大切です。

 

幅広い分野で、それぞれの子供に選択肢をたくさん与えてあげられるように、親は、興味のきっかけをたくさん作ってあげて下さい。環境があれば、子供は、自分の好きなことを発見して、興味の赴くままに集中して、自然とどんどん成長していきます。その時、親は傍観者になってしまわずに、親も一緒になって楽しみましょう。

 

親だって、知らないことはたくさんあります。美術館や博物館に行って、初めて知ることがたくさんあるでしょう。子供と一緒に感動し、発見に驚き、興味を持ち、楽しんで下さい。子供は、「お母さんも知らなかったんだ。恥ずかしいことじゃないんだ」ということが分かると、もっともっと知りたいという、探求心が芽生えます。

 

過去に行ったことがある美術館や博物館に、「もう一回行きたい!」と子供からお願されたら、「この前言ったでしょ。違うところに行こう」とならずに、何度でも連れて行ってあげましょう。以前行った時とは、違う新たな発見がきっとあります。感じ方も変わるかもしれません。

 

お手伝いしながら楽しく学ぼう

計量カップで実際の量を感覚的に理解しよう

算数で容量の単元を学習する時、家庭でやってみて欲しいことがあります。小学生は、容量を習う時に、「ml」という単位で習います。しかし、実際、料理番組でも、調味料の分量を紹介する時は、「cc」を使うことが多いです。

 

そこで、計量カップに、「100cc」と書かれている箇所に、マジックで「100ml」と追記してあげましょう。そうすれば、100cc=100mlであることが理解出来ます。使用する計量カップは、透明な中身が見えやすいものがお勧めです。百均ショップにもあるはずです。

 

子供に次の作業をさせてみましょう。コップに水を入れます。それを計量カップに移し直します。その水の量を計量カップのメモリで確認すると、200ccでした。コップ1杯が約200ccだということが、発見出来ました。

 

さらに、家族でジュースを飲む時、お手伝いしてもらいましょう。牛乳パックの大きさの新しい1リットルのオレンジジュースがあります。家族4人みんなのコップにジュースを注いでもらいます。ジュースを飲む準備が出来ましたが、飲む前に問題です。

 

「コップは1杯が200ccでした。家族4人分のコップがあります。4人に注いだジュースの合計は何ccでしょう?」さらに、「パックに残っているオレンジジュースは何ccでしょう?」と、立派な算数の問題が出来ました。楽しみながら、実践しながら、勉強出来ます。

 

子供自身が手を動かして取り組んだことで、式を立てることも分かりやすくなります。答えが分かるだけでなく、そこまでの道筋を理解することも大事です。

 

台所にあるものつながりで、計量カップの次は、計量スプーンを使ってみましょう。「大さじ1杯と小さじ3杯が同じだよ。これが15ccよ」と、例えば砂糖でも入れて、見せてあげると、具体的な量を理解することが出来ます。

 

小さじは5ccで、大さじは15ccという数字だけでは、どのくらいの量なのか、子供には見当がつきません。現物を見せてあげましょう。日常生活の中で、自然と教えてあげて下さい。「醤油が大さじ3杯必要なんだけど、大さじ3杯って何cc?」という計算問題も出来ます。

 

かけ算が分からない小さい子供には、足し算と引き算の問題を出してみましょう。「棚の中に、このお皿が12枚あるよ。そこから3枚取って来て。残りのお皿は何枚になるかな?」答えは「9枚」となります。「大正解!良く分かったね」と褒めてあげましょう。そうやって、子供に自信を持たせてあげましょう。

 

料理のお手伝いは、料理が作れるようになるだけでなく、様々なことが出来る良い機会です。男女問わず、小学生は料理に興味を持っていますから、お手伝いしながら、いろいろなことを経験させてあげて、その中で、算数の勉強なども取り入れていきましょう。

 

買い物は良い勉強になる

実際の買い物で、お金の計算をしてみましょう。遠足にお菓子を300円分持っていくことが出来ます。お母さんに300円もらって、友達とお菓子を買いに出かけます。子供は夢中になって計算します。1円単位までしっかり計算して、1個でも多くお菓子を買おうと知恵を絞って、お菓子の組み合わせを考えて、買い物します。とても良い勉強です。

 

これは、小学校1年生の女の子の話です。夏祭が近所で開催されるので、お母さんは、女の子に500円おこづかいをあげました。「500円あげるから、好きなもの買って食べたり、ゲームしたり、好きに使って良いよ」と言いました。女の子は、とても悩みました。夜店のゲームは1回200円します。検討した結果、輪投げを1回しました。

 

暑くて喉も乾いてきたので、1本200円のラムネを買って飲みました。残りのお金が100円になりました。ゲームはどれも200円かかります。食べ物も200円以上します。その時、女の子はひらめきました。同じように500円のおこづかいを持って、既に400円使った友達と相談して、100円ずつ出し合って、200円の綿あめを買い、半分こしました。

 

帰宅後、お母さんはこの話を聞いて感心しました。良いアイディアを思いついて、友達と半分こ出来たことに、たくさん褒めてあげました。小学校1年生でも、こんな考えが思いつくなんてすごいです。これも立派な学びと言えます。日常生活の中での学びは、机上での勉強より、はるかに大きな効力を発揮します。大人も驚かされます。

 

遠足や夏祭のようなイベントがなくても、普段の生活の中で、楽しく学ぶことが出来る場面はたくさんあります。身近なものと言えば、スーパーでの買い物です。

 

野菜売り場では、それぞれの野菜のシールには産地が表示されています。これは社会の勉強につながります。「熊本県の県庁所在地は?」とか、「新潟県って何地方?」とか、「奈良県に海はある?」など、会話のバリエーションは無数に広げることが可能です。

 

野菜に限らず、品物の名前や漢字を知る良い機会になります。果物、野菜の名前、肉の部位や種類、魚の名前など、ありとあらゆる知識があります。学校のテストに直結するものばかりではありませんが、普段の生活の中から学ぶこういうことこそ、大事にしたいものです。

 

一緒に買い物に行って、荷物を持たせたり、どんどんお手伝いさせましょう。そして、お手伝いの後は、思いっきり褒めてあげて下さい。子供が楽しいと感じて、継続したいと思ってくれるように仕向けて下さい。楽しければ、辞めたがりません。お手伝いしながら、楽しく学ぶ要素をどんどん取り入れていきましょう。

 

知育グッズを大いに活用しよう!遊んでいるつもりが勉強になっている

部首カルタや五色百人一首で遊びながら勉強しよう

最近の子供達の家の中での遊びと言うと、DSのような携帯型のゲーム機や、WiiUやSwitchなどのゲームをしていることが多そうですが、家で遊びながら勉強になる知育グッズをいくつか紹介したいと思います。市販の商品ですが、千円ぐらいで購入出来るので、子供が興味を持ちそうなものを、ぜひ試してみて下さい。

 

知育カルタというジャンルで、様々な種類のカルタが販売されています。「98部首カルタ」はオススメです。

 

小学校1年生は、まだ漢字も少ししか習っておらず、レベル的には難しいですが、1年生にはカルタを読む係になってもらいましょう。読む練習になって良いです。高学年のお兄ちゃんやお姉ちゃんが取る方をやりましょう。

 

小学校の子供達の方が、現役で漢字を日々習得しているので、昔に習ったことを忘れてしまっている大人より、カルタで競うと良い成績を収めることも多いようです。大人も、子供に負けないように本気で頑張りましょう。

 

「五色百人一首」もオススメします。普通の百人一首は、百枚もあって、かなりハードルが高く、心が折れてしまいそうになりますが、これは、1色に20首ずつに分類されていて、ちょうど良い数です。「今日は黄色の20首だけやってみよう」と、呼びかけると、子供はやる気を出して戦闘モードになってきます。

 

カルタには、「都道府県カルタ」「ことわざカルタ」「地図記号カルタ」など、いろいろあります。カルタではないですが、地図パズルなども面白いです。是非、お試し下さい。

 

トランプを使って足し算ゲームと引き算ゲームをやってみよう

どこの家庭にもトランプはあるのではないでしょうか?一般に知られている神経衰弱、大富豪、スピードなどのトランプ遊びも、頭を使うものが多く、記憶力や集中力を鍛えるのに効果的ですが、トランプを使って出来るお勧めの計算ゲームを紹介します。

 

1つ目は、足し算の計算ゲームです。トランプは4種類のマークがありますが、そのうち1種類だけを使います。スペードなら、スペードだけを使用して、他のカードはよけておいて下さい。1から13までの13枚だけを使用します。

 

13枚のカードをよくシャッフルして、1枚ずつ出していきます。たとえば、初めに3が出たら、「3」と言います。そして、2番目のカードを出し、6が出たら、「3足す6は9」と言います。次に出したカードが、1なら、「9足す1は10」と言います。次々にカードを出していき、13枚全て出すと答えは91になるはずです。

 

これは、もちろん速く言えた方が良いので、何秒で出来るか、タイム測定するのが良いでしょう。目標タイムは10秒です。13枚が難しそうな場合は、少なめの3枚~5枚から始めましょう。タイムが縮まるほど、子供に自信がついてきます。親子での競争も是非やってみて下さい。

 

2つ目は、引き算の計算ゲームです。これは1から10までのカードのみ使用します。これらのカードを全て足すと55になるので、カードを順番に出していき、55から引いていくというものです。

 

初めに、2が出たら、「引く2で53」、次に7が出たら、「引く7で46」という感じです。10枚全て引き算していくと、答えは0になります。これも足し算と同様で、難しいそうな場合は、3枚くらいから始めてみましょう。夢中になってくれるはずです。

 

読書は全ての勉強の基礎になる。本と親しくなろう

たくさん本を読んで、国語の成績アップ!

勉強嫌いな子供でも、読書が好きな子供は、漢字を読むのが得意だったり、読解力がついていたり、語彙も自然と増えています。本は小学生のうちから、たくさん読んで下さい。

 

では、読書が嫌いな子供は、どうすれば良いでしょうか?その場合は、手始めに絵本を読みましょう。

 

本に慣れ親しんでいない子供は、小学校の高学年であっても、小学生レベルの児童書をいきなり読むのは困難だと思われるので、たとえ6年生であっても絵本から始めましょう。本は買わなくても、図書館へ行って子供が興味を持った絵本をいっぱい借りてきましょう。

 

本を借りてきたら、親が読み聞かせをしてあげましょう。子供は、「赤ちゃんや幼稚園児じゃないし、一人で読めるよ」と言うかもしれませんが、読んであげると、嬉しそうにしています。慣れてきたら、一人で読ませましょう。

 

絵本で良いので、100冊を目標に読んでみましょう。100冊読んだら、子供の反応に変化が現れるはずです。絵本を甘く見てはいけません。1冊のお話の中には、物語の起承転結が組み込まれており、たくさん本を読むことで、自然と文章構造が身についていきます。そして、国語の成績自体が、どんどんアップしていきます。

 

その頃になると、だんだん絵本では、少々物足りなさを感じてくるかもしれません。その時は、子供が好きな分野の本を探してあげましょう。生物や自然が好きな子供には、図鑑を与えましょう。歴史に興味がある子供には、伝記を与えてみましょう。物語が好きな子供には、児童書を探してきてあげましょう。

 

子供が興味を示して、読んでみた本は、出来たら大人も読んでみて下さい。同じ本を読んで、感じ方は人それぞれで良いのですが、共感出来る部分もあるはずですし、様々な意見を交換してみるのも会話の広がりとなって、読書が楽しくなっていくはずです。そして、たくさんの本を読んでみたくなるはずです。

 

リビングに辞書を置いておこう

自宅に子供が引ける辞書はありますか?漢字が読めない子供のために、ルビがきちんとふってあって、小学校1年生でも読めるレベルの辞書がお勧めです。それを、リビングに常備しましょう。辞書の種類は、国語辞典、漢字辞典の両方があると理想的です。さらに欲を言えば、類語辞典などもあると、なお良いです。

 

辞書なんて、字ばかりで、難しそうだし、子供は嫌いではないかと心配されるかもしれませんが、大丈夫です。実は、子供は辞書が好きです。知らなかったことを調べて、知るという喜びが得られて、子供は大好きです。

 

なぜ、辞書をリビングに置いて欲しいかと言うと、家族で会話をしていると、子供はよく「これってどういう意味?」とか「この字は漢字でどうやって書くの?」とか、聞いてきます。テレビを見ていても、何のことか分からないと、すぐに質問してきます。

 

子供が知っておいた方が良いことも、そうでないことも、全て疑問に思ったことは、瞬時に調べてみることが大切です。辞書が手の届くところにあると、すぐに調べることが出来ます。近くにないと、面倒くさくなってしまい、調べるのが後回しになって、次第に忘れてしまい、そのままにされてしまいます。

 

物事は、興味を持ったその時に、即時に調べることが重要です。すぐに調べることで、理解が深まります。

 

小学生の特に男の子に人気のカードゲームなどには、難しい言葉がたくさん登場しています。「属性」、「召喚」、「融合」、「モード」、「ステイタス」、「レア」など、遊んでいる子供達本人は、言葉の意味を理解した上で、使っているのでしょうか?正しい意味は分かっていなくても、ゲームの流れの中でなんとなく使っていることが多いです。

 

このようなゲームで登場する難しい言葉も、改めて辞書を引いてみることで、「これはそういう意味だったのか」とか、「漢字で書くとこうなるのか」と、頭の中で道筋が確立されていきます。興味のあるものから、知識をこうやって広げていくことで、理解しやすくなります。

 

虫が大好きな子供は、昆虫図鑑を見て、「コーカサスオオカブト」とか、「ヘラクレスオオカブト」などと、難しい名前の虫も、どんどん覚えていきます。その過程で、「ところでカブトムシって漢字でどうやって書くの?」と質問されます。質問されたら、辞書の登場です。「国語辞典で引いてみよう!」と言って、一緒に辞書を見ましょう。

 

「甲、兜、冑。3種類も漢字があるね。カブトって、合戦の時にかぶる帽子なんだね。」と、漢字から、その意味を知り、その背景にある歴史を知ることが出来ます。歴史にも興味を持つかもしれません。勉強は、こういう風に、思わぬところで違う領域のものとも関係があり、興味の広がりを見せるものなのです。

 

また、何かを調べるために辞書を使うだけでなく、辞書そのもの自体で遊んでみるのも面白いでしょう。親子での、言葉探しゲームを紹介します。「〇〇ページを開いて」とページを指定します。「お母さんが今から言う言葉を、そのページから探してね。『あかるい』」と言って、子供が探し始めます。

 

制限時間は30秒くらいでしょうか。子供は、一生懸命夢中になって探します。辞書の引き方の学習にもなるし、探し当てた言葉の意味を親子で読んで、知識を広げるのも勉強です。親子で辞書を一緒になって引いて、スピードを競うのも盛り上がります。辞書が一つあると、調べたり、遊んだり、一石二鳥です。ぜひ、リビングに辞書を置いて下さい。

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