甘い飲み物(人工甘味料)が引き起こす様々な問題

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ジュースを飲む子供

子供にはどんな飲み物を与えていますか?子供が大好きな飲み物といったらジュースがあがりますね。ですから、子供が飲む水分としてジュースは冷蔵庫にいつも入っているというご家庭も多いかもしれません。しかし、甘い飲み物はいろいろな問題を引き起こします。

 

飲み物でカロリーを摂らないで!

甘い飲み物と言ってもいろいろあります。清涼飲料水に炭酸飲料、イオン飲料、乳酸菌飲料もそうですね。これらはすべて、ある程度のカロリーを持っています。飲むことでカロリーが摂れてしまうということです。

 

赤ちゃんは歯がありませんから、飲むことでカロリーが摂れる母乳で育ちます。しかし健康な体に育って、きちんと歯も生えた子供は、噛むことでカロリーを摂らなければなりません。

 

歯でものを噛むと細かくなり、固形物でも飲み込みやすくなります。その上、噛むことによって血液が脳に運ばれやすくなります。矯正して歯並びをよくすると食べ物をきちんと噛むことができるようになるのですが、それによってテストの点数が良くなったという話さえあるのです。

 

咀嚼という行動を安易に考えてはいけません。極端に言うと、噛んでものを食べることができるのに、わざわざ飲み物によってカロリーを摂るのはおかしなことなのです。

 

飲み物に使われる人工甘味料に注意!

ジュースなど甘い飲み物の表示を見たことがありますか?そこには白砂糖ではない、別の甘味料が記載されていることが多くなっています。例えばブドウ糖果糖液糖とか果糖ブドウ糖液糖などという甘味料です。これらは白砂糖とは別の甘味料で、人工甘味料という種類に属します。

 

白砂糖は黒砂糖を精製したもので、黒砂糖には含まれていたビタミン・ミネラル類は失われています。薬品のように極めて純度が高くなっているのです。そして砂糖には常習性があり、一度その味を覚えてしまうとやめられなくなってしまうという特徴も持っています。ですから、白砂糖を日常的にたくさん摂ることはおすすめできません。

 

そんな白砂糖を使わずにほかの甘味料を使っているのですから、甘い飲み物類は体に悪くないのではないかと考えられがちですが、実はそれは大きな間違いです。甘い飲み物に使われている人工甘味料は、砂糖よりも純度を高めて精製されたものです。つまり名称の通り、白砂糖よりも人工的なものだと言えるのです。

 

先ほど述べたブドウ糖果糖液糖という名前は知らなくても、キシリトールという名前なら聞いたことがあるのではないでしょうか。そう、ガムのパッケージにもよく書かれていますね。このキシリトールは虫歯になりにくいと言われ、歯科医も薦めるという宣伝がされています。そう聞くとキシリトールは体に良いものだと思ってしまうでしょうけれど、早合点してはいけません。

 

白砂糖を使ったお菓子をたくさん食べていたら、虫歯になりやすくなります。さらに、大量の砂糖と油脂類をとることにもなるので、太りすぎにもなります。ですから、白砂糖を使ったお菓子の食べ過ぎはやはりよくないと気付かれやすいのです。そうなればやはり親御さんとしても、与えるお菓子の量を減らすでしょう。

 

人間は体に異変があれば、自分の生活を振り返り、改めることができるようになるものです。しかし、白砂糖以外の人工甘味料が使われている甘い食べ物や飲み物をたくさん食べても虫歯にならず、体重の増加もないのであればどうなるでしょうか。その甘味料が仮に体に悪いものであっても、体にわかりやすい異変がないのですから、気づくのが遅れてしまうのです。

 

これまでも人間は、いろいろな甘味料を作り出してきました。その中には、最初は無害だと言われていろいろな食べ物に使われていたのに、調査が進むうち人体に悪影響をもたらすことが分かり、使用を中止されたものもあります。キシリトールはまだ使用中止にはなっていませんが、人体への影響を懸念する専門家の意見もあります。

 

甘い飲み物、つまりジュースや炭酸類、乳酸飲料やイオン飲料など、人工甘味料をたくさん使用している飲み物を、常日頃から子供に与えるのは、決しておすすめできません。体にとって安全かどうかがまだはっきりとしていませんし、何よりそれだけで満腹になってしまい、子供に必要な栄養素が摂れなくなってしまいます。

 

それに、甘い飲み物は子供の体力をも奪ってしまいます。私たちの体は食事によって、エネルギーを貯蓄できるようになっています。脂肪も体に蓄積されるエネルギーの一つですが、そのほかにグリコーゲンという物質もあります。これは筋肉や肝臓に貯蓄されるもので、炭水化物がその原料となっています。

 

お腹が減ってくると人間の体は貯蓄されたグリコーゲンを分解し、エネルギーとして使うようになります。そのグリコーゲンもやがて底をつきますから、また新たに糖分を補給し、グリコーゲンを体に貯蓄させることによって、私たちは体力を保つことができます。

 

しかし、日常的に人工甘味料や白砂糖を使った甘い飲み物を飲んでいたら、体にグリコーゲンを貯蓄する機能が衰えてしまいます。そうすると、体力が続かない体になってしまうのです。

 

日本のスポーツ選手はよくイオン飲料を飲んでいます。しかし国によってはスポーツ選手がイオン飲料を飲むことを制限しているところもあるくらいです。事実、他の国に比べて日本のスポーツ選手は体力が続かないと指摘する専門家もいます。

 

子供はスポーツ選手ではありませんが、絶えず動き回っているという点ではスポーツ選手に近いと言えるでしょう。そんな子供に、日常的に甘い飲み物を与えていたら、やはり体力が落ちてしまいます。

 

もちろん、脱水症状になっている時にはイオン飲料は有効です。問題となるのは健康な時でもしょっちゅう甘い飲み物を飲んでいるケースです。子供の体のために一度考えてみる必要があると思います。

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