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第一次反抗期(イヤイヤ期)と親離れの対処法

イヤイヤ期

子供はいつまでも子供ではありません。いつか親の元を巣立っていきます。あなたは自分の子供の親離れを歓迎できるでしょうか。多少さみしいと思っても、ちゃんと子離れできる自信はありますか?いざ、その時が来た時にスムーズに対応できるよう、親離れや子離れについて見ていきましょう。

 

反抗するから自立する

「やってみたい」を歓迎しよう

一番最初の第一次反抗期と言われる時期が、一般的に言う「イヤイヤ期」です。今まではあんなに「ママ、ママ」と言っていた子供が、何を言っても「イヤ、イヤ」というようになります。自分で出来ることが増えてきたので、何でも自分でやろうとしたりします。子供なりの予定なども出てきて、思い通りにならないと「イヤ、イヤ」です。

 

最近ではイヤイヤ期も広く知られるようになってきたので、そんなに怒ったり、嘆いたりする親御さんもいないでしょうが、この時期の親子関係はとても大切です。この時期に良い親子関係を構築しておかないと、その後の子供の自立や親子関係がうまくいかなくなる可能性もあるのです。

 

イヤイヤ期は、まだまだ子供が小さく、1人でやりたがっても親のフォローが必要な時期です。さりげなくフォローをしながら、子供が1人で出来る事を徐々に増やしていきましょう。子供がやりたがったら、抑えつけずにどんどんやらせてあげましょう。

 

子供の反抗期は喜ばしいこと

イヤイヤ期の頃には、体だけではなく心もどんどん成長します。子供なりの自分の世界、自分なりの考えみたいなものが生まれ、それを表現したいと思うようになります。自分でやりたいという気持ちが意欲です。

 

自分なりの考えと言ってもしっかりとしたものではなく、大人では理解できないようなものも多いでしょう。大人は理解できないので、「いけません!」「また!それはダメ!」などと怒ってしまいがちです。

 

しかし、子供からすれば自分を表現しようと思っていただけなので、全てノーと言われてしまうと泣いたり、怒ったりとカンシャクを起こしてしまいます。

 

時々、小学校高学年や中学生のお子さんをお持ちのお母さんが「うちの子供はいい子で、反抗期なんてないんです」などと言っているのを耳にすると、その子供には自我があるのかどうか心配になります。反抗期がない事は、自慢するようなことではありません。

 

イヤイヤ期を卒業する方法

イヤイヤ期はだいたい一年くらい続くといわれています。4歳くらいになればおしゃべりも上手になり、自分の感情を伝えることも出来るようになります。1人で出来ることもどんどん増えて、あまり時間をかけずに上手に出来るようになります。

 

親もある程度安心して見ていられるので、子供は自由に出来ることが増えてカンシャクが減ります。友達とも活発に遊ぶ時期ですので、友達との遊びの中でがまんや譲り合いなどを学んでいきます。

 

そうなると、やっと反抗期の終わりです。自我が育ち、自分の意思や感情を伝えることが出来るようになると反抗は自然としなくなります。押さえつけると逆効果で、いつまでも反抗が続いてしまう事になります。見守る姿勢で、上手に卒業させてあげましょう。

 

子供のカンシャクは減らせる!

子供が自分でやってみたいという時には、なるべく子供にやらせてあげましょう。ボタンなどは親が留めてあげれば3秒かからないでしょうが、子供がすれば数分かかる場合もあります。ボタン一個留めるだけでも、子供にとっては大掛かりなことですので、親は気長にそっと見守っていましょう。

 

子供のストレスを減らすために親が出来るのは、着脱しやすい洋服を選ぶということです。デザインだけではなく、子供がボタンを留めやすいように大きなボタンになっていたり、首を通しやすいようになっているかなど、チェックして購入しましょう。子供が着脱しやすい洋服にすれば、子供1人でも着脱できて、カンシャクを起こさずにすみます。

 

また、ボタンを留められたら、褒めてください。お母さんに褒められると子供は嬉しくて、出来た喜びも倍増します。ボタンを掛け違っていたとしても、しばらくはそのまま見守りましょう。満足感に浸っている時にわざわざ直すと反抗してしまいます。直したいなら、時間をあけてそっと手直ししてあげましょう。

 

反抗期は見守る姿勢が卒業の近道

お手伝いやお片付けの習慣も、意外と反抗期には習慣付きやすいです。片付けの習慣は、子供が1人でも片付けしやすいように、おもちゃ箱を作るところから始めます。段ボールでもいいですし、大きな箱でもいいでしょう。子供が楽しくなるように、親子で段ボールにお絵描きをしてもいいでしょう。

 

子供が片付けをやりたがれば、親は細かい指示をせず、見守ることが大切です。子供1人で片付けきれていなかったとしても、子供が満足しているならその場では放っておいて、あとからそっと片付けてしまいましょう。

 

子供と一緒に片付けをする場合には、子供が楽しくなるように、歌を歌いながら、笑顔でやりましょう。子供が何かをやりたがれば、その気持ちを尊重して一応やらせてみます。

 

例えば、小さな袋に大きなおもちゃを入れようとするかもしれません。大人なら、絶対に入らないと分かることでも、子供はやってみないとわからないのです。

 

何でも自分で経験してみることが必要です。自我を持ち始めた子供は自分と大人を比べています。子供の機嫌をとるのではなく、頭ごなしに押さえつけるのでもなく、程よい距離を保って大切な時期を過ごしましょう。

 

食事中のイヤイヤは工夫次第で解決できる

反抗期になると、食事中にも「イヤイヤ」言い出します。せっかく作ったご飯を食べてくれなかったら、お母さんだって悲しい気持ちになります。それどころか、お茶碗をひっくり返されたりされたら、「もう、ご飯食べなくていい!」とついつい怒ってしまうでしょう。しかし、怒った割には、本当に何も食べないと心配になって、食べさせたりします。

 

イヤイヤ期の時には、無理にご飯を食べさせなくても問題ありません。イヤイヤ言っている時は放っておいて、時間をあけて食べさせればいいのです。自分で食べると言ったらスプーンを持たせてあげましょう。

 

ご飯も最初から子供が食べやすいように、手づかみしやすいような大きさで出します。汚してもお母さんの負担にならないように、子供にエプロンをつけて床には新聞紙やビニールなどを敷いておくと、子供が汚してもイライラしません。最初からイライラしなくなるように準備しておくといいのです。

 

ほんのちょっとで子供の心は満足する

第一次反抗期、イヤイヤ期の子供は何かとお手伝いをしたがるでしょう。そんな時、お母さんはどう対応しているでしょうか。お手伝いといっても、まだまだ小さいのでお母さん一人でやってしまった方が早い場合がほとんどです。

 

しかし、手伝いをしたいと言っているのであれば、お手伝いをさせるチャンスです。簡単なお手伝いを見つけて、どんどん子供にやらせましょう。

 

テーブル拭きくらいなら小さい子供でも手伝えるでしょう。とは言っても、布巾でテーブルを撫でているだけで、お母さんからすると自分で拭き直したくてうずうずするかもしれません。

 

露骨に子供の前でお母さんがやり直すと、子供は面白くありません。お母さんと子供、両方にとっていい方法は、ゲームにしてしまう事です。

 

例えば、テーブルの両側からお母さんと子供でテーブルを拭いていって、時間制でもいいですし、真ん中まできたらでもいいので、ルールを決めて交代します。拭く場所を変われば、お母さんは拭き直したのと同じですし、子供は楽しくお手伝いができて一石二鳥です。

 

料理を作る時にも一緒にできる工程があります。例えば、揚げ物をする時に小麦粉をつけて卵にくぐらせるところまではお母さんがやり、最後パン粉をつけるところは子供にお願いします。こぼしてもいいように予め何かを引いておけば汚れても平気ですし、お母さんも片付けの時間を気にしなくていいので負担になりません。

 

一緒にご飯を作れば子供は満足出来ますし、自分が手伝ったご飯はパクパク食べるでしょう。お母さん一人でやってしまった方が早いのは確実ですが、ちょっとだけ子供に付き合ってあげるだけで、子供にとってはかけがえのない時間を過ごすことができるのです。

 

子供が一人で遊んでいる時にも、上手く出来なくてカンシャクを起こしてしまう事があると思います。積み木を自分の思うように積めない、そんな時にはカンシャクを起こす前に「ママも混ぜて」等と言って、子供の遊びに混ざります。

 

そして、サラっと要所だけ手伝ってあげたらいいのです。また、カンシャクを起こす時には眠たい場合などもありますから、気分転換に外に連れ出したりするのもいい方法です。

 

叱ってばかりでは子供は変わらない

夜、寝る時間になっても子供がテレビばかり見ている時にはどうしますか。だいたいのお母さんたちは「いつまでテレビ見てるの」「早く寝なさい!」などと言うでしょう。しかし、そんな事を言っても素直に寝る子供はいないでしょう。

 

そういう時には、頭ごなしに叱るのではなく、まずは優しく「そろそろ寝る時間ですよ」と言います。優しく言っても効果がなければ、目覚まし時計や携帯のアラームなどを5分か10分後にセットします。子供には「ベルが鳴ったら寝るのよ」と言っておきます。

 

実際にベルが鳴ると、あれだけ叱っても寝なかった子供も、いつもとは違った感じに素直に寝室へ行くでしょう。頭ごなしに叱るより、色々な工夫をして子供が素直に言う事を聞いてくれるように考えましょう。これもお母さんの大切な仕事の一つです。

 

スムーズに親離れ、自立をさせる方法

男の子でも女の子でも、同じように育てよう

子育てとは、自分のところへ生まれてきた子供を一人前の大人へ育て、社会へ送り出すことでしょう。一人前の社会人とは、自立した人間、主体性を持っている人間です。自分の事を自分でやるだけではなく、自分で考えて判断して行動できる、また自分のした事に責任が持てるかどうかということです。

 

では、自立しているとはどういうことでしょうか。経済的な自立、精神的な自立、生活的な自立と大きく3つに分けられます。経済的な自立については、特に男性は小さい頃から厳しくしつけられてきたでしょう。

 

しかし、ある年代以上の男性たちは、奥さんがいないと何がどこにあるのかわからない、自分のパンツでさえどこにあるのかわからない、という生活的な自立ができていない人が散見されます。

 

女性の場合には、生活的な自立についてはしつけられていても、今度は経済的な自立が出来ず、別れたくても経済的な理由で離婚出来ないというケースも珍しくありませんでした。

 

これからの時代は、男性女性という性別はあまり関係のない時代です。男性も女性も先に述べた3つの自立が必要ですから、小さい頃から男の子も女の子も同じように育てましょう。女性も男性と同じように仕事をしたり、男性が主夫をしているご家庭も珍しくない時代です。

 

男性でも掃除をしたり、ご飯を作ったりするのは今の時代は当たり前ですし、女性でもバリバリ働いて経済力の高い方もいます。小さいうちに、男女差別なくお手伝いをさせることが必要だと言えます。

 

親が子離れ出来なくなっている?!

子供の成長とは、嬉しくもありさみしくもあります。どうしてさみしいのかと言えば、成長するに従って、親との精神的な距離はどんどん離れていき、どうやって親離れするかということになるからです。それは、親の方も上手に子離れをしなくてはならないということです。

 

しかし、最近の親御さんたちは、この子離れが上手に出来ないようです。大学の入学試験に親が付き添うなんて、少し前にはなかったことです。今では、大学側が入試の際に親の控え室を用意しているというのですから驚きです。

 

電話相談にも子離れが出来ずにいる親からの相談が寄せられるようです。子供がいじめにあい月曜はお母さんが送って行ったそうですが、火曜からは泣いて行かないというそうです。この話を聞いて、この子供が高校生だなんて想像できるでしょうか。

 

また、大学生の息子さんを持つお母さんからは、何の不自由もなく育ててきたのに、最近は親の言う事を聞かなくなったという相談です。深夜に出掛けて行ったり、髪型も変わり洋服も勝手に買ってくると言います。

 

大学生ともなれば、もう子供ではありません。こんな話を聞くと、思わず息子さんの方に同情しそうになってしまいます。このように、最近は親の方が子離れできないケースが増えてきています。

 

子供を自分の生きがいにしない

子供は中高生くらいになれば、親との距離を取り自立しようとします。色々な世界を見て、迷いもがきながら、いろんなことを吸収して自分自身を確立します。親からすると、嬉しい反面さみしさを感じる時期でもあります。

 

しかし、子供は親の所有物ではないということを、しっかりと理解しておくことが重要です。子供は親とは違う個性を持った別の人間です。そこを頭にいれて、お互いにお互いを尊重し合えるような関係を築きましょう。

 

子供の自立を悲しいと感じるか嬉しいと感じるかは人それぞれです。どのような親子関係だったのか、親の考え方やそれまでの生き方などによって変わってきます。

 

赤ちゃんの頃は、10ヵ月の間お母さんのお腹の中にいますから、子供とお母さんはかなり強い絆で結ばれているでしょう。それに赤ちゃんは自分一人では何もできませんから、お母さんの9割ぐらいのエネルギーを赤ちゃんに向けてもいいでしょう。

 

ちょっと成長して、幼児期になれば7割ぐらいにして、さらに成長して小学生になれば5割ぐらい、高校生にもなれば3割ぐらいと、徐々に子供に注ぐエネルギーを減らして行きます。子供の成長と共にお母さんは自分の時間も増えてきます。それを喜んで、自分のため夫のために使いましょう。

 

子供はいつまでも赤ちゃんではありません。子供以外に自分自身の生きがい、情熱を傾けられるものを見つけて、子供だけが生きがいとならないようにしましょう。

 

親が子供の自立を邪魔しない

実は子供は、各年代で少しづつ親離れのサインを出しています。例えば、保育園に行き始めた頃、ちょうど慣らし保育の期間などは保育園に着いてもお母さんから離れないような子供も珍しくありません。しかし、時間が経てば自分から保育園の友達の中に入って行きます。

 

少し成長して、小学校の中学年くらいになれば、ある日突然「一人でお風呂に入る」と言い出します。お母さんは特に構えることなく、さりげなく「そっか」とか「あら、そう」くらいに答えて、子供の好きなようにさせます。

 

せっかくの小さな親離れのサインです。「まだ一人でお風呂なんて早いわよ」なんて事を言って、子供の自立の芽を潰さないようにしましょう。

 

お母さんと手を繋いで歩いていても、反対側から友達がきたら、それまで繋いでいた手を離しだす時期もあります。これは特に男の子に多いでしょう。友達が行ってしまえば、また何事もなかったかのように手を繋いできます。こういう時にも、子供の好きなようにさせましょう。こうやって少しずつ親離れをしていきます。

 

欧米はヨコ社会で日本はタテ社会だと言われます。日本の場合、夫婦の結びつきよりも親子の結びつきの方が強いという事です。お母さんたちに「結婚した時と子供が生まれた時では、どちらの方が強く感動したか」というアンケートを実施すると、欧米と日本ではまるで違う結果が出ます。

 

欧米では「結婚した時」という回答が多く、日本では「子供が生まれた時」という回答が多いのです。日本では欧米に比べて母子の結びつきが強い傾向にあります。母子の結びつきが強いこと、母子一体感とはお母さんが子供が自分の生きがい、子供と同じように一喜一憂するような状態です。

 

母親であれば、誰でもそのような感覚は持っているでしょうし、子供に命の危険が迫れば自分の命を投げ出して、身を呈してでもそれを阻止するでしょう。我が子が楽しそうにしていればお母さんも自然と笑顔になるでしょうし、悲しんでいればお母さんも気持ちが沈みます。

 

そのこと自体はなんら不思議なことはない当然のことですが、子供は親のすべてではありません。子供は親の生きがいの一部ではあるかもしれませんが、いつか親離れをして親元から離れていきます。

 

親が子供の成長に合わせて子離れできないでいると、親が子供の自立を邪魔する原因となってしまい、子供の方も成長するに従って、そんな親が重荷になってしまいます。

 

欧米では子供であっても親とは違う人格を持った人間として、小さい頃から子供を扱っています。子供は子供であっても自分とは違う人間であると理解できていれば、子供の自立を邪魔するようなことはなくなるでしょう。

 

どうして子離れできないのか

昔に比べて、どうして親離れや子離れがなかなかできないのでしょうか。いろいろな要因がありますが、大きく分けると2つ考えられます。

 

まず一つは、子供に対する考え方が昔と今では大きく違います。今でこそ、子供ができた事を理由に結婚するケースを「できちゃった婚」などと呼びますが、昔は子供は完全に神様からの授かりものでした。無事に生まれてくるのか、何人生まれてくるのか、運を天に任せている状態でした。

 

ところが現代では、子供は夫婦で「つくるもの」となり、多くの夫婦が計画的に何人産むか決めています。また、多くの産婦人科でも家族計画は計画的に、と伝えています。

 

そのような背景もあり、「子供は自分のもの」という意識が強くなってしまったと考えられます。自分のものだと無意識のうちに思ってしまっているために、なかなか子離れができないのでしょう。

 

また、70年くらい前までは日本人の平均寿命は50歳くらいでしたが、ここ最近では、80歳を超えても元気な高齢者は珍しくありません。平均寿命が50歳前後だった頃の日本は、お母さんが一人で5人、6人と子供を産んでいました。今でいう大家族が当たり前だった時代です。

 

人生50年ですので、子供が成人する前に親が死んでしまうという事も珍しくない頃でした。その為、親は自分が死んでからも子供が一人で生きていけるように、早く自立させる必要がありました。

 

お母さんたちは子供たちに「お母さんがいなくなったらどうするの」とよく言っていました。残された子供たちの事を考えれば、子供の自立は早いに越したことはなかったのです。

 

現代では大家族は珍しくなり、多くの家庭で子供は一人か二人です。晩婚化が進んでいるとはいえ、子供が成人した時に親が50代〜60代というケースが多いでしょう。最近は60歳でもバリバリ仕事をしている人が多くなっています。

 

子育てが終わり、時間的にも経済的にもゆとりが出てきて、ついつい子供のことに口を出してしまうのです。親離れができないというよりも、親がついつい世話を焼いてしまうのです。

 

スムーズな親離れには夫婦関係も重要

一人前の社会人として子供が社会に出ていき、親以外の人たちの力を借りて生きていけるようになったら、親離れできたという事でしょう。親離れとは、何も世間に子供を放り出すようなことではありません。

 

親離れがなかなかできない子供は、あまり他人を頼れなかったり、他人を信用できないというような傾向があります。このような傾向のある子供は、授業中に分からないところがあっても「教えて」の一言が言えません。

 

今まで親が過保護、過干渉に接してきたので、子供としては何も言わなくても自分の気持ちを察知して問題解決してきました。そのためそれが授業中にも起こると思い「分からないから、誰かが手伝ってくれる」と思ってしまいます。

 

そして、このタイプの子供は「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えません。そうなると、学校でも友達が出来にくく、なかなか周囲にも溶け込めず、孤立してしまいます。

 

子供が親離れするという事は、親が子離れできないといけませんが、親が子離れするためには夫婦の関係が影響します。夫婦がうまくいっていれば、子離れもうまくいくというのです。夫婦関係がよくないと、お母さんに不安感が生まれ、その不安感を子供の世話を焼くことで紛らわせているのです。つまりお母さんが子供に依存してしまっている関係です。

 

親が自主性や自立心に欠けていては、子離れは難しいでしょう。親が自立していないのに、その親の子供が自立できるはずはありません。そうなると、結果的に親子が互いに依存する形となってしまいます。

 

一見すると夫婦関係と親離れ、子離れは関係ないように思えますが、とても影響しています。そして、問題行動を起こす子供たちをみていると、親離れや子離れができていないケースが多く、そのうちほとんどのケースでは夫婦関係がうまくいっていない傾向にあります。

 

お母さんに知って欲しい4つの事

子供の発達には個人差があります。早い段階で寝返りができても歩き出すのは遅い子、歩き出すのは早かったのにおしゃべりは遅い子、何もかも平均的な子供もいるでしょう。保育園や幼稚園でも、いつまでもお母さんから泣いて離れない子もいますが、焦らず決して無理にその手を離さないでください。

 

他の子供があまり泣かずに先生や友達の輪の中に入っていく姿を見ると、お母さんとしては焦るかもしれませんが、やがて慣れればそうなるので気長に待ちましょう。大人だって初めての場所で、知らない人とどんどん話せる人もいれば、そうではない人もいます。子供だって同じなのです。

 

もしそこでお母さんが、焦って子供を離そう、離そうとしてしまうと、子供は敏感にお母さんの気持ちを察知しますから逆効果です。叱るのもよくありません。他の子供と比べるような発言もしないでください。

 

お母さんに知っておいて欲しい4つの事を以下に挙げます。今までの子供への接し方を振り返り、自分はどうだったか考えてみましょう。

①細かい事を言わない。子供に期待し過ぎない。

②過保護、過干渉はNG

③子供とスキンシップとっていますか。

④子供に黙って出かけない。

 

保育園や幼稚園にこれから通おうという時に、保育園や幼稚園ではあれはしちゃダメ、これはしちゃダメ、こういう風にしないとダメなど細かく子供に言ったりしていませんか。これでは「ダメ」が多過ぎて、子供は保育園や幼稚園の事を「楽しい場所」だと思えません。

 

親が細かく言わなくても、本当にダメなことすれば先生が注意してくれますし、成長とともに子供も理解するようになります。小さいうちには言葉がうまく話せない、自分の気持ちをうまく言えない、このような理由で友達とケンカになることもあるでしょう。しかし、これらは成長とともに解決します。

 

また、親の期待は子供にとって必要ですが、過度な期待は子供にとって負担となります。無意識のうちに子供に過度な期待をしてしまってはいないか、子供に負担をかけていないか、確認してみましょう。

 

過保護や過干渉は子供をダメにしてしまいます。自分で考えなくても親がしてくれるのですから、自分で考えて行動するという事が出来なくなってしまうのです。そうすると、誰かに何かを言われないと何もできない、何もしない、そういう子供になってしまいます。

 

子供とスキンシップをとる為に、子供が帰ってきたらハグをしたり、寝る前におやすみのキスをしたり、各家庭で習慣づけされているところもあります。このようなスキンシップではなく、精神的なスキンシップはどうでしょうか。

 

精神的なスキンシップとは、外で何かあった時に家の中で思いっきり泣けるような環境、全てをさらけ出せるような安心感、甘えていい場所、自分の全てを受け入れてくれる場所だと認識しているかどうかです。

 

最後に、どうして子供に黙って出かけてはいけないのかというと、黙ってどこかへ行くと、自分が幼稚園に行っている間に、またどこかへ行くのではないかと子供が不安になるからです。

 

お母さんが出かけようとすると後を追ってきて、玄関で大泣きするような子供も多いでしょう。しかし、だからと言って子供が寝ている間に出かけたりすると、子供は不安になってますますお母さんから離れなくなります。

 

親としては「ちょっとそこまでだから」と思うでしょうが、子供には分からないので単純に「置いていかれた」という不安感が残ります。時にはその不安感が子供の心を支配し、健全な発達や親子の信頼関係を傷つけてしまうことになりかねません。

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