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言われなくてもやる子に育てるための方法

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ToDoリスト

「着替えなさい」「歯磨きはしたの?」「食べる前は、いただきますでしょ!」…。子供が朝起きてから寝るまで、このような言葉かけをし続けて疲れてしまうという親御さんは少なくありません。親が言わなくても自分から行動できる子供に育てる方法について見ていきましょう。

 

「やることリスト」で自分から行動する子になる!

大人も子供も朝はやることがたくさんあります。家族に朝のあいさつをし、顔を洗って着替え、「いただきます」を言ってから朝食をとり、歯磨きをして、幼稚園に行くための準備をして…。挙げたらきりがないくらいです。その一つ一つに対して、親が「あれをしなさい」「これはしたの?」などと声をかけていたら、本当に大変です。

 

ただでさえ忙しいのに、いちいち声をかけなければならないのでは、イライラも高まります。そのため、朝から子供を叱ってばかりという方も多いことでしょう。しかしそれでは子供は朝から暗い気持ちになり、やる気も失われます。

 

ちょっと立場を変えて考えてみてください。やらなければならないと分かっていても、人からやれと言われるとやる気が失せたり、嫌な気持ちになったりすることはありませんか?子供ももちろん同じです。

 

朝は慌ただしく、誰でもイライラしがちです。だから大したことではないのに厳しく子供に言ったり大声で叱ったりするのも仕方がないことです。しかし、誰でも気分よく一日をスタートさせたいものですよね。ですから、言われなくても子供が自分で動けるようなシステムを考えてみましょう。

 

要は、やるべきことを子供自身が気づくことができればよいわけです。そこで、「朝のやることリスト」を作ってみましょう。「顔を洗う」「着替える」など、朝やらなければならないことを一つ一つ書き出します。紙ではなく、シート状のマグネットに書く方が良いでしょう。シート状になったマグネットを切って、小さな付箋のようなものをいくつも作り、そこにやることを一つずつ書いていくのです。

 

全て書き出したら、それを冷蔵庫やホワイトボードなどに貼ります。朝起きたら子供はそれを見て、書かれてあることに取り組みます。そして終わったものからはがしていくわけです。もちろん、シート状のマグネットが手に入らなければ紙で作ってもいいですし、冷蔵庫ではなくコルクボードに画びょうで留めてもいいでしょう。

 

この方法は、朝だけでなく、幼稚園から帰ってきた後やることについても応用できます。書く言葉が「手洗いとうがいをする」「幼稚園バッグからお手紙を出す」などと、朝と少し変わるだけです。

 

しかしこの方法には注意点があります。リストさえ見れば子供は自分でやることが分かるのですから、親が「歯磨きはしたの?」「ハンカチを入れ忘れているじゃないの」などと言ってしまうのはやめましょう。

 

言葉をかけるとしたら「朝起きたら(帰ってきたら)リストを見るのよ」というもので十分です。もしも見ることを忘れるようであれば、その都度「リストは見たかな?」と確認するだけにしましょう。

 

マグネットを次々とはがしていくのは、子供にとって楽しいことです。きっと楽しみながら朝の支度をすることができ、親も子もお互いにイライラが解消することでしょう。

 

「やることリスト」は自己管理能力を育てる

子供がやらなければならないことをリストアップしてマグネットシートに書き出し、やり終わったらはがすという作戦は、我が子を自ら行動する子に育ててくれます。この方法の一番の良さは、やるべきことと、やり終わったことが一目瞭然であるということです。

 

つまり、やるべきことに子供が自分から気づくことができます。これは自己管理能力につながります。

 

非常にシンプルな方法ですが、これは大人でも多くの人がやっている方法です。目的を持って仕事をしている人は、たいてい「ToDoリスト(やることリスト)」なるものを作っています。(本日のToDo、今月のToDo、今年のToDo)

 

ここでは幼稚園児や保育園児を例にとってお話していましたが、小学生でも朝の支度や帰ってからの仕事を自分でできない子が少なくありません。しかし、本来ならばこのようなことは、工夫さえすれば幼児のうちからできることです。言葉であれこれ言ってしまう代わりに、やることリストを作って子供の自己管理能力を育ててあげましょう。

 

もっと言えば、幼稚園に通う前からやれることがあります。それは、子供ができるようなことであれば、親は何でもやってあげてしまわず、言葉かけにとどめるようにすることです。

 

幼い子供が不器用に自分で何かをするよりも、大人がやってあげたほうがずっと早いですから、待つことは難しいかもしれません。しかし、将来人から言われなくても主体的に行動できる人に育てるためには、ごく小さいうちから気を付けておくとよいでしょう。

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