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集中力だけではダメ!同時進行できる力もつけさせて

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集中して勉強する子供

子供に集中力をつけさせようとしている親御さんはたくさんいるでしょう。しかし残念ながらこれからの時代に生きるには、1つの事に集中できる力だけでは足りません。それに加えて複数の事を同時にこなす力が必要なのです。

 

集中力と同時進行できる力はどちらも大切

我が子の集中力のなさを心配される親御さんは多いようです。しかし、本当にお子さんは集中力がないのでしょうか?興味がないことにはうわの空でも、興味があることに対しては驚くほど集中することはありませんか?もしそうなら、その子のことを集中力がないとは言えないでしょう。

 

だいたいの子供は、誰に言われるでもなく自らやることに関しては、集中して行うものです。それがどのようなことなのかは人それぞれで、読書に集中する子供もいるし、人形ごっこに集中する子供もいます。「いつまでやっているんだろう!?」と親は驚いてしまうときもあるでしょう。

 

幼稚園に通う年頃になるまでは、大いに1つの事に集中させてあげましょう。もしもお子さんが何かに集中していたなら、できる限り声はかけず、存分にその世界に浸らせてあげてください。そうすれば、1つの事に対する集中力がつくことでしょう。

 

うちの子はどんな遊びにもそれほど集中しない、と言う親御さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、子供の集中力が見られるのは、遊びの場面だけではありません。例えば、「泣く」という行為について。いったん泣き出したらなかなか止まらないお子さんもいますね。それも1つの集中力です。ケガや病気など健康に関わる心配がないのであれば、泣きたいだけ泣かせてあげましょう。

 

さて、集中力はこのように育てていくとして、もう1つ身に付けさせたい力があります。それは、複数の事を同時にこなす力です。何か1つの事に集中しつつ、自分の周囲で起こっている状況を察することができる力を身につけてほしいのです。例えば、夢中になって本を読んでいても、誰かが近づいてきたときにそのことを感じ取れるような力です。

 

今の世の中は、情報があふれています。そんな世の中を生き抜くには、あふれかえる情報を瞬時に処理して、複数の事を同時進行で行う力が必要不可欠です。よく、「ながら勉強」や「ながら食べ」など、なにか別の事をしながらもう1つの事を行うのはよくないと言われますが、必ずしもそうとは限りません。

 

遊びに出かける時間を気にしつつ、宿題に取り組み、親が明日の予定について訊いてきたらそれにも答える。なかなか難しいことですが、これができるようになるということは、それだけ脳が発達したということなのです。

 

状況に応じて脳内の注意のスイッチを切り替えることができているということですから。もちろん最初はうまくいかないでしょうけれど、習慣づいてくれば簡単にできるようになってきます。

 

人間の脳はもともと、何件かの情報処理をいっぺんにこなす力を秘めているのです。これを引き出さないのはもったいない。ぜひ、意識して生活の中で複数の事を同時にこなす作業を取り入れて、脳のこの能力を高めてあげましょう。

 

頭のよい子は、物事に集中することができます。でも、たくさんのことをいっぺんに処理できるような子供も、やはり頭がよいと言えるのです。

 

食事中のテレビは脳に良い?悪い?

脳を発達させるには、1つの物事に集中する力と、複数の物事を同時にこなす力は、どちらも必要なものです。では、「食事をする」ことと「テレビを見る」ことを同時にやるのは、脳にとって良いことなのでしょうか、それとも悪いことなのでしょうか。

 

食事中のテレビはいけないと言われることも多いでしょう。ですから一概には言えませんが、やり方を工夫すれば、脳を鍛えることもできます。

 

食事中のテレビがいけないと言われる理由は、テレビの方が気になってしまって食事が進まなかったり、食べ物を見ながら食べないためにこぼしたり落としたりすることが多いなどです。

 

食事中のテレビを良いものにするためには、食べ物を口に入れる時はきちんと食卓の方を見て、咀嚼する時に目をテレビに向けるというやり方をしっかりと教えればいいのです。それができるようになれば、両方の事を同時にきちんとやれる力が身に付くでしょう。

 

それに、テレビを見ている途中でも「今は見なくていいな」という瞬間があるはずです。CMの時などがそれに当たるかもしれません。そんな時にはさっとテレビから食事に意識を移して、その間は食事に集中する。このように、テレビを見ながらの食事でも、状況に応じて脳を切り替えられるようになれば、脳の良い訓練の場になるとも言えます。

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