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全員が近視?赤ちゃんの目のトラブルを知る

赤ちゃんの目

赤ちゃんの目は、大きさは違いますが構造的には成人とほぼおなじものをもう備えています。しかし目の状態や視力、見え方などは成人とは違います。そのあたりについて少し見ていきましょう。

 

目が潤んでいたり目やにが目立っても大丈夫

赤ちゃんの目はよく潤んでいたり、周囲に目やにが目立ったりしますが、あまり過剰に心配することはありません。もともと赤ちゃんの目は潤んだり目やにが出やすい構造になっているからです。

 

もともと、人間の目には目の中の涙を輩出するための涙点というところがあり、まばたきすることでここを通って涙が鼻の方へと流れていくようになっています。ところが赤ちゃんはまだこの部分が狭くなっているために涙の排出がうまくいかないことがあり、結果として目が潤みやすくなるのです。

 

また、赤ちゃんの場合、この管が狭いために非常に詰まりやすいという特徴も持っています。この管が詰まってしまうと涙のいき場がなくなり、老廃物がたまって目やにが発生する原因となります。この管は左右の目に存在するのですが、その太さも詰まりやすさもさまざまなので、片方だけがいつも詰まってしまって目やにが出る、といったことも起きてきます。

 

目と鼻をつなぐこの管は体が成長するとともにだんだんと広くなっていきますから、こうした状態は自然に解消していきます。このため目やにがたくさん出るようでもきちんと拭き取ってあげれば特に問題はありません。逆に放っておくと結膜炎などになりかねませんから、取ってあげてきちんと清潔にすることが大事です。

 

また、目やにがあまりひどいような場合には市販の目薬などは使わず、病院で診てもらうといいでしょう。

 

赤ちゃんの視力はどれぐらい?

誕生してすぐの赤ちゃんの視力は0.02ぐらいとされており、目の前がぼんやりと見える程度の視力しかありません。おおよそ30センチ程度しか焦点の幅がないのです。

 

これは特に異常ではなく、やはり体の成長とともに目も発達して視力が上がっていきます。1歳で0.2前後、2歳で0.5前後になり、6歳ぐらいでようやく成人なみの視力を持つようになります。

 

視力が低いというと、暗がりで字を読んだり、TVに近づきすぎたりすると目が悪くなる、というようなことを思い出される方もいらっしゃるかと思います。しかしこのように悪い目の使い方をしたからといって視力が落ちることはなく、単に目が疲労するだけです。

 

近視になる原因としては、遺伝によるものが関連しているとも言われていますので、赤ちゃんや子どもが近視であってもそれは病気というわけではないのです。必要なら眼鏡を利用するなどするといいでしょう。

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