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我慢する力を身に付けさせる理にかなった方法

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我慢する子ども

子どもに我慢することを教えるにはどうしたらよいのか、悩んでいる親御さんも多いことでしょう。一朝一夕に身に付くものではありませんが、脳の仕組みを利用した、効果的な方法をご紹介します。

 

子どものしつけのために知っておきたい脳の仕組み

子どもに我慢を教えるのは大切なことです。人間生活において、我慢ができないと命が危なくなることもたくさんあるからです。食べたいからといって好きなだけ食べ続けていたら、健康を害します。自分が進みたいからといって信号を無視して渡ってしまったら、事故に遭ってしまうでしょう。

 

子どもに我慢を教えるのは容易なことではありません。しかし、脳の2つの仕組みを上手に使うことで、子どもは次第に自分から我慢ができるようになるのです。まずはその2つの仕組みをご説明しましょう。

 

1つ目は、「うれしい」「楽しい」といった気持ちからもたらされる仕組みです。このような感情を持った時、脳内ではドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。このドーパミンは脳の隅々をめぐって、脳全体の動きを活性化させるのです。

 

2つ目は、短期間の記憶に関する仕組みです。脳の前頭前野にある仕組みなのですが、何かをちょっとの間だけ記憶しておくために必要なものになります。

 

人はいろいろなことを記憶しますが、中には少しの間だけ覚えておけば良いものもたくさんあります。例えば、おつかいを頼まれた時、何を買うのかは一生覚えておかなければならないことではありません。買い物が終わるまで頭にあればよいものです。そういった情報を覚えておくための仕組みです。

 

私たちが生活していく上で、この仕組みが使われることは多いですが、子どもが何かを学習する力をアップさせる上でも、とても重要になる仕組みです。ですから、幼いうちから脳内のこの仕組みをしっかりと定着させる必要があるのです。

 

ごく小さい子どもが喜ぶ遊びの一つに、「いないいないばあ」がありますね。これはこの仕組みを身に付けられる、とても良い遊びです。この場合、短期間の間覚えておくことは「手で隠された奥には、今遊んでくれている人の顔がある」という情報です。いないいないばあ遊びをすることで、しばらくの間手で顔が隠されていても、誰の顔が現れるのかが分かるようになってくるのです。

 

脳の仕組みを利用して、我慢する力を効果的に育てよう

子どもにも、我慢させなければならない場面がたくさんあります。そんな時、もしもちゃんと我慢ができたなら、思い切りほめてあげてください。子どもはほめられるとうれしいと感じ、その感情が脳内のドーパミン分泌を促し、さらにそのドーパミンが脳全体の働きを活性化させます。つまり、我慢をしつける時にドーパミン分泌を促す言葉かけをすれば、脳の働きまでよくすることができるというわけです。

 

また、何かを我慢できたときに、ごほうびを上げるのも良い方法です。この時も、ほめられるのと同様に、ドーパミンが分泌されますから、脳は活発に働くようになります。

 

さらに、我慢をしている時には「短期間の間だけ情報を記憶しておく」という脳の仕組みも働かせることになります。例えば「ゲームをしたい、だけど今は我慢して宿題をしなくちゃ」という場合であれば、宿題をしている短期間の間、ゲームをしたいという気持ち、あるいは、宿題が終わったらゲームができるという情報を覚えているということになるのです。

 

子どもがまだ小さいうちから、我慢しなければならないことを教えましょう。もちろんすぐにはできるようになりません。それでも根気強く教えるのです。そして我慢することができた時には思い切りほめてあげましょう。その繰り返しです。

 

そうするうちに、我慢できたら褒められるということを覚え、親からくどくど言われなくても、自分から我慢しようとするようになります。

 

もっと成長してからも、嫌なことをやらなければならない時に、「嫌だ嫌だ」と思いながらやるのではなく、「これさえやってしまえば好きな遊びができる」と見通しを持って我慢することができるようになります。同じ我慢でも、明るくポジティブにとらえることができるようになるというわけです。

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