母乳が粉ミルクよりも良いのは成分を考えれば簡単なロジックです!

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母乳と粉ミルク

赤ちゃんに飲ませるのは、母乳がいいのか、それとも粉ミルクがいいのか?新米ママたちによくある悩みです。しかし迷うことはありません。可能なのであれば、赤ちゃんはぜひ母乳で育てましょう!どうしてそんなにも母乳がおすすめなのかをご説明します。

 

 

母乳は赤ちゃんにとっての完全食

完全食とは、健康な状態を保つことができる栄養素をバランスよく含んでいる食品の事であり、卵や玄米などを完全食と呼ぶことが多いようです。しかしこれらの完全食も、本当の意味で栄養的に完全かというと、それには少々疑問が生じます。卵だけ食べていれば塩分も水分もいらないかというと、決してそうではないからです。

 

ですから厳密に言えば、この世には完全食というものはないと言えるでしょう。ただし、赤ちゃんに限って言えば、完全食というものが存在します。それは、お母さんからもらえる母乳です。母乳には、赤ちゃんが健康に生きる上で必要な全ての栄養素が完全に備わっています。その上調理を何も必要としないのですから、完全食として母乳の上をいくものは何もないでしょう。

 

ですから、特に何も支障がなければ、赤ちゃんは母乳で育てることがおすすめなのです。「牛乳だって、牛の母乳なのだから完全食でしょう?だったら牛乳から作られる粉ミルクでも問題ないのでは?」と考える方もいるかもしれません。確かに牛乳も完全食です。しかし母乳と違うのは、牛乳は牛の子どもが育つうえでの完全食であるという点です。

 

昔、母親の母乳が得られない赤ちゃんは、知り合いのお母さんから母乳をもらっていたものです。もちろん、粉ミルクが普及していなかったということも理由の一つではありますが、その頃の人々はみな、赤ちゃんには母乳が最適で、しかも人間のお乳であるのが当然だと思っていたのでしょう。

 

今は粉ミルクの質が向上し、母乳にかなり近い成分になってきました。それでもやはり、牛の乳であるという、母乳との根本的な違いはなくならないのです。

 

「仕事に行かなければならない」「母乳が出ない」「母親に病気がありお乳は飲ませられない」…赤ちゃんに母乳を与えられない事情も確かにあります。そういう時には粉ミルクを飲ませればよいのです。しかし母乳を与えるうえで何の支障もないのに粉ミルクで育てようとするのは、あまりおすすめしません。お母さんからお乳をあげることが可能なのに、わざわざ牛から乳をもらう必要などないのです。

 

牛乳と母乳はこんなにも違う!

特に問題がなければ、赤ちゃんはぜひお母さんのお乳で育ててください。それは、粉ミルクの原料である牛乳と母乳は、決して同じものではないからです。なぜ違うのか。それは、人間と牛は、全く異なる生き物だからです。特に大きく異なる点として、成長の仕方が挙げられます。それが、母乳と牛乳との大きな違いを生み出しているのです。

 

牛と人間とでは、成長のスピードがまるで違います。牛は、生まれて2年もすれば、体重がおよそ10倍に増えます。一方人間は、2年たっても4倍くらいにしか大きくなりません。

 

一般的に、成長のスピードが速い動物のお乳には、たんぱく質やミネラル類など、成長に欠かせない栄養素が多く含まれています。早く成長するためには、骨や筋肉の成長スピードも速くならなければならないからです。現に、牛乳には母乳の4倍以上のカルシウム、3倍程度のたんぱく質が含まれています。牛の乳は、成長の早い牛に最適な成分でできているというわけです。

 

一方母乳には、牛乳よりもたくさんのリノール酸やリノレン酸が含まれています。これらの必須脂肪酸は、脳細胞を作るうえで欠かせない成分です。ご存知の通り、人間は知能の高い生き物です。人間の赤ちゃんは、身体を成長させながらも、それをしのぐ素晴らしいスピードで脳細胞を成長させているのです。そんな人間の赤ちゃんに最適になるように、母乳の成分が構成されているというわけなのです。

 

牛や人間に限らず、全ての動物の乳が、その動物の生態にぴったり合うようになっています。ですから、何か問題がない限りは、人間の赤ちゃんには人間の母乳を与えるのが最適なのです。

 

母乳と粉ミルクとでは育ち方に違いが出る

母乳を飲んでいる子と粉ミルクを飲んでいる子とでは、育ち方にいろいろな違いが出てきます。個人差はありますが、見た目も違ってくるのが分かっています。

 

母乳を飲んできた子は、真ん丸な顔で、肉付きがよく、固くしまった感じであることが多いのに対して、粉ミルクを飲んできた子の顔は面長で、身体はぷにょぷにょとした柔らかい感じであることが多い傾向があるようです。

 

また、母乳の場合は、哺乳瓶で飲むのと違って、赤ちゃんが自ら強くおっぱいを吸わないと乳汁が出てきません。この作業がとても大切なのです。というのは、強く吸うことで赤ちゃんの顎がしっかりと成長し、形のある物をちゃんと噛んで食べることができるようになるからです。

 

それから、粉ミルクの成分が、子どものアレルギーに関与するという指摘もあります。粉ミルクには牛のたんぱく質が含まれており、これは人間のたんぱく質とは異なる性質を持つものです。この異質なものを赤ちゃんのうちから体に取り入れることが、将来子どものアレルギーを引き起こす可能性があるというのです。

 

このように、赤ちゃんを母乳で育てるか粉ミルクで育てるかということは、赤ちゃんの成長にいろいろな違いを生み出します。母乳育児をするうえで特に支障がないようであれば、人間の赤ちゃんには人間のお乳をあげることが最も適していると考えられます。

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