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生後3ヶ月までは、お父さんと入浴はNG?

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パパとお風呂

最近は意欲的に育児に取り組むお父さんも増えてきていて、赤ちゃんのおふろは全部お父さんまかせというところが増えてきているといいます。お父さんが育児に熱心なこと自体は大変いいことですが、生後すぐの赤ちゃんのおふろはお父さんだけではなくお母さんにも担当してもらいたいところ。それはどうしてなのかを見ていきましょう。

 

入浴(沐浴)で赤ちゃんとのスキンシップを存分にはかりましょう

赤ちゃんは、生まれてから3ヶ月はまだよく目が見えていません。この時期の赤ちゃんは成人よりも嗅覚が鋭く、臭いによって人やものごとを判別しています。

 

この時期の赤ちゃんが他に何もできないのにお母さんのおっぱいだけはしっかり探せるのは、お母さんの体からおっぱいの臭いを感じ取ってそこに口を向けることができるためです。赤ちゃんはお母さんの体の臭いを覚えてしまっており、別な臭いのする人に抱かれると不安になることがあります。

 

また赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるころから耳が聞こえていて、生まれてくるころにはお母さんの声とそれ以外の人の声を判別できるようになっています。

 

このため、赤ちゃんをむやみに不安がらせないために、生まれてから最初の3ヶ月はなるべくお母さんが赤ちゃんのお世話をするようにするのが理想といった考えもあります。この時期に赤ちゃんがもっとも安心して身を任せられるお母さんとのスキンシップは重要です(お母さんのスキンシップの重要性についてはこちらの記事を参照ください)。

 

特に入浴は赤ちゃんとお母さんのスキンシップの場としては最高ですから、この時期のおふろはお父さんばかりではなくお母さんも入れてあげるようにしたいものです。

 

なお、お母さんだけではなく、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんがお世話をするのは問題ありませんので、あまり根を詰めすぎないようにすることも大事です。生物学や医学的に理にかなっているということと、現実でどうするかとは別の問題ですので、ケースバイケースで柔軟に対応するのが良いかと思います。

 

追記:2015年3月24日

一部Twitterなどで、「男性の子育て参加への反対」、「お母さんへの過重労働の促進」等といった内容のつぶやきが見受けられますが、そのようなことには言及しておりませんので、ジャンプのある解釈、誤解釈をされないようお願いします。

根拠に関するお問い合せを何件かいただいており、お問合せいただいた方には個別に回答していますが、むろん根拠はあります。全記事において根拠のない記述は0にするよう心がけております。

記事の文章は、いくつかの根拠を組み合わせて書いております。その参考文献ですが、記事作成チームが現在使用している書籍、論文、官公庁の公表資料などは数百になりますので、全て列挙は難しいですが、一例として類似内容の記載がある書籍を挙げさせていただきます。

「0歳からの脳トレーニング」(著者:国分 義行、稲垣 武/出版社:二見書房)

この本の49ページには以下の記述があります。

・父親の育児参加はおおいにけっこうですが、生後3ヶ月くらいまでは、父親に入浴を任せるのは考えもの。

・生まれて3ヶ月くらいまでは、赤ちゃんの世話をする人は、できるだけひとりにしぼったほうがいいのです。ひとりにしぼるとしたら、いうまでもなく、生物学的にも心理学的にも全身からこみあげる愛情を赤ちゃんに与えられるお母さん以外にいないでしょう。

(出典:「0歳からの脳トレーニング」(著者:国分 義行、稲垣 武/出版社:二見書房))

そもそも科学情報の前提として、数学以外の科学(医学、生物学、脳科学、心理学 etc.)は正しい間違っている(真偽)が明確化できない学術体系という特性があります。(従って、「医学的に正しい」という表現は正確ではなく「医学的に理にかなっている」が正確です)

試しに、あるテーマについて書いてある子育ての本を100冊読んでみると、異なる結論となっているケースは日常茶飯事です。しかしながら、これら全て科学的に理にかなっています。このようなことが起こるのは、専門用語で言うと、数学以外の科学は命題論理を前提としていないためです。つまり、真偽(正しい間違っている)よりも現実社会で役立つということを優先して研究を進めています。

従って、現在の頭の中の知識や所有している子育て本と違った見解が存在するのは当然となります。

本サイトにおいては、出産がはじめての方のために基本的な情報も提供していますが、子育ての達人という趣旨から、現時点で大多数に認識されていない情報も提供しています。

本記事においては、他の記事よりも問い合わせを多数いただいたので追記という形で説明させていただきましたが、少し調べていただければ容易に判明するかと思いますので、自分の知識と記事内容が異なった時・疑問に思った時には、ぜひ調べたり・考えたりして欲しいと思います。

情報を受け身的に捉えるのではなく、触れた情報からいろいろ調べたり・考えたりすることで、子育ての達人へより一層近づけると考えており、意義があると考えています。

 

生後三ヶ月が過ぎたら・・・

おふろがどうして最高のスキンシップの場となるのかですが、それは赤ちゃんの全身に触れることができる場所だからです。

 

また、赤ちゃんはおふろの中では活発に動き回ることができます。おむつも服も無い状態で、水の浮力を受けることができるためです。温かいお湯に全身を包まれることもあり、これは赤ちゃんにとってかなり大きな刺激を受ける活動になります。

 

おふろでは当然赤ちゃんは何も着ていませんから、運動をさせる以外にも服などで見えにくくなっている場所に湿疹が出たりしていないかなどをチェックするには絶好の機会です。

 

お父さんが赤ちゃんのおふろ担当になりがちなのは、お母さんはお父さんよりも力がないので、おふろの中で赤ちゃんが活発に動き回ったときに誤って浴槽の中に落としてしまわないか心配だからだという意見があります。しかし、生後3ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんはそんなに腕力が無くてもお湯の中でなら支えることができます。赤ちゃんの体の支え方を工夫すれば、多少あばれても問題ありません。

 

具体的にどのように支えるといいかですが、まず赤ちゃんの体が滑ってしまわないようにタオルできつくならない程度にくるみます。その上で左手で首をサポートし、耳の穴を指でふさぐように持ちます。右手の方は赤ちゃんの顎を支えるように添えてください。このようにすれば赤ちゃんが多少動いても誤って落としてしまうことはありません。

 

赤ちゃんは汗っかきなので、おふろに入れた直後にふとんに入れたりすると30分もしないうちにびっしり汗をかいてしまいます。こうなってしまうと着せているものを交換しないと体が冷えて風邪をひいてしまいかねません。

 

このため、残業で帰ってくるお父さんを待ってそれから赤ちゃんをおふろに入れるようなことはなるべく避けて、夕方ぐらいにはおふろに入れてあげましょう。そして汗がひいてから寝かせるようにすることです。

 

多くの家庭では育児の中心はお母さんかと思います。このため、赤ちゃんが自分の周囲により興味を示し始める生後3ヶ月ぐらいまでの時期は、やはりお母さんとのスキンシップが大事になってくるのです

 

生後3ヶ月ぐらいすると、赤ちゃんは周囲に興味を持ち始め、また運動する力も強くなってきます。そうなってきたらおふろ担当をお父さんにどんどんやってもらいましょう。

 

お父さんは赤ちゃんと遊ぶのが上手であることが多く、おふろでもどこでも赤ちゃんが興味を持つようなおもしろい遊びを考えては赤ちゃんを喜ばせてくれます。そうなってくれば赤ちゃんはそうした遊びからさまざまな刺激を受けることができます。

 

赤ちゃんに接するときにも女性と男性の間には科学的には役割に差があるということを理解して、ふさわしく赤ちゃんに接してあげるように状況に応じて工夫するのも良いかと思います。

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