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子どもが集団で遊ばないので不安に感じる時は・・・

一人遊び

子どもによっては、他の子どもが一緒にいてもあまり関心を示さず、一人で遊んでばかりということもあります。そうなるとお母さんとしては、近い将来保育園や幼稚園に行くようになってからのことを考えて心配になりますが、そういった場合の対処法を見ていきましょう。

 

3歳ぐらいになると集団で遊べるようになってきます

1歳から2歳の子どもたちがいっしょになって遊んでいるところを観察してみると、実はいっしょに遊んでいるのではなくめいめいで1人遊びをしているだけで、集団での遊びがまだ成立していないということが分かってきます。こういう遊び方を平行遊びと言います。

 

子どもが集団での遊びを成立させられるようになってくるのは3歳になってからです。しかも最初から上手にできるわけではなく、お互いの考えていることがうまく伝わらなかったりする中でだんだんと集団で遊ぶ楽しさや意思疎通の楽しさを身につけ、集団での遊びを発達させていくことになります。

 

このため、3歳ぐらいでまだうまく集団での遊びに参加できずにいるのを心配することはありません。

 

子どもが4歳や5歳になっても他の子どもにまったく関心を示さず、また他の子どもと問題ばかり起こしており、常に一人でいるといったようなことがあるようならば何か問題があるのかもしれませんので、それから専門家に相談するようにすればいいでしょう。

 

1人遊びが好きかそうでないかも子どもの性格です

1人遊びばかりしているからといって、すぐに何か問題があるのではないかと考えてはいけません。子どもにもいろんな個性や好みを持った子がおり、その子は単に1人遊びが好きなだけかもしれないからです。

 

そのような場合は3歳ぐらいになっても集団での遊びよりも1人遊びを好んでするため、周囲の大人からすれば幼稚園に入ってから大丈夫なのかと不安になってしまうことになります。

 

しかし、他の子どもにちゃんと関心を示し、特に問題も起こさずにいるのならば特に心配は要りません。かけられた言葉を理解することができ、他の子どもにあわせた行動ができれば集団で生活する場面でも問題なくやっていけます。

 

子どもの成長の仕方はその子どもによってさまざまで、1人で遊んでいるのに飽き、集団で遊ぶ楽しさに気づいた時に集団遊びに何事もなかったように加わっていく子どもも普通にいます。逆に1人で遊ぶ方が楽しいと感じる子どももいるのです。これはその子の個性であり、TPOに応じた行動をきちんと取れるならば何の問題もありません。

 

子どもにはたくさん友達がいた方がいい、といった見方は大人が作り上げた勝手な価値観です。好みや性格に合わないことを強要して、ストレスをためてしまうよりもよほどいいのではないでしょうか。

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