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子どもが飽きっぽくて落ち着きがない。これって病気?

落ち着きのない子供

3歳ぐらいの子どもを持つお母さんで、子どもが気が散りやすいとか、少しもじっとしていられないとかいうことで心配をされておられる方がけっこういらっしゃいます。中には何か病気があるのではないかとか、障がいがあるのではと心配される方も。このくらいの子どもはどれぐらい「落ち着いて」いるものなのでしょうか?

 

たいていの場合は落ち着きがなくても大丈夫

この「落ち着きがない」という言い方で表現される子どもの様子にはいろいろなものがあります。たとえばすぐ気が散ってしまって集中できないだとか、長い時間じっとしていられないだとか、さまざまな状態を指してこのように言うようです。

 

子どもに落ち着きがないと悩むお母さんは案外多くいらっしゃいますが、3歳・4歳ぐらいの子どもで「落ち着きがない」というのは特に問題ありません。まだこの時期は集中力を保ち続けることが難しく、すぐにそわついてしまうことが多いものです。

 

しかし中にはちょっと心配な「落ち着きのない」子どももいます。それを見分けるためには、次のような点に注意して見てみるとよいでしょう。

・危険だからといって怒っているのにまったく気にしない

・お母さんと一緒でも落ち着いて食事したり遊ぶことができない

・いつも一人で活動し、他の子どもに興味を持たず集団生活になじめない

・妙にこだわることがあり、気に入らないと泣き叫ぶ

 

こういった傾向があるようならば、お医者さんなどの専門家に一度相談した方がよいかもしれません。

 

学齢期までにはたいていの場合は落ち着きが出てきます

保育園や幼稚園に行くようになったころであれば、まだ落ち着きがないというのはそんなにおかしなことではありません。むしろ1人で家にいるころには落ち着きがなく集中もなかなかできなかった子どもが、集団生活を送るうちに落ち着きを身につけていき、また他の子どもをまねして集中できるようになっていくというのも普通に見られます。

 

このように、落ち着きにも子どもによって個人差があり、たいていの場合は小学校に上がるぐらいのころまでには落ち着きを身につけていくようになります。他の子よりも落ち着きがないように見えるかもしれませんが、たいていの場合は個人差の範囲なのです。

 

多動症や自閉症スペクトラムといった病気を持ち、それによって落ち着きがなくなっている子どもであっても、多少の手助けを借りることができれば集団生活をしていくことができます。そうした病気でない子どもならば特に心配は要らないのです。

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