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指しゃぶりばかりしているけど大丈夫?

指しゃぶり

子どもがいつまでも指しゃぶりをしているので心配、というお母さんもいらっしゃるかと思いますが、指しゃぶりはやめさせた方がいいのか、それともそのままにしていても大丈夫なのか気になりますよね。そんな指しゃぶりについて、子どもがなぜ指しゃぶりをするのか、そしてどう対処すべきか見ていきましょう。

 

いずれなくなりますし、無理にやめさせる必要はありません

子どもが指しゃぶりをしていると気になる、というのはなぜでしょうか。衛生面での心配があるということかもしれませんが、ひどく手指が汚れているのでもなければ衛生面でそんなに心配なことではありません。

 

2歳ぐらいになっても日がな一日ずっと指しゃぶりをしているような場合は、さすがに歯の成長に影響を及ぼすことが懸念されますが、そんなに頻繁に指をしゃぶっている子どもはまずいません。

 

子どもの指しゃぶりの原因が精神的なものの場合、お母さんが指しゃぶりを気にしてやめさせようとするとかえって不安を感じ、逆効果になることもあります。

 

指しゃぶりという行動は一過性のもので、そのうちにやめてしまいます。子どもにとってそんなに有害というわけでもないのですから、ある程度大目にみてあげていい性質のものだといえるでしょう。

 

子どもは精神を落ち着かせるために指しゃぶりをしています

赤ちゃんが自分の体をある程度自分の意志で動かせるようになってくると、自分の体というものを認識するための確認作業として自分の体をなめることがあります。これはごく当たり前の行動で、異常なものではありません。

 

そういう理由による指しゃぶりは当たり前に起きる行動で、むしろない方が心配になるたぐいのものなのですが、ある程度大きくなっても指をしゃぶっているとお母さんとしては気になってくるというところでしょう。

 

生後半年もたつと、赤ちゃんは自分の手をある程度思い通りに動かすことができるようになってきます。そうすると指しゃぶりという行動は次第に減り、手持ち無沙汰な時や眠気のある時などに限られてくるようになります。

 

こういったときには指しゃぶりの頻度は次第に減ってくるので、特に心配する必要はありません。またこういう場合、何か手を使うおもちゃなどを与えてあげることで手が埋まりますので、そうすれば指をしゃぶらなくなってきます。

 

ちょっと心配なのは、いつも指しゃぶりをしているように見える子どもです。こういった子どもは気持ちを落ち着けるために指しゃぶりをしていることが多いからです。つまり、何か子どもにとって不安のもとになるようなものがあるということです。

 

そういった不安のもとを除かずに指しゃぶりだけをやめさせようとしてもかえって不安を増やしてしまうだけで、逆効果になってしまうことがあります。不安を感じているのに指しゃぶりをやめさせようとすると、よけいひどくしゃぶるようになったり、指ではなくて別のものを口に入れようとしたりするようになるのです。

 

こういった場合は、指しゃぶりはいずれやめるからと大目に見てあげるとともに、子どもが何を不安に感じているのかを考えてそれを取り除いてあげる方向に動いた方がいいでしょう。

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