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臨月に現れるさまざまな変化の不安解消!

臨月の女性

臨月を迎えると身体に様々な変化が現れます。出産が初めての方は、「これって大丈夫?」と心配になることもあるかと思いますので、ここで不安を解消しましょう!

 

臨月になるといろいろな変化があります

臨月(妊娠10ヶ月目、第36週から39週をさしてこう呼びます)出産が迫ってくるとお母さんの体にもさまざまな変化が出てきます。こうした変化は現れ方も現れる時期も人それぞれに違いますので、聞いていたのと違うとか変化がまだ起きないとかいってむやみに不安になる必要はありません。

 

臨月は妊娠10ヶ月目、第36週から39週をさしてこう呼びますが、それが過ぎて37週目に入ると出産がいつ起きてもおかしくない時期(正期産)に入ります。臨月に入って起きる変化は出産に向けた準備が整ったために起きているのです。その他にも、赤ちゃんが成長したことによって出てくる変化もあります。

 

なお、お母さんの体に起きる変化には陣痛や出産のきざしであるものもありますので、そうしたきざしが現れた場合にはすぐ気づくことができるように、陣痛がどんなふうに起きるのかなどについてもよく調べておきましょう。

 

変化その1――胎動の減少

赤ちゃんが成長して出産が近づくと、体が大きくなったために動きが取りづらくなり、胎動が減ったように感じることになります。

 

この頃は赤ちゃんは頭がお母さんの骨盤の中に入り込んだ状態になっていますが、それでも手足は動かしていますので、胎動が少ないとはいえ感じることはできるはずです。

 

万一胎動をぜんぜん感じることができない、というようなことがあった場合は何かトラブルに見舞われている可能性がありますので、すぐに産科に連絡するようにしてください。

 

変化その2――お腹が張る頻度が増す

出産が近づいてくるとそれまでよりもお腹が張る頻度が増えはじめ、前駆陣痛と呼ばれる本番のリハーサルのような痛みが出ることがあります。

 

陣痛の本番では、痛みの度合いが増すとともに痛みが来るリズムが規則的になってくるものですが、こうした前駆陣痛ではリズムが不規則であるという違いがあります。

 

本番の陣痛のリズムは陣痛と陣痛の間の間隔が10分から15分ぐらいですので、1時間に5、6回陣痛が来るようならば出産が近づいている可能性がありますので産科に連絡を取ってください。

 

なお、お腹が張るだけでなく痛みが強かったり、出血があるような場合もすぐに産科に連絡をしましょう。

 

変化その3――おりものの変化

出産が近づくとおりものの分泌量が増加しますが、これは出産の際に赤ちゃんが産道から出やすくするためのものです。

 

おりものの量が増えるわけですからむれが起きたり衛生面での問題が出やすくなります。ナプキンなどをこまめに取り替えたり、毎日入浴して清潔に保つなどすることが必要です。

 

また、おりものに血が混じっているような場合、出産が近いことを知らせてくれるいわゆる「おしるし」である可能性があります。

 

このときの出血が大量であったり痛みがあるようなときには問題が起きている可能性もありますので、すぐに産科に連絡を取ってください。

 

変化その4――乳汁が出やすくなる

乳腺が発達してくるとともに乳汁が出るようになることがあります。これは個人差があり、出産後に母乳が出やすいかどうかなどとも関係ありませんので特に心配はいりません。乳頭を清潔にするようにしてください。

 

変化その5――子宮が下がる

出産が近づいてくると子宮の位置が下がってきます。外見的にお腹が下がってくるほか、圧迫される内臓が変わることで体調に変化が現れてきます。

 

たとえば心臓や胃は圧迫されなくなり、今まで動悸や息切れをするようなことがあったことがなくなってくるほか、胃部不快感がなくなってきます。食欲が増えることもあるので、食べ過ぎて太らないように注意が必要です。

 

また逆に膀胱や腸などは圧迫されるようになってくるため、頻尿になったり尿漏れを起こしたり、あるいは便秘になったりする人が出てきます。頻尿の方は我慢していると膀胱炎になったりしかねませんので注意が必要です。

 

変化その6――恥骨の痛み

出産が近くなってくると子宮が下がって恥骨が圧迫される他、赤ちゃんが産道を通りやすくするために骨盤が緩んできます。このために重みのかかり方が変わってしまい、足の付け根や恥骨に痛みが発生する場合があります。

 

恥骨が痛むのは異常ではありませんが、あまり痛むようならば立ったまま行う作業や歩くことを少し控えることも必要です。もっとも運動不足になると余計痛みがひどくなることもありますので、適度にストレッチなどは行うようにしましょう。

 

変化その7――子宮口の変化

出産が近くなると骨盤が緩むだけでなく、子宮口や産道も柔らかくなってきます。こうした変化は自分では分かりませんので、定期検診で医師にみてもらうことになります。

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