「ごめんなさい」と素直に謝ることのできる子供に育てる!

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ごめんなさいと泣いて謝る子供

子供には、悪いことをしてしまったら素直に謝れる人間になってほしいと、全ての親御さんが願っていることでしょう。しかし、それは簡単なことではありません。子供が素直に謝れず、どうしたらよいのかと悩んでいませんか?「ごめんなさい」を素直に言える子に育てるための方法をいくつかご紹介します。

 

謝れない子の立場に立って考えてみよう

「どうしてうちの子は素直に『ごめんね』が言えないのだろう…」と悩むなら、まずは自分に置き換えて考えてみてください。

 

友達や家族とトラブルがあった時「自分が悪かったな」と気づいたとしても、相手に素直に謝るというのは、大人だってなかなか難しいものではないですか?謝らなくてはいけないと思っているのにできない…。そんな時に周りから「謝りなさい!」と急き立てられたら、どう思いますか?

 

子供も同じです。友達とトラブルになり、子供自身もいい気分ではありません。「悪いことをしてしまったかな」などと、いろいろ感じているはずです。でも「ごめんね」をなかなか言い出せない、と悩んでいるかもしれません。親御さんはそんな子供の気持ちを、まずはわかってあげましょう。

 

意固地になってしまっていて謝れない子には

悪いことをしたな、と自覚しているのに、意固地になってしまって謝れない。子供はそんな時があります。そのような時に無理に謝らせようとするのは効果的ではありません。

 

ちょっとの間子供を一人にさせ、気持ちを鎮める時間をとってあげてください。親であれ友達であれ、謝る対象がすぐそばにいたのでは、冷静になることはできません。

 

少ししたら、子供の気持ちが鎮まったかどうかを確認しましょう。鎮まったようでもそこでいきなり「謝りなさい」と言うのではなく、子供の今の気持ちを聞いたり、これからどうしたらよいと思っているか考えを聞いたりしてあげてください。きっと、謝る気持ちがあるということを話してくれるでしょう。

 

自分の間違いに気づいていないと謝れない

子供でも大人でも、自分は間違っていないと思えば謝ることはできません。我が子がそれで謝れないのだと気づいたら、まずは子供の間違いに気づかせてあげましょう。

 

その際、子供の悪かった点を挙げ連ねてなじったり、怒鳴り声で叱ったりせず、冷静に子供の誤りを指摘するよう注意してください。そのようにすれば、子供も自分の非を認めやすいものです。

 

また、親側から一方的に子供の間違いを指摘するのではなく、どのような気持ちでそうしたのか、まずは子供の主張も聞きましょう。それを踏まえて、どこが悪かったのか、どうして悪いのかについて話してやるのです。

 

子供の間違いに気付いていると、子供が自分の言い分を話している最中に口を挟んで「そこが間違っているのよ」などと言いたくなるものです。しかしこれでは子供は自分の主張を最後まで言うことができなくなります。

 

まずは子供の主張を全部聞きましょう。子供の間違いについて話すのはその後です。そうすれば、子供は素直に自分の悪い点を認めることができるでしょう。

 

受容すれば、子供は自ら「謝ろう」と思う

子供がケンカをしてしまい、親から見たら自分の子が間違っていると思えた場合、すぐに謝らせようとするのではなく、まずは我が子の言い分をきちんと聞いてあげましょう。

 

「そう、そうだったの」「こうしたいと思ったんだね」などと、その時の子供の気持ちを受容しながら話を聞き、終わったら「ちゃんと話せたね。えらかったね」とほめてあげるのです。

 

我が子が悪かったにしても、そこにはいろいろな思いがあったはずです。そこを親にきちんと受け止めてもらえたと感じたら、子供はかたくなな心を和らげ、「自分も悪かったな」と振り返ることができるようになります。そこで初めて「謝ろう」と自ら決めることができるのです。

 

自分から謝ろうとする子供を見守ろう

「よし、謝るぞ!」と決めても、実際相手を目の前にすると言葉がうまく出なくなる…大人でもそんな時があるのではないでしょうか。子供も同じです。自分が悪かったとはわかっているけど、実際謝罪の言葉を口にするのは、案外勇気が必要なものなのです。

 

子供が「謝らなくちゃ」とわかっているなと思ったら、それ以上は強く促さないように気をつけましょう。やらなくちゃと思っている時にやりなさいと言われると、反発したくなりますよね。

 

もしも子供が「謝ってみようかな…」と言ったら、まずはそう思えたことをほめてあげましょう。その上で、謝るのには勇気がいるのだということを分かってあげて、「頑張ってね」と応援してあげてください。そこまでしたら、後は子供自身に任せてみましょう。

 

また、「謝るぞ!」と強い気持ちで臨んだのに、いざとなるとなかなか勇気を出せない場合、家で謝る練習をしてみるのも手です。相手は親でもいいですし、子供がもっている人形でもいいでしょう。相手が違っていても一度謝罪の言葉を口にすることができれば、実際謝る時にもすっとその言葉が口から出るものです。

 

子供がすぐに謝ることに満足しないで

わるいと思っているのにいつまでも謝らないのはよくありませんが、口先だけですぐに「ごめんね」と言うのも問題です。親が子供の言い分も聞かずにすぐ「謝りなさい」と強要し、それができたとしても、「『ごめんね』さえ言えば許されるのだと理解してしまう可能性があるのです。

 

子供が自分の何が悪かったのかを自覚したうえで謝ることができなければ、本当の意味で謝ったとは言えないでしょう。

 

子供を諭す時には、子供が自分の悪かった部分に気づき、それならば謝らなければと思えるように話さなければなりません。時間がかかるようですが、このやり方でいけば、子供は同じ失敗を繰り返さないようになるでしょう。

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