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ほめ上手な親になろう!

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子どもをほめる親

我が子をほめて伸ばしたい。多くの親がそう思っているはずです。しかし上手なほめ方が分からず、ほめたつもりでもあまり相手に響いていないと悩んでいる人もたくさんいらっしゃいます。そもそも、ほめるということにはどのような効果があるのか。その効果をしっかりと出すようなほめ方をするには、どうすればよいのか。それを見ていきましょう。

 

子どもをほめるとこんなに素晴らしいことが起こる!

どんなに工夫を凝らしても、子どもの悪いところが直らないということは、必ずあります。そんな時は、あえてそこから目をそらしましょう。大人になってからできることなのかもしれませんし、大人だってなかなか直らない欠点があるものですよね。

 

どうしてもできないことを何とかしてさせようとしてエネルギーを使うくらいなら、子どもをほめることにそのエネルギーを使ってみませんか?その方がずっといいことが起きますよ。例えば次のようなことです。

 

子どもが自分を好きになれる!

たくさんほめられて育った子どもは、自分に対して良い印象を持てるようになります。親に大事にされている自分、何でもやればできる自分…自分をそのように見ることができ、自分が好きになります。そして心の底からそう思うことによって、本当にそのような自分になれるのです。

 

ちょっとくらい欠点があっても、自分が好きで、自分を信じている人というのは、とても輝いています。短所は長所によって打ち消されてしまうほどです。自分の良さがぐんぐんと伸びて、ついでに欠点だったところもいつしかなくなってしまうこともあるほどです。

 

親を心の底から信じることができるようになる!

親からほめられた経験が多いと、その子は親を心から信じることができるようになります。そしてそこを基盤として、人間という存在を何となく信じられるようになるのです。ですから、人に対していつも疑心暗鬼になったり、相手の言葉に過剰に反応してすぐに怒ったりするようなことがないのです。

 

子どもはたくさんほめられれば、自分の事も、自分以外の人間の事も好きになれる人になれるのです。

 

子どもが伸びるほめ方のコツ!

子どもをほめることで、子どもは自分に自信が持てますし、親子の信頼関係が深まります。だから、子どもをどんどんほめましょう。と、言うまでもなく、世の中の親御さんたちはすでに、子どもの事をたくさんほめたい、実際たくさんほめていると思っているようです。ですが残念なことに、子どもに響くようなほめ方ができている方はそんなに多くないのです。

 

ある調査によれば、「自分は子どもをほめている(ややほめている)ほうだ」と感じている親は全体の70%以上だったのに、「自分は親にほめられている(ややほめられている)」と感じている子どもは20%ほどだったのだそうです。つまり、子どもに伝わるようなほめ方をしていない親が多い、と言えるのです。

 

子どもに響くようにするにはどのようにほめればよいか。それは、よく言われていることかもしれませんが「子どもの得意分野や優れている点をほめる」ということです。さあ、ここで質問です。あなたのお子さんの得意分野や優れているところは、どんなところですか?

 

「そう聞かれるとなかなか浮かばない…」と思ったあなた、落ち込むことはありません。実はそのような親御さんたちは非常に多いものなのです。では質問を変えましょう。あなたのお子さんが夢中になっていることや、好んでやっていることはどんなことですか?

 

そう訊かれると、いくつか挙げられるようになるのではないでしょうか。「道で見つけた石ころをコレクションしている」「推理ものの本が大好きで、読む本と言えばそればかり」「いつも気持ちよさそうに歌を歌っている」などなど。

 

実はこのような、お子さんが夢中になっていること、好んでやっていることというのは、イコール、お子さんの得意分野であり、優れている点なのです。お子さんが自ら夢中になってやっている時というのは、とても意欲的な姿勢になっているものです。

 

ではなぜ、親はそれがその子の得意分野であることに気付けないのか。それは、親が考える「こういうことが素晴らしいことだ」というものの見方からは少々外れているからなのです。

 

「進んで勉強に取り組む」「運動神経が抜群」「文字が多い本を読む」…そのようなことを価値のあることと決めつけていませんか?それが「素晴らしいこと」の全てになってしまうと、石ばかり集めている子どもを見て、それを良しとすることはなかなか難しいものです。

 

親の価値観は少し脇に置いておいて、本人が自ら意欲的に取り組んでいることを、どうぞたくさんほめてあげてください。それらに没頭することを応援してあげてください。サポートしてあげてください。

 

そうすれば、子どもは独自の路線でどんどん物事を掘り下げていくことでしょう。その楽しさに気づくでしょう。好きなことに没頭し、興味の向くことをどこまでも追い求めていく力を身につけられるのです。そうすればその子の才能が目覚めるはずですし、何よりも自分を好きになれるのです。

 

自分を好きになり、自信を持って生きることができれば、少しくらいの欠点はかき消されてしまうものです。そして自分の良いところを伸ばしてくれる親を信頼するようになり、そこが基盤となって、人間という存在そのものを信頼できるようになるのです。これは、人間関係を築くにあたってとても大切なことなのです。

 

身に付けさせたいことほど、ほめながらやっていく

子どもに何かを身につけさせたいと思うと、つい厳しく叱ってしまいがちです。ここは発想を逆転させて、身につけさせたいと思うことほどほめる、というやり方をおすすめします。

 

例えば、ほぼ毎日忘れ物をしている子どもが、その日は珍しく忘れ物をしなかったら、すかさず「忘れ物をしなくなったね!」とほめましょう。手伝いをお願いしても嫌な顔をしてばかりいる子どもが、気まぐれに食べ終わったお皿を流しにもっていってくれたら、すかさず「手伝いをしてくれるあなたは偉いね!本当に助かるわ!」とほめるのです。

 

いつもできていなくても構いません。どんなに小さな変化でもいいのです。ちょっとだけできたその時をすかさずとらえて、大げさでもいいからほめてあげましょう。それを続けていると子どもは「何だか忘れ物をしなくなってきたかも」と思えるようになっていくのです。

 

子どもの「できないこと」を見ると、どうしても叱ることにエネルギーを使ってしまいがちですが、そこに使うエネルギーは少しにしておいて、残りのエネルギーをほめることに注いでください。

 

そう心に決めたら、そこからはほめるタイミングを探り続けましょう。毎日毎日探り続けて、ほんのちょっと「できたかな」と思える時があったらチャンスです。逃さずとらえて、まるで「できない」ところが「できるようになった」かのようにほめてあげましょう。

 

子どもに何かを身につけさせたいとき、切口は「叱ること」だけではありません。「ほめること」から始めることもできるのです。

 

なかなか子どもをほめることができない、そのわけは…

「子どもをほめるのが良いことはわかっている、でもなかなかほめるところが見つからない、なかなかほめられない」と思っている方はもしかしたら、何かができるようになった時がほめるときだと思っているのではないでしょうか。

 

ほめるタイミングはそこでなくてもいいのです。昨日と比べて少しはましになった、ほんのちょっぴり悪いことをするのが減った、とるに足らないことかもしれないようないいことをした、そんな時でも大げさにほめていいのです。

 

これくらい、まだまだできたとは言えない、などと言わずに、少しの成長を見つけてほめましょう。今は小さな変化かもしれないけれど、ほめることでそれがもっと大きな変化になっていくはずですから…。

 

ちなみに、ほめるチャンスをたくさん見つけるためには、子どもが自ら行動できるような工夫づくりをすることをおすすめします。例えば、家に帰ったらやることをリストアップし、紙に書いて目につくところに貼っておくとか、手洗いを自らできるよう、手に付いたバイキンの画像を子どもに見せるとか…。

 

そのような工夫をすることで、叱らずとも子どもが自分からやるべきことをやるようになるばかりか、ほめるチャンスも増えていきますよ!

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