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子どもに自信を持たせるほめ方!ほめ方を具体的に考える

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ほめる

「子どもはほめて伸ばす」。こんな言葉をよく聞きますね。親としてもがみがみ叱っているのは疲れるし、できればたくさんほめてあげたいもの。でも、改めて「ほめる」ということを考えてみると、意外と難しいと思いませんか?

 

ほめたつもりなのに本人にはあまり響いていなかったり、ほめるところがどうしても思い浮かばなかったり…。ここからは、子どもをほめるコツを、いくつかご紹介していきましょう。きっと今日からすぐに実践できますよ!

 

効果的なほめ方は長所を見つけることから始まる!

自分に自信を持てない子にならないためには、小学校スタートの時期が肝心です。長い小学校生活の始めに、「僕はみんなより劣っているな」「勉強が遅れがちだな」というような意識ができてしまうと、その後なかなかその意識を捨てられなくなってしまうからです。

 

小学校も低学年くらいだと、まだまだ生まれ月によって成長に違いがみられます。早生まれの子は体が小さめだったり、何かと発達が遅めだったりすることもまれではないのです。そしてそれが成績表にも表れることがあります。数字に表れてしまうとなおさら、本人にとっても自信のなさを感じてしまうことでしょう。

 

そんな時こそ親は、「大丈夫、あなたはやればできるよ」とことあるごとに言ってあげてください。そして、ほんの些細なことでもいいから、これはこの子のいいところだなと思ったら、そこを思い切りほめてほしいのです。

 

どんなに勉強ができなくても、教室では積極的にできなくても、何か一つくらい良いところがあるものです。もしも消極的な性格だったとしても「そんな姿勢じゃだめだ。もっと積極的にいかなければ」と言うのではなく、「あなたのおとなしさは長所とも言える。聞き役になってごらん。きっとあなたを頼りにする人が出てくるよ」という風に言うのです。

 

子どものいいところなんて見えない、と思っていませんか?もしかするとそれは、いいところを見ないようにしているだけかも…。とかく勉強ができるかどうかに目が行きがちですが、勉強の成績は振るわなくてもサッカーは得意だとか、困っている子を放っておけない優しさがあるとか、視点を変えてみればたくさん見つかるはずなのです。

 

親というものは、子どもの良いところよりも悪いところの方が目立って見えてしまうものです。我が子に対する期待が大きいためか、周りの子よりもうまくできないことがあると心配になってしまうのです。そして我が子の劣っている点を改善させなければと思い、「あなたのここが悪いところだから、もっと良くしていこう」と言ってしまうのですね。

 

ですが、悪いところを指摘され、改善するように言われるばかりでは、子どもの自信はどんどんしぼんでいくばかりです。どんな小さなことでも構いません。これはいいところだなと思える部分があれば、誇大評価でもいいですから、大いに褒めてあげましょう。そうすることで子どもは、自分の長所をもっと伸ばすことができるのです。

 

子どもの「できた!」という経験が自信につながる

子どもには、何か一つのことに打ち込むという経験をさせましょう。そのことは達成感を生み、それが子どもの自信につながります。何に打ち込むかというと、その子の好きなものなら何でも構いません。とにかく我を忘れて没頭できるような何かに、一生懸命になるという経験をすることが、自分に自信を持たせてくれるのです。

 

本が好きな子、電車が好きな子…子どもによって好きなものは様々です。例えば、電車が好きな子なら、どこかの路線のスタンプラリーをやらせてみるのもありです。ある路線の各駅でスタンプを押していき、全ての駅のスタンプを集めるのです。低学年なら親と一緒でなくては難しいかもしれませんが、中学年以降になれば、練習次第で一人で取り組むことも可能です。

 

最初のうちは、やり方を覚えるためにも親がいくつかの駅を一緒に回ってあげます。慣れてきたら少しずつ、自分だけでやらせてみるのです。夏休みのような長期休業に取り組むにはぴったりです。1日で終わらそうと思ったらかなり厳しいですが、夏休みに毎日のように電車に乗り、こつこつとスタンプを集めるのならできそうですね。

 

全ての駅のスタンプを集め終わった時の達成感は、子どもながらにとても大きなものになるでしょう。子どもがスタンプを全部集め終わったら、お父さんとお母さんはたくさんほめてあげてください。そうすることで、達成感をもっと強く味わえるはずです。

 

他にも、サッカーでリフティングを〇回できるように練習するとか、夏休み中にできるだけたくさんの昆虫を集めるとか、家に来た手紙の切手をコレクションするとか、子どもの好きなことによっていろいろなものが考えられます。

 

ただし、テレビやゲームはただつければ見られる、遊べるわけですから、とても受動的です。そうではなくて、自分からその世界に飛び込んでいって動かなければ、面白さを味わえないというものに取り組ませるのです。能動的に好きなものに打ち込むことで、初めて達成感が味わえ、自信につながっていくのです。

 

そして、親はそれがどんなにくだらないと思っても、達成感を味わえた子どもをほめてあげてください。たくさんの虫を集めてきたりしたら、お母さんとしては「うわ、気持ち悪い…」と思うかもしれませんが、そこは抑えて、「よくこんなにもいろんな虫を見つけたねえ」とほめてあげるのです。

 

好きなことを続けて何かを達成した、そして親に褒められた。この経験が達成感をより強いものにし、自分に対する自信をもつことができるようになるのです。

 

子どものうっかりミスは大目に見ない!

子どもはほめて育てたいけれど、ほめてばかりもいかないのが現実です。子どもの悪い行いに対しては、叱ることも大切です。しつけをしなければならない場面では、きつく叱ることもあるでしょう。

 

でも、勉強について叱るのはおすすめできません。しつけの部分ではきちんと叱るべきですが、勉強のことを叱っても効果はあまり上がりません。テストの点数についてがみがみ叱っても、成績が上がるわけではないということです。普段のしつけはおおらかにして、勉強の事だけは厳しく叱るというケースも多いようですが、それではうまくいきません。

 

勉強のことについて叱るとき、最もやってはいけないのは、「あなたはどうしてそんなにバカなの!」と感情的に言ってしまうことです。これでは子どもは自分の事を「バカなんだな」と思ってしまい、自信はどんどんなくなっていきます。

 

「あなたはバカだ」ではなく、「本当は力があるのだ」というメッセージを込めましょう。テストの点数について話をしたければ、「力は持っているのに、テストの点数が悪いのはどうしてなのか、考えなければいけないよ」という風に言うのです。

 

テストの点数が悪かった原因は何なのか。授業中ぼんやりしていたのか。宿題にとりくまなかったのか。予習復習をしていなかったのか。このように原因を探っていき、次にいい点数をとるにはどうしたらよいかを具体的に考えていくのでなければ、成績アップにはつながらないでしょう。

 

勉強のことで唯一、厳しく叱っていいことがあります。それはうっかりミスです。うっかりミスをしてしまったわけだから、本当はわかっていた、というように、子どもは思ってしまうものです。本当はもっと点数がいいのだ、と言いたいわけです。

 

でも、うっかりミスをするようでは、本当の実力があるとは言えません。言い訳をする姿勢を正すためにも、うっかりミスは絶対に許してはいけないのです。うっかりミスをいつまでも続け、本当はわかっているんだと言い続けるようでは、いつまでたっても成績アップは望めないでしょう。

 

他の子と比べないで!その子の中に良さがあるのです

同じ親から生まれたはずなのに、どうしてこの子はお兄ちゃんのようにできないのかしら…。心の中でこのように比べてしまうケースはよくあることですね。ついつい、「あなたも少しはお兄ちゃんのように頑張りなさい」と言葉に出して言ってしまうこともありますが、きょうだい同士を比べることはよいこととは言えないでしょう。

 

このような言葉かけは、きょうだい同士を比べて、この点においてあなたは劣っているということを、はっきりさせているようなものです。いくらきょうだいとはいえ、違う人間です。性格も違えば得意なことだって違うはず。兄が優秀なら弟も優秀とは限らないというわけです。

 

もしも「同じ兄弟なのにこんなに違うなんて…」と疑問に思った時は、自分の事と置き換えて考えてみましょう。あなたとあなたのきょうだいは、そんなに同じでしょうか?得意な教科、不得意な教科は違っていたでしょうし、好きなものすら同じではなかったことでしょう。

 

比べてはいけないのはきょうだいだけではありません。我が子の友だちや、親の知り合いの子どもとも比べないでください。比べるという時はたいてい、他の子どもに比べて自分の子が劣っている部分を強調しがちです。「劣っている」というメッセージを送り続ければ、子どもが自分に対して自信を持てなくなって当然です。

 

また、直接的に比べないとしても、「あの子はいつも、きちんと挨拶をしてくれるのよね」とほめることもよくありますね。「それに比べてあなたは…」という言葉を出さなくても、子どもというものは自分と比べられたことを察するのです。隠された親の本心に気が付いてしまえば、子どもとしてはショックを受けるでしょう。

 

勉強でもスポーツでも、何にしても我が子と他の子どもを比較してはなりません。本心では「この子のように勉強してくれたらなあ…」というものはあるかもしれません。それでもどこか、我が子の秘められた能力を信じるような姿勢であってほしいのです。

 

親が強く信じていればこそ、子どもも自分の力を信じることができるのです。親が「この子はきっと素晴らしい力を持っている」と信じていると、子どもも同じように、「自分は無限の可能性を持っている」と感じ、それが自分を信じる力となるのです。そして子どもの良い面がわかったら、自分からそれを成長させていける子どもへと育てましょう。それが親の役目ではないでしょうか。

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