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良い睡眠習慣で勉強のできる子に!

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早起きの子ども

寝る間も惜しんで勉強に励む。成績を上げるのにはとてもよさそうですが、実は逆効果かもしれません。睡眠を大事にした方が、脳によっては良いことだからです。きちんと眠って勉強もできるようになる、その仕組みをご説明しましょう。

 

脳に記憶させたいなら寝る前の時間を大切に

眠たい時にやらせても頭にはいらないから、勉強は朝にさせる。そんなご家庭もあるかもしれません。しかし、脳科学の面から見ると、それはもったいないことです。寝る前の時間こそ、何かを記憶させるためには大事にすべきなのです。

 

なぜかと言うと、人間の脳は、寝る前にやったことを睡眠中にしっかりと定着させることができるからです。夜、歴史の年表を暗記する勉強をしたとしましょう。おそらくその時点では、まだ記憶があやふやな状態です。しかし翌朝目が覚めると、意外にも頭の中が整理されて、きちんと覚えられているのです。

 

ここから考えると、寝ないで勉強をして試験に臨むよりは、睡眠を間に挟んだほうが良い結果が出るということになります。

 

これは何も学校の勉強だけにいえることではありません。眠りにつく前の読み聞かせという形で、就学前の子どもにも応用できます。寝る前に絵本に出てくる言葉や思想を知ることで、睡眠中にそれをしっかり頭に刻み込むことができるのです。

 

勉強に関することだけではありません。寝る前に今日一日を振り返り、良かった行いやうまくいかなかったことについて会話を持つのです。お隣のおじいちゃんに元気な挨拶ができたよね、今日は忘れ物しちゃったから明日の朝は持ち物確認をしようね、などと言うように。こうすると、睡眠中に子どもの脳は「挨拶は良いこと」「忘れ物をしないようにするためには朝確認をすること」を、記憶として定着させるのです。

 

ちなみに、大人の脳でもこのような仕組みがちゃんと働いています。ですから、仕上げなければならない企画書について少し考えてから眠りにつくと、目覚めた後にふと良い企画を思いつくかもしれないのです。また、新しい資格を取るための勉強などをやるのも良いでしょう。

 

子どもにとっても大人にとっても、効率よく勉強するには、睡眠をとることが欠かせないのです。

 

こうすれば子どもは規則正しい睡眠リズムを身に付けられる!

「睡眠が子どもの脳にとって大切だということはわかっているけど、うちの子はなかなか早寝早起きができない」と悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。見たいテレビがなかなか終わらず、つい寝るのが遅くなってしまう。ゲームに夢中になってなかなか寝ようとしない。理由は様々ですね。悩める親御さんのために、子どもに規則正しい睡眠リズムを身に付けさせるための方法を、いくつかご紹介しましょう。

 

まず、早く寝させることよりも、早く起こすことを大事にしてみてください。早起きさえすれば、その日はいつもより早く眠気が来るはずです。早く起こすのを続けてみれば、自然と早寝早起きが身に付きます。

 

昼間の十分な運動も大切です。起きている間に体を動かす遊びをたっぷりすれば、夜には疲れてコトンと眠りにつくはずです。

 

また、寝る前にテレビを見たりゲームをしたり、激しく遊んだりすることは、子どもの脳を興奮させます。就寝前は落ち着いた雰囲気を作るようにしてください。

 

さらに、光は睡眠リズムに深くかかわってきますので、朝起こす時にはカーテンを開けて日の光を浴びさせ、逆に寝る前には電気を消して光をなくすように心がけてください。

 

子どもの睡眠にとって大事なのは、どれだけの時間寝たかということだけではありません。同じような時刻に起床し、同じような時刻に寝るというリズムを定着することも大切です。つまり、平日は夕方から塾で就寝時間が遅くなるから、休みの日は昼間で寝かせて睡眠時間を確保する、というのはおすすめできないということです。

 

そのようなことをしても、結局休みの日の夜もなかなか眠くならず、睡眠が足りないまま早く起きなければならないからです。これでは規則正しい睡眠リズムは望めません。毎日同じ時刻に眠り、起きる。これが子どもにとって何より大切なことなのです。それができるように、生活のいろいろなことを上手に組み込んでいきましょう。

 

子どもであれば普通は夜になれば眠くなり、朝になれば目を覚まします。それがうまくできないようであれば、何らかの不調があると考えてよいでしょう。何が睡眠リズムを狂わせているのか、すぐに探して解決してあげてください。

 

あまり眠れない日が続くと、活動時間帯である昼間にやる気が起こらず、マイナス思考になったり、食欲がなくなる、ドカ食いをするなどの摂食異常になったり、打つ症状が出てきたりするのです。脳が関わる症状はすべて、睡眠の不調が関わっていると言っていいでしょう。

 

あなたの家の事情やお子さんの性格などに合わせて、小さい時から規則正しい睡眠習慣をつけさせるようにしましょう。そうすることで、健やかな子ども、聡明な子どもに育てることができるのです。

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