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こうすれば一つの事に集中できる子に育つ!

集中して本を読む子供

お子さんが何か1つの事に集中できず、興味があちこち移ってばかりいると、親御さんとしては「小学校に入ってちゃんと勉強ができるのかしら」などと心配になりますよね。就学前に、子供の集中力を養う方法を見ていきましょう。

 

子供が集中できない理由はいろいろある

うちの子は集中力がないな、と感じている親御さん、お子さんはどうして集中力がないのだと思いますか?原因はいろいろあるのです。

 

例えば、いろいろなことに興味をもってしまうために、何かに取り組み始めても、他の関心事にすぐ興味が向いてしまう。逆に興味が何にも持てないためにいまいち集中できないということもあります。

 

また、親が子供に対して、小さなことまで細かく指導しすぎると、集中力が身に付かなくなってしまう場合もあります。もちろん親御さんとしては、子供に失敗してほしくないしちゃんとした人間に育てたいと思うからこそ、細かいことまで言おうとするのでしょうが、それが子供の集中力を育てる妨げになることにもなるのです。

 

まずは5分間、子供を集中させる

集中できない子供に、いきなり長時間何かに没頭させるのは難しいものです。まずは5分間と決め、何に取り組んでもいいからとにかく机の前に座り続けることをやらせてみましょう。

 

勉強してなくてもいいのです。漫画やゲームをしていてもいいのです。とにかく5分間座ってさえいられたら「できたね!がんばった!」と言って終わりにしましょう。

 

5分座っていられるのかと思うと、ついもう少し延長したくなりますし、机の前に座ったら勉強してほしいとも思うものですが、そこはぐっとこらえて。「5分間一つの事をやるのは辛いけど、それを我慢したらほめられた」という経験を積み重ねることで、物事に集中するための基盤が作られていくのです。

 

子供の挑戦にはポジティブな言葉かけを

子供ですから、何かをやろうとしてもうまくいかないことなど、たくさんあります。そんな時、親から「まだできないの」「へたくそだね」などとネガティブな評価を下されてしまっては、「どうせ自分にはできない」「自分なんて何もできない存在なんだ」などと考えるようになってしまいます。

 

そのような思いは、子供から集中力を奪います。子供が一つの事に集中できない理由には、このようなこともあるのです。

 

もしもお子さんが何かにチャレンジしていたら、たとえそれが上手でなくても、失敗してしまったとしても、「頑張ってるね!その調子」「きっとできるようになるよ」とポジティブな言葉かけをして、応援してあげましょう。

 

子供が好きなことに集中していたら水を差さない

子供が好きなことをして遊んでいると、時々水を差す親御さんがいます。「おもちゃは一つ出したら一つ片づけなさい」「そんなことしたら汚れるでしょ」などなど。度が過ぎると、子供は何をするにも「また何か言われるかな」と親を気にするようになり、集中できなくなります。

 

親からしてみれば、やめさせたいと思ったりとるに足りないことだと思えたりしても、子供にしてみればとても面白く楽しいものであるということは、よくあるものです。親からの視点だけでそれらすべてを禁止してしまっては、子供の興味関心は育ちません。

 

どんな子でも、自分の興味があることに対しては、本来集中できるものなのです。子供が集中することで、部屋が散らかったり、服が汚れたりすることもあるでしょう。親としてはため息をつきたくなるかもしれませんが、危険が及ぶことでないならば、できるだけ口を挟まずに見守ってあげましょう。そうすることで、子供の集中力はぐんぐん育っていくはずです。

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