facebook Twitter はてなブログ feedly

勉強ができる子になるための具体的な勉強法

勉強法

勉強ができるようになるには、勉強している内容が頭に入りやすい環境を整えるとか、勉強する習慣づけをするとか、いろんな工夫があると思います。でも、実際勉強している子どもにとって(またはその親にとって)より切実に知りたいのは、もっと具体的な勉強方法なのではないでしょうか。

 

今取り組んでいるこの教科の成績を上げるには、どのように勉強したらよいのか。どうやったら英作文を書けるようになるのか。どのように過ごしたら勉強と部活を両立できるのか。様々な悩みに対する具体的な解決法を、いくつかご紹介したいと思います。

 

学習内容を系列ごとに分けて勉強する

英語の授業では、現在形や過去形、未来形など、時間の区別をつけるための文法を習いますね。これを1年間で習うのではなく、学年ごとに振り分けて習っているはずです。例えば、中学1年生では現在形を習い、2年生になったら過去形を習う、といった具合に。学年をまたいでいるため、これらを系列として頭に入れにくいということが難点と言えるでしょう。

 

もしも一つの系列を集中して学習したとすれば、3年間という長い時間は必要ありません。場合によっては数時間で学び終えてしまうかもしれないのです。

 

中学校英語では、時間の区分という系列で見たら、現在形、過去形、未来形、現在進行形、過去進行形、現在完了形の6つの文法を習います。それぞれに肯定形、疑問形、否定形の3つ変化形がありますから、全部で18の文法があると言えるでしょう。これらは、中学で習う英語の内容の、半分以上を占めていますが、系列として一気に勉強すれば1~2時間で終わります。

 

同じく時間の区分という系列で、高校英語ではどのくらいの文法があるのかというと、24個になります。中学英語と同じく、それぞれに3つの変化形があるので、全部で72個の文法があると言えます。系列ごとに学習すれば、他の系列を含めても、全部で数週間あれば、大学入試のための内容を全て学ぶことができるのです。

 

系列ごとの学習法は、他の教科にも応用できます。数学なら、「数と数式」「図形」「関数」などの領域があります。そしてさらに、例えば「数と数式」なら方程式、文字を使った式などといくつかに系列分けすることができます。これらを系列ごとに学習していくと、その系列の解答方法の型のようなものが分かっていくはずです。

 

社会の勉強についても同様です。数学のような系統わけはされていませんが、地理でも歴史でも、日本との関係性といった視点が重要になってきます。実際、この視点で入試問題として出題されることも多いのです。この国でこんなことが起こっていた頃、日本は何時代でどんな様子だったのかとか、この国は日本とどのようにつながっているのかとかを常に考えるとよいでしょう。

 

このように、何の教科を勉強する時にも、系列ごと勉強していくこと、そして特に重要なポイントをしっかりと押さえておくことが大切なのです。何しろ高校受験であれば中学校3年間分の内容が範囲なのですから、それを考えると気が遠くなるでしょう。でも、冷静に調べてみると、必ず入試に出るところと、そうではないところとがちゃんとあるのです。

 

受験勉強のための時間が少ないのであれば、効率的なやり方をしてかなければなりません。そのためには、本当に出るところをおさえて集中的に勉強する必要があるのです。また、必ずやらなければならないところを調べることは、自然とその教科の勉強にもなるのです。

 

短時間で押さえるべきところをきちんと押さえられれば、それだけ不安が減ります。「少しは分かってきたかも」と思えれば、やる気もアップしてくるはずです。また、このやり方をすることで、テストにおける正答率が上がっていけば、だんだんと勉強することが苦ではなくなっていくものなのです。

 

受験勉強なら、解き方さえ分かれば答えを出さなくても次の問題に移ってよし!

受験勉強では、いろいろな問題をどんどんと解いていくことをおすすめします。そうすることで、その教科の出題パターンや解答方法の型のようなものが分かってきます。たくさんの問題をバリバリと解いていくときに最も大切なことは、答えを出すことではありません。どんなことを問われているのかを知り、その解き方を考えることです。

 

教科を問わず、問題を解くときには、まずはその問題は何を問うているのかをしっかりと把握することが必要です。その次にその解き方を頭に思い浮かべ、それを実際に書きながら答えを導き出します。そのうちの、問われていることをしっかりと理解し、解き方の流れを頭に思い浮かべること、その2つが大切だということです。

 

問題文を読んで、ちゃんと尋ねられている趣旨を理解できなければ、見当違いの解答を出すことになってしまうでしょう。そして、解き方の流れをしっかりと頭に描ければ、あとは例えば数学であれば計算間違えなどのうっかりミスをしなければ、答えにたどり着けます。

 

数学に限って言えば、領域毎に、解答方法の型は数十個ほどあります。それを頭に置いていろいろな問題をどんどん解いていくのです。そうすれば、ある問題文を見て、何を問われているのかを知り、解き方の流れを思い浮かべるという力がみるみるうちについていきます。続けるほどに、問題を見れば、どの解き方を使えばよいのかが分かるようになります。

 

解答方法の型をきちんと頭に入れるためには、問題を解く回数をとにかく重ねることです。その時には、きちんと答えを出す必要はなく、解き方の流れを頭に思い描くところまででOKです。

 

「これはこのようなことを尋ねられている問題だな。それならこの解き方でできるはずだ。よし、では次の問題」という風に、どんどんと進めていきましょう。しばらく考えても解答方法の型が思い浮かばなければ、解答を見てしまいましょう。そして、この問題はこのやり方で解く、ということを覚えればよいのです。

 

答えまで導き出さないこの方法であれば、短時間でたくさんの問題に触れることが可能です。それに、慣れていくと問題をこなすスピードがどんどん上がるので、力がついたな、と自分でもはっきり分かるようになるのです。また、いくつかの解答方法の型を何度も使っていくので、覚えやすく、記憶したことが定着しやすいのです。

 

テスト本番でも、問題を見ただけでパッと解き方が分かるようになりますから、時間が足りずに問題用紙の全部を解くことができなかった、などということがなくなります。部活や習い事で忙しく、家庭学習の時間が取りにくいとか、試験が近づいているので何とか効率的に学習を進めたいとかいう場合にも効果を発揮します。

 

成績もやる気もアップさせる裏技!1教科だけ大幅得点アップを目指す!

いつもテストでは60点以上はとれないという子どもの場合、正しい方法できちんと勉強すれば、30点くらいはアップさせられるのです。でもそのような子どもは、それ以前にまず勉強をやる気にさせることが大切です。また、成績が上がったならそれを糧に、次はもっといい成績をとってやる!という気持ちをもたせることが大事なのです。

 

ではどうやって勉強する気にさせるのか。それには目標のたて方が重要になってきます。全教科50点にも満たない子どもにとって、「すべての教科をそれぞれ10点アップさせる」という目標は、あまりやる気をもたらしてくれません。

 

ですが、全教科の中で「これならそんなに嫌いではない」と思える教科に焦点を当て、「次のテストではその教科だけ95点とる」という目標を与えてみるのです。他の教科はこの際少し手が回らなくても仕方がないから、とにかくこの教科だけは頑張ってみよう、と声をかけるのです。

 

すると、すべての教科に対して苦手意識を持っている子どもでも、「この教科ならまあ、今回はやってみるか」と思うことができるでしょう。そして1点集中で勉強し、テストに臨んだら、本当に95点以上という結果が出たなら、目標達成ですから、本人にとってはとても華々しい結果といえます。実際95点以上であれば、クラスの中でも上位なはずです。

 

惜しくも90点だったとしたら、以前の点数に比べたら格段にアップしたと言えますが、それでも子どもにとっては「あともう少し、この部分さえ勉強していれば95点取れたのに!」と、とても悔しい結果となるでしょう。その悔しさこそが、次へのやる気につながるのです。

 

すべての教科であまりいい点数がとれなかった子どもの場合、1教科でも抜群にいい点数が取れれば、それだけでとてもうれしいですし、自信がつく経験なるはずです。「次はもっといい点数を」「次こそは目標の点数を」と思うようになり、勉強に対するやる気が上がってくるのです。

 

そうなれば、自然と勉強に取り組む姿勢が変わってくるはず。自分でもやればちゃんと成績につながった。きっと次はもっといい点数になる。他の教科でもきっといい成績をとれるようになる。そう思うことができ、その子の成績はどんどんとあがっていくのです。

 

子どもにはもともと、ちゃんと頑張る力が備わっています。それをどう引き出すかです。このようなやり方でやってみれば、眠っていた頑張る力が目覚めるかもしれません。単に点数を一時的にあげるだけではなく、やる気をどんどんアップさせるという効果も持っているのです。

 

英作文を得意にするコツ

英語のテストでは、日本文を英語に直す、英作文の問題が必ずと言っていいほど出題されます。でもこの英作文に対して苦手意識を持っている子どもは少なくないでしょう。しかしコツさえ覚えれば、上手に英文を作ることができるようになるのです。

 

要は、日本語の文を、英語圏の人に正確に伝わるように、英文に直せるかどうかなのです。そこに、詩的な美しさなど必要ありません。だって、英語を介して外国の人とも意思の疎通ができることこそが、大切なことなのですから。

 

高校入試や大学入試では、複雑な日本語の文章で出題されることがよくあります。それをそのまま英訳したのではミスが起こりやすいのです。ですから英作文の問題では、提示された日本文を、まずは簡易な日本語の表現に直してみます。日本語をすぐに英語に訳すのではなく、まずはもっと簡単な日本語に直すというわけです。

 

「世の中の人はみな、喫煙は悪いことと思っているが、多くの人々は喫煙が体に及ぼす影響がどんなものかを知らない」。どうですか?複雑な文章ですよね。これを一目見ただけで、「こんなの訳せない…」とやる気が失せてしまう子どももいるでしょう。

 

ですが、これをもっと簡単に分解してみると、その苦手感はだいぶ軽減されるはずです。「世界中の人は、思っている。(何を思っているのかというと)タバコを吸うことはよくないと。多くの人は、知らない。(何を知らないのかというと)影響を。(何の影響かというと)タバコの。(何に対する影響かというと)体に対する。」といった具合に。

 

言葉を少し易しくし、構造をバラバラにしてみると、大まかな組み立て方が分かってくるのではないでしょうか。実は、試験では簡単な言葉を使おうが難しい言葉を使おうが、意味が通っていれば、点数を減らされることはあまりないのです。逆に、難解な言葉を使っても文法が誤っていれば、点数を減らされます。

 

つまり、単語や作りはシンプルでも、誤りのない文法で、内容が間違いなく伝わるようにすればよいというわけですね。

 

ちなみに、英文の長文読解の場合は、出題した学校によって、テーマに傾向があります。行きたい学校の過去問題を解いていたら、どうも環境問題についての英文が多いようだ、というふうに気づくことがあるのです。その傾向さえつかめれば、日本文でいいですから、そのテーマに関わる本や新聞記事にはたくさん触れておくとよいでしょう。

 

そのテーマについてたくさんの知識があればあるほど、英文を読んだ時に、何となく頭に入ってくるものがあるはずなのです。

 

合格ラインをしっかりと見極めると、効率的に受験勉強できる

受験勉強をするときには、「成績の良いものから順に、定められた合格者の人数分が、合格する」という事実をしっかりと頭に入れておかなければなりません。当然のことのように思われますが、これをおさえておくことで、やみくもに勉強して失敗することを防げるのです。

 

さらに、このことをきちんと理解し、戦術として取り入れた人が、模試ではいつも心配な判定だったにも関わらず、難関校に見事合格できたというケースも多いのです。どのような戦術だったのかというと、「合格ラインをしっかりと見極める」というものなのです。

 

行きたい学校の入試問題にはどのような出題傾向があって、どのくらいまで取れれば合格できるかということを詳細に調べ、そこを目指して黙々と勉強に取り組んでいたというわけです。

 

目指すべき点数がはっきりとしていれば、後はそのゴールを見失わないように勉強していくだけで、中学校であろうと高校であろうと、そして大学であろうと、受験を見事突破できるのです。もう少し具体的に見ていきましょう。

 

①受験校が設定する満点から、合格ラインの得点を割り出す

ある大学では、センター試験の得点を、250点満点で換算するとします。そして二次試験は国・数・英の3教科。1教科150点満点で合計450点満点です。2つの試験を合わせれば700点満点ですね。70%以上点数をとれれば合格すると考えると、2つの試験の得点を合わせて490点というのが合格ラインです。

 

②センター試験と二次試験の目標点数をそれぞれ決める

センター試験の方が自信を持っているので、そこで80%くらいは頑張って取りたいと計画したとしましょう。250点満点の80%、つまり、200点以上とることを目標にするわけです。2つの試験の合計が700点以上になればよいのですから、二次試験では490点引く200点で、290点以上取ればよい計算になります。6割くらい取れればよいということですね。

 

➂二次試験の教科別目標得点を決める

ここからは、自分の得意分野が何かということを考えつつ決めていくことになるでしょう。国語と英語は得意だけれど数学はちょっと苦手、というケースを仮定してみます。過去問からの傾向を探ると、英語はいつも3問出題されていますが、そのうちの2問が英語文から日本語文へ訳す問題で、1問は日本語文から英語文へ訳す問題だとします。

 

どちらかというと日本語訳の方が得意であれば、この2問は落とさないようにしよう、と決めます。そうすれば英語で100点は取れます。そして苦手な数学ですが、これは何とか半分くらいは点数をとるようにしようと目標を立てれば、その目標点数は75点です。さらに得意科目の国語で最低でも115点以上取れれば、合格できるという計算になります。

 

このようにして考えていくと、自分がどの教科でどのくらいの点数を目指せばいいのかが明確になっていきます。さらに、受験校の過去問を分析して、どのような問題が出される傾向があるのかを調べましょう。その問題の一つ一つに対して、この問題が出たら絶対に落とさない、この問題が出たら部分点で半分はとれるようにしよう、などと決めていくのです。

 

これで、戦術は立てられました。要は、大きな目安として全体で何点取ればよいのか考え、次にセンター試験と二次試験の目標得点をそれぞれ決め、二次試験では各教科でどのくらいとることを目標にするのかを順に決めていくというわけです。すると目標がとても具体的になり、勉強に取り組みやすくなるのです。戦術通り進めれば合格間違いなしです。

 

中学生や高校生なら、部活に入っている子も多いことでしょう。部活と勉強との両立は、たやすいものではありません。帰宅時間も遅いですし、勉強時間は部活に入っていない子に比べて確実に少なくなります。しかし、部活に入っていたからと言って、受験の時にハンデをつけてくれるわけではないのです。

 

でも、先ほどご紹介した方法で戦術を立てれば、勉強時間が少なかった人でも、希望校に合格することは無理なことではなくなってくるのです。

 

授業と授業の間のわずかな時間を復習に当てる!

中学や高校の授業は50分間。その後10分休憩をとって次の授業になることがほとんどでしょう。その10分間はとても貴重な時間なのです。実はこの時間は、休憩前の授業の復習にぴったりのタイミングなのです。

 

ノートや教科書を見て、理解があやふやなところはないかどうか考えながら、授業中の先生の説明を振り返るのです。終わったばかりの事ですから、家で復習するよりも効率的なのです。これが習慣づくと、習ったことがより確実に身に付きます。部活などで勉強時間が足りないと感じている子どもには、ちょっとした時間を利用する方法なので、特におすすめです。

 

10分間の休み時間全部を使う必要はありません。トイレに行く時間も必要ですし、次の授業の準備もあるでしょう。ですから5分間程度で、前の授業の振り返りをすることになります。「そんな短い時間で50分間という長さの授業内容を、振り返ることができるのだろうか?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

 

確かに授業時間は50分間ですが、その時間の全てを使って、重要なことを教えられているわけではありません。50分の中には先生の他愛もない話もあるでしょうし、練習問題を解いている時間もあるでしょう。その時間に学ぶべき内容に使われる時間は、実質30分ほどだと考えられます。

 

50分間みっちりと学習内容が詰め込まれるのであれば、確かに5分で振り返るのは不可能です。でも30分間なら、しっかりと5分間集中すれば、十分振り返ることができるのです。

 

次に問題となるのは、休み時間に必死で復習することができる雰囲気が、そのクラスにあるかどうかです。授業が終わってまでも一生懸命ノートと教科書を見続けている子どもを見て、「あの子って真面目でとっつきにくいよね」と陰口をたたかれたり、「そんな真剣になっちゃってどうかしたの?」と邪魔されたりしては、せっかくの復習時間を無駄にしてしまいますし、やりづらくて続けられなくなってしまいます。

 

子どもが進学する予定の学校が、真面目に勉強に取り組んでいる子どもが悪口の対象になったり、他の子に勉強を邪魔されたりする学校だと知れば、親としては心配になります。我が子を私立中学校に進学させたいと思う親の中には、子どもが集中して勉強できる環境を与えたいという考えから、受験を薦める方が少なくないのです。

 

集中して勉強するために良い雰囲気が必要かというと、それは確かにその通りです。周囲の友だちがみんな遊んでばかりいたら、勉強は後回しでいいやと思うでしょうし、自分の周りの人たちが当然のように一生懸命勉強していれば、自分も勉強するべきだなと思うでしょう。

 

もしも学校でも一生懸命勉強に取り組みたいと思うなら、同じ考えの友達を増やしていくといいでしょう。そうすれば安心して休み時間も勉強に取り組めますし、わからないところが出た時には友達に聞くことができます。お互いに切磋琢磨しながら勉強を進めることもできるでしょう。

 

そんな友達の輪が広がれば、勉強に真面目に取り組むのが当たり前な雰囲気が、自然と出来上がっていくのです。そうなれば、自分の成績が上がるだけでなく、周りの子どもたちの成績も上がっていくので、普通のレベルの学校だったはずなのにいつの間にか進学校になっていた、なんていうことにもなり得るのです。

 

こうすれば部活でも勉強でも成功できる!

勉強時間の確保のために、泣く泣く部活をやめたという話をよく聞きます。でもこれはおすすめできません。続けたいと思うほど大好きだった部活をやめてしまったら、部活をやりたいのにやれない、という気持ちがストレスとなって、逆に勉強に集中できなくなってしまうことが多々あるからです。

 

どちらかといえば、子どもたちは勉強など好きではないのです。ですから勉強一本になってもいいことはありません。何かしらのストレス発散法が必要になってくるのです。ですから部活で体を動かしたり、音楽に打ち込んだりするのは、勉強にとってもプラスになるはずなのです。

 

部活ばかりしていたら勉強する暇がなくなる、と思われがちですが、それは部活のわるい側面しか見ていない考え方です。一つの目標に向かってみんなで心を一つにして部活動に取り組むのですから、他者との固い結びつきができます。勉強ばかりしていたらできないであろう、先輩と後輩関係というものも、貴重なものです。

 

子どもたちにとって、いい友達は一生の宝です。その友達とかけがえのない時代を過ごすことは、人生においてとても大切なことなのではないでしょうか。それに、集団の中で過ごすのですから、責任も出てくるでしょうし、協力も必要になってきます。大人になるのに必ずつけておきたい力が、部活動でも養われるのです。

 

確かに、部活をしていたらその分勉強の時間は減るでしょう。単純に時間が少ないというだけでなく、部活でへとへとになって帰ったら、ご飯とお風呂以外は何もできないくらい疲れて、勉強しなくちゃと思いつつ、そのままベッドに直行。結果として全く勉強ができなくなるという状況にも陥りやすいはずです。

 

勉強と部活の両立のために最も必要なのは、「勉強も一生懸命するぞ!」という確固とした気持ちです。それがあれば、部活にとられる時間があっても問題ないのです。自分には時間がないのだからと思って勉強すれば、かえって集中力が高まることでしょう。こう考えてみると、部活をしていた方が能率的に勉強をこなせると言ってもいいのです。

 

それでは、部活も勉強も成功させるための、具体的な方法についてご紹介しましょう。勉強も部活も手抜きなし!という姿勢は、実はあまりおすすめできません。実際、そのような子どもたちが挫折していってしまうことはよくあるのです。部活も勉強も100%の力を出しながら過ごすなど、もとから無理のある生活なのです。

 

部活も勉強も両立させようと思うなら、部活に集中すべき時と勉強に集中すべき時を、しっかり区別しましょう。部活には、打ち込むべき時期というのが必ずあるはず。高校野球ならやはり夏でしょう。そんな時は、勉強は最低限の事をすると決め、部活に集中します。ただしその日習ったことはその日のうちに身につけるくらいの集中力で、授業を受けましょう。

 

そしてその部活のシーズンが過ぎ去った後は、少し勉強の方に重心を置くようにシフトチェンジするのです。だいたいは、大会が近づいてきたら部活に集中、大会が終わって次の大会までは勉強に集中、といった具合です。

 

このように、タイミングをよく見極めて、勉強と部活のどちらに重きを置くのかを考えて、その時によって集中すべきことに打ち込んでいくのです。そうすれば、部活でも勉強でも成功を収めることができるはずです。

 

ただ、勉強のことはいつでも頭の隅に置いておく必要はあります。どんなに部活が忙しい時でも、体がへとへとに疲れていても、「30分でもいいから今日の復習を終わらせておこう」という風に、勉強に対する気持ちだけはいつも強くもっているようにしましょう。

 

念のための注釈

この記事では具体的な実践寄りのハウツーに絞って記述しました。本来、「勉強とはムダな時間が知を醸成する」と言われます。つまり、歴史で言えば「この人物、何でこんなことしたのだろう?」と考えたり、数学で言えば「微分して何がうれしいのだろう?」と考えたりすることで、学問の本質に迫りますので深い理解を得られ、結果として学力アップにつながるというものです。

 

これはこれで正しく、最近TVに良く出ている予備校の先生も「効率の良い勉強はない。勉強はムダだらけで良い」と所々で言っています。

 

とは言っても、全てにこのようなことをしていては時間が膨大にかかります。また、効果的な方法は1つではありません。小手先のハウツーも組み入れつつ、疑問という好奇心に駆られた時には本質的学習を排除せず、上手くバランスを取ればよいと考えます。

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用しています。

このページの先頭へ