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医者の子どもはなぜ頭が良いのか?

医者

医者の子どもは頭がいい、などと言うと、そんなの当然だろう、という意見が聞こえてきそうです。では、いったいそれはどうしてなのでしょうか。親が医者でなくとも子どもの頭を良くすることができないのかについて見ていきましょう。

 

医者の子どもは何故頭が良くなるのか

医者の子どもは何故頭がいいのかについて理由を尋ねれば、もともと頭がいい親から生まれた子どもなんだから頭が良くて当然、といったものや、資産に余裕がある医者は自分の子どもの教育にたくさんお金をつぎ込むことができ、そのため子どもの成績が良くなる、といった答えが返ってきます。

 

こうした理由のうち、教育にたくさんお金をかけることができることによる影響は確かにその通りかと思います。しかし、親が頭がいいから子どももいいはず、という「遺伝的な」理由については根拠がありません。子どもの知能は生まれつき定まっているものではないからです。

 

子どもの知能というのはあくまで後天的にできあがるものであって、生後さまざまなことを経験し、そこからいろいろと教訓を得ることによって成長していくと考えられています。生まれつき超えられないほどの差があるというものではないということには留意すべきでしょう。

 

さて、では医者の子どもが頭が良くなる傾向があるが、それは何故なのかということですが、それは医者である親の姿を日々見つつ、それを尊敬しながら育つからだと考えられます。

 

医者と一口に言ってもその実いろいろで、あまり向上心の見られない人物もいないわけではありません。しかし、医者は新しいことを学ぶことが好きで、日々成長し続けるという長所をもった人物が多いものです。学会や論文雑誌などで新しい医学情報が出るとそれを貪欲に吸収したり、いろいろな書籍に目を通したり、自分で研究論文を作成したりするのが好きな人が多いのです。

 

そういった親のもとに産まれた子どもは、毎日そうした姿を見て育ちます。毎日よく学んでいる姿を見るのが普通になっているわけです。しかももしその医者が開業医であれば、親が一生懸命働いている姿を目にすることも多くなるでしょうし、親が周囲の人から先生、先生と言われて尊敬されていることも目の当たりにします。それによって、自分の親はすごいんだ、といった尊敬の感情を持ちやすいのです。

 

また、医者になるには成績が悪くてはなれず、厳しい受験勉強を勝ち抜いてきていますから、子どもが勉強で詰まっていたとしてもそれについて教えたり助言したりすることができます。子どもから見れば、いろんな疑問をぶつけてもわりあい簡単に答えを返してくれるように見えます。それがさらに親に対する尊敬の念を深めることになります。そうなると子どもにとって、親は目指すべき目標であったり、理想の異性像となってきます。

 

つまり、医者の子どもは自分の目の前で親が勉強している姿を見るのが日常になっていて、それによって親がいろんなことを知っているだけでなく社会的にも尊敬される立場にあるのを見て育つわけです。自然、そういった態度を身につけていくでしょうから、その子どもが頭が良くなる下地がそこにできあがっていきます。

 

子どもに尊敬されるように努力するだけでも意味がある

こんな話をすると、うちは医者じゃないからそんなのは無理だ、という意見が聞こえてきそうですが、何も医者でなくても親は子どもに尊敬される存在になることはできます。

 

他の人たちから先生と呼ばれるような、社会的尊敬を集めるような職業であれば確かに子どもの目から見てもわかりやすいわけですが、そういった職業に就いていなくても子どもに尊敬される親でいようという努力をしているだけでも大きな意味があるのです。

 

たとえば、今話題になっている娯楽本以外にもさまざまな本をたくさん読むといった姿や、音楽や絵などの趣味に打ち込む姿を見せるなど、何事かに熱心に継続して取り組み、しかもそれを上達させていくようなモデルを子どもに示すことができればいいのです。仕事から帰ってくるとだらしなく寝そべって、お酒ばかり飲んでいる、などという姿よりははるかに子どもにいい影響を与えるはずです。子どもに尊敬の念を持ってもらえるように、親も襟を正すということです。

 

とはいえ、それで親本人が家でストレスをためてしまうようでは意味がありませんから、あまり極端に考える必要はありません。普段はあまりぱっとしなくても、いざというときには頼りになる親の姿、そうした姿を子どもに示してお手本となることで、子どもにはいい影響を与えることができます。つまりは子どもの視線を少しは意識して毎日生活するということが大事になってくるのです。

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