子どもが自ら勉強するようになる机の置き方・使い方はこれだ!

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学習机

勉強ができる子どもは、家で勉強をする習慣が付いています。この習慣をつけてやることが、勉強の第一歩なのです。子どもが小学生になると、勉強をちゃんとやっていけるかしら、と心配になるでしょう。「勉強させよう」とする前に、まずは子どもが勉強をする習慣を身につけられるよう、サポートしてあげたいものです。

 

そのための始めのステップとして、小学校入学とともに買うであろう学習机について考えてみましょう。机は勉強するためには必要なものです。でも最初に使い方を間違えると、勉強することはおろか、机に向かうことすら嫌になってしまうのです。子どもが自分から机に向かうための、学習机の扱い方についてご説明しましょう。

 

机が子どもの大事な基地になればOK!

我が子に学習机を買い与えるタイミングはいつでしょうか。たいていは小学校入学の時でしょう。勉強をするための環境はこれでばっちり!と思うかもしれませんが、実はそう簡単にはいきません。机があったところで、それだけでは子どもは机に向かって勉強するようにはならないのです。

 

学習机を買ったら、まず始めに、その机が子どもにとって身近なものとなる必要があります。子どもが自分から机に向かうように習慣づけないと、勉強に対して苦手感を持つようになるのです。

 

「そうか、では勉強をするときは必ず机でやらせるようにしよう!」というのはちょっと早合点です。小学校低学年の頃は、机イコール勉強をするところ、にならなくてよいのです。大事なことは、「子どもがその机を大好きになる、大事なものだと思うようになる」ということです。

 

子どもって、大人にはとるに足らないものに感じられるものを、大切にとっておくことがありますよね。子どもが机を買ってもらうと、引き出しにそれらをしまっておくかもしれません。ここで、「勉強と関係ないものでしょ!」とそれらを引き出しから出させないでくださいね。そうなってしまうと、子どもはどんどん机から離れていってしまうからです。

 

大人というのはどうしても、机は勉強のためにあるもの、と思ってしまいがちです。だから、勉強と関係のないものは机の上や引き出しには入れさせたくないと考えてしまうのです。でも、子どもが机の中にマンガとかゲームとか、大人にはよく分からない本人だけの宝物をしまっておいたとしても、ここはぜひ、とやかく言わず好きなようにさせてみてください。

 

始めは机を、子どもの大事なもの置き場にしてもいいのです。そうすることで、机は、子どもにとって大事な基地となっていくのです。どんな目的であれ、長い時間机に向かっていられる、ということを大切にしましょう。

 

まずは、子どもが自分の机を身近な存在として受け止め、机が大好きになるのが先決です。机そのものが、子どもにとっては大事な基地だと感じられるようにするのです。

 

小学生が家に戻ってきたら、おやつを食べつつ、学校であった事をお母さんに話すでしょう。お腹と心が少し満たされたら、自分の基地へ帰るべく机に向かう。その机には、子どもにとって大切なものばかりがあります。マンガやゲームかもしれませんし、集め続けているコレクションかもしれません。とにかくそこは、思うように遊べるしほっとするところなのです。

 

小学生とはいえ、低学年であれば、まだまだお母さんと一緒にいるのが一番安堵できるものです。その一方で、自分だけで集中できる場所もまた、大切なものなのです。その場所が、机となるわけです。

 

机をただの勉強道具置き場にしないでください。その子だけの聖地になるようにするのです。ということは、机に向かってマンガに没頭していようがゲームに夢中になっていようが、父親も母親もそのことをとがめてはいけないのです。

 

小学生になっていきなり、机に向かって毎日勉強させようとしても、それは無理なことです。できたとしても、机とは勉強しなければならない場所なのだと子どもが思ってしまい、机そのものに近づかないようになってしまうのです。机すなわち勉強と理解してしまえば、もはや机はお気に入りの基地ではなく、勉強を強いられる不快な場所と化してしまいます。

 

小学校低学年の目標としては、子どもが自然と机に向かう習慣を身につけるということでしょう。机で勉強をするようにしつけるのは、低学年の頃を過ぎてからでも遅くありません。

 

小学校入学と同時に買った学習机は、中学校でも使うはず。高校や大学に進学して、そのままその机を使い続けることだって多いでしょう。そうなるとその机は、10年以上子どもと一緒にいることになります。そう考えると、机はじっくりと選ぶべきですね。

 

学習机売り場に行けばわかりますが、近頃の机は、子どもが喜ぶ要素をたくさん取り入れたものが多いようです。本棚やライト、サイドボードやイラスト付きの保護シート…。子どもはこれらが大好きです。これらの付属品は良いところも確かにありますが、成長するにつれ、そういったものは逆に不必要になってくることが多々あるのです。

 

結論としては、シンプルイズベスト、という観点で机を選ぶことをおすすめします。ライトは移動できた方が便利な時がありますから、別売りでも十分です。もしも本棚付きの机にしたかったら、後々不要になった時にすぐ外せるタイプがよいでしょう。

 

子どもが低学年なら、机の置き場所としてベストなのはリビング!

子どもの入学を機に、子ども部屋を用意して、そこに机を置くご家庭も多いでしょう。でも、入学したばかりの子どもに果たして個室は必要なのでしょうか。いいえ、実はこれはおすすめできません。机のベストな置き場所は、ずばりリビングです。そうすれば、机に向かう子どもの様子を、親はすぐにチェックできるからです。

 

机がリビングに設置されていれば、もしも宿題でわからないところがあったら、すぐに母親を呼んだり、自分から母親のところへ聞きに行ったりできます。親としても、家事の手を止めて別の部屋まで行く手間もなく、子どもが何をしているか覗くことができるのです。子ども部屋に引っこんでいては、親は子どもがやっていることをすぐに見ることはできません。

 

小学生の時は、子どもの勉強に親の力が必要となる場面がたくさんあります。低学年ならなおさらのことです。子どもが親から勉強を教えてもらわなければならない時は、子どもの机に親が行くよりも、食事テーブルを広々と使い、親子並んで座った方がやりやすいと思いませんか?こんな時、リビングに机が設置してあれば、すぐに勉強道具を移動できますよね。

 

まだ小学生という幼い年齢から子ども部屋を与えてしまうことのデメリットは、親の目が届きにくくなることだけではありません。将来、引きこもりを余計ひどくさせてしまう要因にもなり得るのです。

 

小学校低学年の子どもが、自分だけの部屋を与えられたとしても、実際はそんなにその部屋を使うことがないでしょう。一人で部屋にこもるより、母親の近くにいたほうがほっとするからです。

 

どうしても子ども部屋を与えたければ、いつも母親が過ごしている場所、例えばキッチンやリビングなどですね、その隣に子ども部屋を設けましょう。そして境となるドアはいつも解放しておき、いつでもパッと子どもの姿を確認できるようにするのです。それか、子ども一人の部屋ではなく、兄弟と一緒に使う子ども部屋にすることですね。

 

一番困るのが、ダイニングやリビングと、子ども部屋との階が違うというケース。いざ子どもに勉強を教えようとしても、母親か子どものどちらかが階を移動しなければなりません。子どもであれば勉強道具をわざわざ別の階まで運ばなければいけませんし、母親にしても仕事を一旦やめて他の階へ向かうことになります。これは両者ともに面倒くさいものです。

 

子どもが小学生の時には、勉強はリビングで。もし子ども部屋に机を置くとしても、子どもがその部屋で、両親なしに勉強できるものではありません。それをよく考えて、机の置き場所を考えるべきですね。

 

子どもが自分一人の世界に浸れる場所、それが机です

赤ちゃんは、お母さんが常に自分のそばにいないと不安になります。成長とともに少しずつ、お母さんから離れる時間ができてきますが、それでもふとした瞬間に、お母さんの存在を求めて近くにやってきます。離れては戻る、その繰り返しです。

 

幼稚園などに入れば、母親がそばにいない時間が長くなります。だから小学校に入学しても、学校にいる間は母親と離れていても平気です。でも下校後はやはり、母親とくっついて過ごしたいものなのです。帰宅後友達と遊んだり、漫画やゲームに没頭したりしていれば、母親がそばにいなくてもいいのですが、時間が経てば、今度は母親を近くに感じたくなるのです。

 

小学生の頃は、自分の世界に浸る時間も、母親に甘えるためにくっついて過ごす時間は、同じくらいに必要なものです。下校後母親が家にいてくれたら、自分の隣にいなくたって、母親が近くにいる、と感じられます。その感覚を持ちながら、自分一人の世界に入る時間があるというのが大事なのです。

 

子どもの学習机というのは、ほとんどが壁を向いて、もしくは窓の方を向いて設置されますよね。ということは、机に座れば向かい合うのは壁か窓ということになります。つまり、机の前にいる時には一人の世界に浸ることができるというわけです。なおかつリビングに机があるなら、後ろを振り向いたときにはいつでも、働いている母親の姿を確認できるのです。

 

このことは、子どもが自分の世界を確保しつつも、母親が常に近くで見ていてくれて安心だと感じられることを意味しています。まだ低学年とはいえ、自分だけの時間や空間は必要なものです。子どもにとってその場所が、机というものになるのです。

 

やってみればわかることですが、これは母親にとっても安心感があるものなのです。なぜなら、常に子どもの行動を確認することができるからです。もしも子ども部屋に机があったとしたら、家事の手を休めてわざわざその部屋に向かわなければならないため、そうそう子どもの様子を見ることはできないでしょう。

 

やはり小学校低学年の頃であれば、学習机はリビングやダイニングルームにあるのが最適です。子どもの様子を楽に見られることと、子どもが親に見守られている安心感が持てることがその理由です。家事の手を休めずに、いつでも子どもの姿が見える場所に机があることが良いのです。

 

もう一つ、子どもが机の前に座り、自分の世界に没頭できるようにするには、親が子どものしていることをとやかく言わないことも大事です。子どもが机に向かったら、どうしても親としては勉強をするものだと思ってしまいます。だから机の前で子どもが勉強以外のことをしていると、つい「そんなことしてないで勉強は?」と言いたくなります。

 

でもそこはぐっとこらえて、黙って見守るのです。小学校低学年の頃は、机に向かって自分の好きなように過ごしていいのです。もしも気になるようでしたら、30分とか1時間に1回くらい、「おやつにしようか?」等の声がけをしてみるだけでよいでしょう。

 

とにかく子どもが低学年の頃は、帰ってきたら机に向かうことに慣れさせる。これが最も大事なことなのです。

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