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ネット依存の予防法!ネット依存にならないためにできること、すべきこと

ネット依存になりかかっている女子校生

ネット依存症は、インターネットの利便性がもたらす負の側面の1つです。なりやすい、なりにくいという傾向の違いはあっても、誰もが陥る可能性があり、知らずに深みにはまってしまうと、抜け出すことが困難になってしまいます。そうならないために、常に意識しておくべきことは、あるのでしょうか。

 

子供を導くには、まず大人がネット依存の怖さを知っておく

インターネットは本来、とても便利なツールです。だからこそ、驚異的なスピードでもって普及してきました。それだけに、私達大人の間でも、インターネットの持つ様々な側面についての知識は不足しています。特にネット依存や犯罪など、インターネットの持つ負の側面については、ほとんど何も知らない人も少なくありません。

 

親がネットに対するリスク意識を持っていないと、当然ながら子供がネット依存やその他のトラブルに巻き込まれる確率は高くなります。にもかかわらず、親たちは知識を持たないばかりか、たとえ多少の情報を得ても、「うちの子に限って」と我が子を妄信してしまい、対策を怠ってしまうのです。

 

小学校の頃にネットを導入し、子供達に好きに使わせていた結果、中学に上がる頃に異変に気付くということも多いのです。こうした親たちは、別に子供に無関心というわけではありません。仕事などで忙しく家を留守にしがちであったりして、子供がネットを何に使っているかを知らなかったというだけのことです。

 

両親のどちらかがネットについて豊かな知識を持っていたとしても、それが共有されていなければ、知識がないのと同じことです。リスクについて考えない方の親が、子供に対して安易にゲームやスマホなどを与えてしまい、ルールも知識も与えないまま本人の自主性に任せてしまうからです。

 

家庭において、ネットの持つ様々な側面をきちんと話し合えていれば、ネットを導入してからも、子供に正しいネットとの使い方をきちんと教えることができるでしょう。スマホなどを買い与える場合も、「みんながやっているから」「今やらないと遅れてしまう」などという安易な理由ではなく、しっかりと考えてからにしてください。

 

ゲームに熱中する親を見てネット依存の扉を開く子供もいる

今は学校の授業でも、インターネットの持つ負の側面について取り上げることがあり、子供達に対する啓蒙は、十分とは言えないにしても行われています。しかし、いくら子供達本人に言い聞かせても、家庭でスマホなどのゲームに熱中する親の姿を見ていては、全て無駄になってしまうこともあります。

 

親がスマホのゲームに夢中になって、ずっと遊んでいるのを見ていれば、子供は当然やりたがり、親としてもダメとは言えなくなってしまいます。子供は大人よりも自由になる時間が多いこともあり、親よりゲームにハマるまでにそう時間はかかりません。SNSなどで競い合ったりするのは楽しいものですが、子供の視線も少し意識した方が良いでしょう。

 

おもちゃ代わりに小さな子供にスマホやタブレットを与えるのも、考え物です。中には親も一緒になって夜遅くまでゲームをしてしまい、子供が昼間、寝不足のまま幼稚園や小学校に行くことになってしまうのは、誰が見ても良いことではないでしょう。もちろん、与えっぱなしで1人で使わせるのもやめた方がよいです。

 

大人がよく感嘆する、子供の集中力というものは、そのまま他が見えなくなる速度でもあります。親にしてみれば単なる暇つぶしにと与えたゲームが、場合によっては、子供の生活を破壊することになるほどの影響力を持ってしまうことを、よく考えて欲しいのです。

 

困ったことに、親自身がネット依存であるというケースも、だんだんと増えてきています。実際、小さな子供を連れた両親が、店に入ったらどちらもスマホに夢中になっているのを見かけることがありますし、両親ともにではなくとも、どちらかがネットやゲームに夢中になってしまえば、家庭や育児に支障をきたします。

 

ネット依存になってしまうと、子供に対する興味も薄れてしまいます。そうやって放置された子供もネット依存になり、親も子もネット依存という恐ろしい状況も起こり得ます。また、子供に対する興味が薄いため、家庭内の事故にも気づきません。取り返しのつかない事態に陥ってからでは、何もかも遅いのです。

 

親子の会話がネット依存から我が子を守る

ネット依存に陥ると、家族とのコミュニケーションは必然的に少なくなるものですが、ネット依存に陥る子供の中には、それ以前から親とは殆ど会話しない、家族とのコミュニケーションがなく、家庭内で一人きりであったという子も多くいます。家庭内での孤独は、ネット依存を招きやすいものなのです。

 

子供が成長するにしたがって、親子の会話が減る家庭は多いでしょう。子供が何を考えているか分からない、話をしてくれないと嘆く親は多いですし、親子間のコミュニケーション不足はよく問題にされるものです。子供の反抗期など、理由は色々ありますが、よくよく振り返ってみると、最初に会話をしなくなっているのは、親の側であることも多いのです。

 

親も子も、それぞれに自分のことや生活のことで忙しくなってしまうと、きちんとお互いの話を聞くという姿勢はなくなってきます。そこにそれぞれがスマホなどを持ってしまうと、目の前に家族がいても、友達とのLINEや好きなゲーム、ネットに夢中で会話はどんどん無くなってしまうのです。その状態を気楽だという人もいますが、本当にそうでしょうか?

 

同じ部屋に居ても、同じものを見ていない親や家族の中で、寂しさを感じない子供はいません。そういう環境にいた子供達にスマホを持たせ、ネットにはまるな、使いすぎるなというのも無理な話です。家庭内の孤独から、ネットの中に友人を求めてしまう子供も少なからずいるのです。

 

時折、会話がなくてもLINEでつながっているから良いという人もいますが、それは果たして正常な状態と言えるのか疑問です。同じ家に住んでいながら、ネットを介してしか意思疎通ができない家族は、既に家族全員がネット依存の状態にある可能性すらあるのではないでしょうか。

 

オフラインとオンラインをうまく使い分け、しっかりとしたコミュニケーションがとれている家庭では、ネット依存に陥ることは少ないものです。なにも、学校であったことを全て話し合わなければいけないというわけではありません。ただせめて、親が常に子供を気にかけ、見守っている姿勢を示してやるだけでも、依存を防げることがあるのです。

 

ネット依存の原因を企業に求めるのは間違い

子供に何か問題が起きた場合、親はつい、その相手や環境のせいにしてしまいがちです。特にサービスを提供する企業は、その格好の対象になります。ゲーム依存の場合はゲーム会社、SNSにはまったり、SNS絡みの犯罪に巻き込まれれば、そのSNS運営会社を憎んだり責めたりすることが多いものです。しかし、それは筋違いというものです。

 

企業は営利目的であらゆるサービスを提供し、新たな技術を開発するものです。ゲームならば長く楽しんで課金してもらえるような魅力的な展開やシステムを構築し、SNSならば登録者が増えるように、たくさん利用して貰えるようなサービスをどんどん提供していきます。それは健全な企業活動であり、誰かに非難されるようなものではありません。

 

そして企業側も、様々な問題を放置しているわけではありません。自主規制やガイドラインの制定なども含め、対策を講じています。自分たちの利益を優先させるのが企業というものではありますが、お金を払ってくれるユーザーを自滅させてしまっては、企業活動が成り立たなくなってしまいますから、ユーザーを守るための対策を講じるのは当然です。

 

IT産業は今や製造業などに匹敵する巨大産業に成長しています。インターネットが普通にある世の中に生まれ育った子供達に、ネットなしで暮らせと言うのも今更無理な話ですし、大人にしても同じことです。

 

大切なのはネットや企業を敵視することではなく、危険性をきちんと学び、知ることです。その上で、子供達に安全な使い方を教えていかねばなりません。

 

その為にも、自分自身のネット利用について今一度振り返り、見直してみましょう。利用時間や利用の仕方を改めて考え、依存傾向がないか、危険を冒してはいないかを考えてみて、もし依存の傾向があると思ったら、すぐに対策を考えて実行して下さい。子供はもちろんのこと、大人だって、ネット依存に陥る前に手を打つことが大切なのです。

 

ネット依存を防ぐためには最初の一歩を慎重に

企業や学校、行政がいくら手をつくしても、生活のベースである家庭で対策がとられていなければ、ネット依存は防げません。子供達をインターネットという広く深い海に触れさせる前に、その楽しさや有用性と同じように、危険性や恐ろしさを教えておくのは、やはり家庭の役割なのです。

 

今は子供が生まれるより前から既に、ネットインフラの整っている家庭も少なくないでしょう。それでも、子供達にネットの利用を許可する際には、子供の年齢や性格、対人スキルなどとアプリの内容を吟味し、必要か、許可できるかを決めた上で、許可する範囲や利用時間などを決め、子供達がそれを守れるかをよく話し合っておきましょう。

 

新しいデバイスやアプリをインストールする時も同じです。何でも最初に話し合っておくことで、子供達は自分からちゃんと考えるようにもなるのです。一番良くないのは、子供の要求のまま、よく考えもせずに機器を買い与え、好き勝手にアプリをインストールさせてしまうことです。

 

読み飛ばしてしまう人が圧倒的に多いアプリの利用規約ですが、そこに書かれている忌避事項は、そのまま提供企業が予測し考えているリスクです。読んで理解し、納得した上でインストールして下さい。もしも納得が行かなければ、待ったをかけても良いのです。決められたことを守らなかった時にも、そのまま流したりせずしっかり話し合って下さい。

 

友達がやっているから、皆がやっているのに自分だけやらないと遅れてしまうと言われると、親としては要求を飲まざるを得ないような気持ちにもなりますが、そこはしっかり線を引くべきです。こちらが何を心配しているのかを伝えた上で、ダメなものはダメと言い切ってよいのです。

 

何が危険か、見知らぬ人と交流することになったら何に気を付けるべきか、普段から話し合い、対処法も話しておくのもよいでしょう。ネットに限らず親子の話し合いが常日頃からできており、健全な信頼関係が築けている子は、スマホを持っても節度のある使い方ができるものです。帰るべき場所が分かっていれば、心も安定して揺らがないのでしょう。

 

ネット依存の陰を感じたら、すぐデジタルデトックス!

子供のネット利用時間が気になり始めたら、子供に言うより先に我が身を顧みるというのも1つの方法です。スマホから距離を置いてみたり、ネットの時間やゲームアプリを減らしてみるのもよいですし、家族で出かけるのもよいでしょう。もちろん、デジタルデバイスは置いていき、全くオフラインで過ごすのです。

 

いわゆる「デジタルデトックス」というのは、ネットに対する依存軽減にはもちろん、脳疲労をとるためにも有効だと考えられています。やり方は色々ありますが、ノースマホタイムやノースマホゾーンを決めて、寝る前や食事中に使わないようにすることから始め、手が空いた時にスマホを触ってしまう癖を封印してみます。

 

更にスマホに入っているアプリを厳選し、頻度の少ないアプリから削除していくスマホ断捨離をし、ついでに保存されている画像も整理してしまいましょう。必要なものは保存し、不要なものは消去すると、スマホ自体もシンプルになり、すっきりします。スマホを持たずにいる時間をとるようにし、週末には持たずに外出してみましょう。

 

様々な事態に対する対処法も考えなければいけません。スマホなしでの連絡手段も家族の間で決めておきましょう。実際、急にスマホがなくなったり忘れたりした時にも有効です。「もしもネットが使えなかったら」「スマホがない時は」どうすればよいか、普段から考えておくのは良いことです。

 

ネットを使いすぎたなと思った翌日には、目や脳を休ませるためにもデジタル休みを設けましょう。仕事などでそうも行かないこともあるでしょうが、時間を区切ったりして周囲にあらかじめオフライン宣言をしておけば、ある程度の休みはとれるでしょう。オフラインの時間はテーマを決めて、別のことに没頭してみると、より豊かな時間を楽しめます。

 

デジタルデトックスは、1人でもできるものですが、家族でやってみるのもお勧めです。ボードゲームをするもよし、色々な話をするもよし、家族でネットをオフにして、思い切りアナログに過ごす時間も、やってみるとなかなか楽しいものです。脳や目を休ませつつ、家族関係を改めて見直すためにも、是非やってみて下さい。

 

ネットはとても便利なものですが、常に頼りきっていると、いつの間にかその便利さにこちらが振り回されて疲れ切ってしまいます。時折完全なオフラインにすることで、自分をリセットすることは、心身の健康を保つためにとても大切なことです。特に子供達にとっては、現実とのつながりを築き、心の安定を得るためにも有効です。

 

家庭と学校、行政、企業、社会全体の連携でネット依存を防ぐ

家庭でルールを決め、学校で教育する

ネット依存についての教育を、家庭と学校のどちらで行うかについては、常に意見の分かれるところです。お互いに、学校で、家庭でと言いあうことになってしまい、なかなか結論は出ません。その間にも状況は悪化していくばかりなので、不毛な議論はせずに、それぞれが協力して、今やるべきこと、できることから始めていく方がよいでしょう。

 

まずはネット利用について、子供達との間にルールを作ることです。これは学校と家庭がそれぞれの役割を果たしつつ協力して行います。家庭ではそれぞれの家の事情に合ったルールを設け、学校側はそれをネット教育や子供達との話し合いを通じてサポートしていく形です。学校での教育が家庭で全く無視されても、またその逆でも効果は上がりません。

 

ネット依存に対する考え方は、家庭ではかなり極端に分かれています。これからはもう全てがデジタルの時代で、新しいものを積極的に受け入れていかないといけないという人はネット依存を軽く考えがちですし、ネットの持つ危険性などを必要以上に恐れ、否定的になっている人は、当然ながらネット依存についても重く考えすぎる傾向にあります。

 

軽く考えすぎてもその逆でも、偏った考え方からは良い結果は導かれません。各家庭に十分かつ均等な知識がいきわたっていない現状では、ネット依存についての教育は、学校側が主導権をもって進め、子供達に偏らない十分な知識を与えた方が良いでしょう。

 

家庭に問題はあっても、それが全ての原因ではない

重篤なネット依存に陥る子供の家庭は、片方の親が子供に関わろうとしていなかったり、もしくは両親ともが忙しく、ゆっくりと子供と関わる時間がとれなかったりすることが多いものです。それだけに、子供がネット依存になってしまったことに対して自分を責めてしまう傾向が強く、中にはうつ病を発症してします人すらいます。

 

けれども、親が忙しいからというだけでネット依存になるわけではありません。家庭でのコミュニケーション不足や、親との信頼関係の薄さなどは大きな要因にはなりますが、だからと言って、全てを親のせいと決めつけてしまうわけにはいかないのです。家庭に問題があるのなら、学校や行政など、社会全体でカバーし、助けていくべきです。

 

保護者に対する教育も、1つの方法と言えるでしょう。学校、行政によるネット教育は勿論、ゲーム会社やSNSの運営会社などが直接、保護者に情報を提供したり話をする機会を設けるのも良いでしょう。

 

学校でSNS利用について話し合う

SNSの利用ルールは、家庭で決めても友達と共有できていなければ守りづらいものです。延々と続くチャットの苦痛も、既読スルーから始まるトラブルも、理不尽に思っていてもSNSの中ではかえって言いにくいことでしょう。そういったことを生徒同士で話し合う場を提供するのは、学校でなければできないことです。

 

チャットを続ける子供、既読スルーに怒る子供は、それが自分勝手であり、相手を面倒な気持ちにさせるかを分かっていないものです。教師から押し付けるのではなく、それについてどう思うかを問題提起し、話し合わせていくことで、相手のことを思いやり、誰もが辛い思いをしなくてすむ利用方法を子供達自身で見つけさせるべきです。

 

また、ネット上で知り合った人とのコミュニケーションについても、話し合い、自分達で考えさせることが必要です。お互いに「分からない」相手と話すということはどういうことなのか、都合の悪いことを自分が黙っておけるように、相手も黙っておくことができ、嘘をつくこともできるのだということを、しっかりと理解させるべきです。

 

人を見抜く力を含めたコミュニケーション能力は、経験や知識の積み重ねによって身につくものです。そういった能力が未熟である未成年が、ネットで知り合った人と、何も考えないまま躊躇いなく会ってしまうことも多いのです。彼らを危険な目にあわせないためにも、教育の果たす役割は大きいでしょう。

 

行政は、ネットの危険な側面についての啓蒙活動をもっとすべき

ネットに潜む危険性について一般社会に広く知らしめることは、行政の役割となります。ネット依存に陥った人のケア以外にも、地域や学校ごとにネットやネット依存に詳しいネット依存アドバイザーや情報教育アドバイザーなどの専門家を置いたり、スクールカウンセラーに対する教育を通して、一般に知識を広めることができれば一番です。

 

現在は親のネット依存問題も深刻化しています。幼い子供におもちゃ代わりにスマホを持たせてしまう親も多く、しばしば議論の的になっています。そういったことを予防する策の1つとして、乳幼児健診などで勉強会を開催し、親達にまず、ネット依存についての知識を浸透させていくのも、大変有効でしょう。

 

また、小学生以上の子供達に対する合宿なども行って欲しいものです。夏休みなどの長期休み中に、ネットやスマホから離れて自然の中で過ごす合宿を行うのです。長期休みの間にオンラインゲームなどにハマってしまうのを防ぐ効果もありますし、ネット依存からの回復力を養う効果も期待できます。

 

自然の中に出かけたり、他人と面と向かったコミュニケーションをとるようなことは、今の時代では機会を作らないとなかなかできなくなっています。もちろん学校との連携の上で、行政側からそういう機会を提供していくことも考えていくべきなのではないでしょうか。

 

企業にもすべきことがある

ゲームやSNSサービスの提供企業にも、営利を超えた社会的責任はあります。それに、ネット依存の元凶のように保護者や依存者本人たちから恨まれたりするのも、企業としては避けたいところでしょう。企業イメージ下落のリスクを回避するためにも、やるべき自主規制や依存・使いすぎ回避のシステム構築はして欲しいものです。

 

もっとも、オンラインゲームでは、既に多くの企業で未成年の登録者に対して課金の上限が設定されるようになっていますし、家庭用ゲーム機でも、レーティングに対応したものは保護者によって課金制限などがかけられるペアレンタルコントロール機能を備えています。

 

ただし、こういった企業側の努力も、保護者側に伝わっていなければ有効に活用することができません。対応策を打ち出すだけでなく、その利用法の告知もあわせて行っていくことが必要です。

 

社会全体で考え、行動していく

ネット依存という言葉も、少しずつ世の中に浸透してきました。子供達のネット利用の現状に対する調査も定期的に行われ、無策のまま放置すべきではないという考えを持つ人も増えてきました。しかし、まだ病気として公的には認定されていないことからも分かるように、大々的な動きになるには程遠いのが現状です。

 

手をこまねいているうちにも状況は悪化する一方で、ネット依存、スマホ依存に陥る子供は増加の一途をたどっています。ネット依存は家庭だけ、学校だけ、企業だけの問題ではなく、社会全体の問題として、大人たち皆がそれぞれの立場で考え、連携して対応していくことが必要なのです。

 

子供達にネットやスマホをただ与えるのは簡単なことです。けれども、その時には必ず、他の世界があることも教えるようにして下さい。ネットの中だけにのめりこみ、振り回されて疲れ果ててしまうことのないように、与えるだけでなく、しっかりと導いて欲しいのです。これは、全ての大人たちに与えられた責務ではないでしょうか。

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