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中学受験のための塾を中小塾に決める際のポイントと良い中小塾を見極める方法

中小塾

大手塾にいかなければ、中学受験は合格できないというわけではありません。中小塾でも十分対応できます。しかし、良い中小塾を見極めるには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。大手塾と比較しながら確認していきましょう。

 

大手中学受験塾のデメリット

現在の中学受験合格者実績は、一部の大手塾が占めていることは事実です。だからといって、大手塾へ通わなければ、中学受験に合格できないというわけではありません。大手塾にはメリットも多くありますが、デメリットもあります。

 

大手塾は、たくさんの校舎がありますが、塾長や講師によって良し悪しが分かれます。校舎長がよく変わる塾は、何か経営にマイナスとなる原因があります。

 

実績があり、評判の良い校舎は、校舎長にも経営力があります。大手塾を選ぶ場合は、塾全体としてではなく、校舎ごとの実績や評判を確かめる必要があります。

 

校舎長が良い人材であっても、生徒の実力を引き出す力のある講師が、通塾を検討している校舎にいるかどうかは分かりません。

 

実力に乏しい講師や、アルバイト講師が担当になれば、一流の指導を受けているとは言えません。これでは、大手塾として共通のカリキュラムをこなしているという安心感だけしか得られません。

 

体験授業を受けた時に担当した講師が、正式に入塾した後も担当になるかどうかも分かりません。入塾した時に良いと思っていた講師が、突然異動で別校舎に行ってしまうケースも、大手中学受験塾にはよくあります。

 

親が、細かい部分までチェックして選び抜いたとしても、状況が一変しやすいという部分が、大手中学受験塾のデメリットです。

 

もし、中学受験指導に定評があり、自らが指導に積極的な塾長がいる中小塾や個人塾が近くにあるのであれば、大手塾より優位に考えても良いでしょう。中小塾であれば、講師の異動を心配することなく通塾ができます。

 

大手中学受験塾で、成績が下のクラスになったら、上のクラスに上がるのは困難

大手塾にとって、最難関校の合格実績は1番の看板となります。最難関校への合格実績が伸びれば、生徒が集まってきます。塾としては、より効率よく宣伝するためにも、「初めから学力が高い生徒」をたくさん集めて、実績をさらに更新したいと考えています。

 

公開模試は、効率よく学力の高い生徒を集めるための手段の1つです。子供の成績が分かるわけですから、学力の高い子供に対しては、入手した個人情報に基づきしつこく勧誘してきます。入塾したら、辞めないように手厚くフォローし続けます。

 

成績上位クラスの子供が、下のクラスの子供より優遇されてしまうのは、看板となる合格実績を出すためには当然のことです。こう考えると、下の方のクラスになってしまった場合、成績上位クラスの生徒以上の対応をしてもらうことは、とても困難です。

 

ますます成績の差が開き、下のクラスの生徒が、成績上位クラスに入るような逆転劇もほとんどありません。しかし、これは大手塾の仕組みとして、保護者は知っておかなければならない大切なことです。

 

子供の様子がおかしいと感じたら、中小塾へ転塾することも考える

大手塾に通い始めたからといって、講師に子供を任せきりにせず、保護者は、子供の様子を普段からよく観察しておくことが大切です。

 

大手塾に通い始めて、子供の目に輝きが無くなり、表情が曇り、成績まで下がり始めたら、すぐに校舎長や担当講師に相談してみましょう。成績が下がり始めた場合は、かなり深刻な事態です。

 

大手塾に相談した結果、もう少し見守ってあげてくださいなどと、保護者の不安に対して具体的な解決方法が提示されなかった場合は、中小塾への転塾を考えた方が良いでしょう。大手塾の指導方針や学力について、理論的なことばかりを伝えてくる場合も同じです。

 

転塾が6年生の9月を過ぎてしまうと、中学受験対策としてやれることが限られてしまいます。大手塾が合わずに中小塾に転塾する子供の多くは、メンタルのダメージが大きく、中小塾の講師は、ここを汲み取って指導していくことになります。

 

また、転塾してきた子供の保護者に志望校を聞くと、偏差値的に低めの学校を言うケースが多いです。でも実際、指導し始めると、もっと上の中学を受験できる可能性のある子供がほとんどです。

 

もっと早く転塾していれば、まだまだ学力を伸ばすことができたのに、有名な大手塾というブランドを手放すことをためらい、どんどん対応が遅れてしまうのです。

 

大手塾側としても、クラス別に指導するとはいえ、一律指導をしなければ、不平等とみなされてしまい、クレームにもつながります。このような中で、成績が落ちていく子供の対応をするのには限界もあります。

 

しかし、中小塾で指導力のある講師や塾長が、個別に生徒が抱える課題を見抜き、適切に対応してくれたら、短期間でも子供の実力は十分引き出せます。伸び悩んでいる子供が、急に実力を発揮し始める可能性があるのが、中小塾の魅力です。

 

大手中学受験塾向きの子供と、中小塾向きの子供の違い

学力は、自ら進んで学ぶことで伸びていきます。これが、大人に言われなくてもできている子供であれば、どんな規模の塾でも心配することはありません。

 

しかし、与えられたものをただこなしているような子供の場合は、大手塾よりも中小塾の方が、子供に合わせた指導をしてもらいやすい可能性が高いです。

 

また、自己管理に優れていて頭がよく、大手塾の一律の指導方法に本人が疑問を抱いている場合も、中小塾の方が合っていると言えます。他に、大手塾になじめなかった、難関中学を受験しないという場合は、個人塾という選択もあります。

 

ただし、メイン講師がアルバイトばかりの塾や、特に実績を積んだわけでもないのに、個人塾を経営しているような所に行くのであれば、大手塾へ通わせる方が賢明です。

 

また、難関中学を受験するのであれば、ライバルの存在はとても重要となるため、大手塾に行かせた方が良いでしょう。成績別クラスに分けられたヒエラルキーが、今の自分の位置を意識させ、子供を本気にさせます。これは集団指導のメリットの1つです。

 

現時点よりさらに上を目指さなければ合格が難しいということを、他の存在を意識して勉強に励まなければ、自分の前に立ちはだかる壁は乗り越えられません。そう考えると、難関中学を受験するのであれば、個人塾は選択肢から外した方が良いでしょう。

 

大手塾から中小塾や個人塾へ転塾すれば、集団指導で得られる競争心が無い環境になってしまいます。それでも、難関中学を受験したいのであれば、大手塾で経験を積んだ後、独立して開業した個人塾を探すことをおすすめします。

 

大手塾のメリットやデメリットも理解していて、それを補う指導力がある可能性が高いからです。

 

中学受験対策ができる良い中小塾を見つけるためのポイント

良い中小塾や個人塾を探すのは、簡単なことではありません。大手塾は、宣伝費もかけて大きくアピールしていますので、ある程度のことは、情報としてすでに知っていることもあり、それだけで安心してしまいます。

 

反対に、中小塾や個人塾は、大きく宣伝をしていない所がほとんどです。自力で良い塾を探すしかありません。では、自力で探す場合、具体的にはどのような部分をチェックしたらよいでしょうか。

 

学習カリキュラムを確認する

まず、中小塾や個人塾で、「当塾は、独自のカリキュラムを導入しています」と謳っている塾は、選ばないことです。

 

毎年変わる中学入試の動向を踏まえたオリジナルのカリキュラムを、1から作り上げるのは、中小塾や個人塾では簡単なことではなく、不可能と言ってもいいでしょう。

 

仮に、カリキュラムが一時期策定されたとしても、かなりの頻度で更新し続けなければ、最新の中学受験事情とかみ合わない内容になってしまいます。

 

大手塾が頻繁に更新しているのと同様の労力が必要となりますが、自ら教壇に立ちながら、大手塾と同様のペースでカリキュラムを更新し続けるのは、とても困難です。

 

大手塾でも使用している「予習シリーズ」や「中学受験新演習」といった教材を、メインで使用している塾が現実的です。

 

難関校向けの教材が「予習シリーズ」で、上位校くらいまでに合格できる学力を身につけられるのが「中学受験新演習」です。このどちらかの教材を使用している塾を選択するのが安全です。

 

合格実績を確認する

直近の合格実績が良いからといって、すぐ中小塾へ入塾を決めてしまうのは危険です。大手塾でも十分やっていけるくらいの成績の子供が、転塾や新規入塾をして、掛け持ち受験をしたかもしれません。

 

その子供が、受験した難関校や上位校の中学全てに合格している場合は、1人の実績でも、合格実績は合格した学校数です。有名校に1人で3校合格すれば、3校分の合格実績として公表できます。

 

同じ地域にある大手塾の校舎と、検討している中小塾との実績を比較したい場合は、まず、その大手塾の校舎に1学年当たり何人の生徒が通っているかを問い合わせてみます。

 

例えば、直近の卒業生数が60人だったとします。次に、検討中の中小塾の卒業生数を、60人になるまで遡って足し続けます。毎年10人ずつ卒業生がいるなら、6年分加算してください。

 

6年分加算した場合は、6年分の合格実績数の合計と、大手塾の直近の卒業生60人の中の合格実績数を比較すれば、数値としては公平に比較ができます。

 

規模が違うので、直近の数値同士を比べることができませんが、こうして比較して、大手塾と大差がない場合は、毎年安定した合格実績を出していると判断できます。

 

合格実績を確認するポイントとしては、合格実績校の中で比較的偏差値が低い学校がどこかを確認することです。その学校が、地域では中位くらいの学校であれば、学力に関係なく1人1人の生徒に合った指導がされていると考えられます。

 

保護者とのコミュニケーションが取れているかを確認する

中学受験塾は、子供と塾講師だけが良好なコミュニケーションを取れていれば良いというわけではありません。保護者と塾側も良い関係でなければ、中学受験合格という目標に向かうことができません。また、保護者と子供の関係も当然ながら、受験に影響します。

 

三位一体となった受験対策をするには、塾講師が、保護者と生徒のカウンセラーのような役目を果たせるかどうかが、キーポイントになります。

 

生徒や保護者からの話を、きちんと傾聴できる講師でなければ、生徒と保護者の話から、悩んでいることや不安な気持ちを察知して、適切なアドバイスができないからです。

 

話している途中で、打ち切って自分の考えを押し付けたりする講師がいる塾に、子供を通わせるのはリスクが大きいです。新規入塾でも転塾でも、面談でそれを見極めます。中学受験や塾に関する悩み事は、子供と保護者がそれぞれ、遠慮せずに伝えてみましょう。

 

そこで、解決につながり、この講師に気持ちを分かってもらえたと感じられたら、通塾を決定しても問題ない可能性が高いです。

 

経営年数を確認する

見た目は古くて一見入りにくいのに、つぶれずに地元客に愛され続けている飲食店は、どこの地域にもあると思います。塾も同じです。

 

古くからあって、小さくても生徒が通塾し続けている塾は、何か理由があります。新しい塾を否定しているわけではありませんが、やはり実績が無い塾よりは安心できます。

 

飲食店は、食べ物がおいしくなければ、まず経営は成り立たないでしょう。しかし、塾が長く経営できているのは、塾長や講師陣の人間性や指導力に定評があるからです。

 

時代の流れで、中学受験事情も変わっていきます。それでも生徒が絶えず通う塾というのは、できたばかりの塾よりも、かなり信頼できます。

 

やみくもに拡大しない、講師と生徒のバランスが取れた中小塾か確認する

大手塾は、どんどん規模を拡大し、企業としての成長を続けようとします。そうしなければ、競争に敗れ、業績が悪化してしまうこともあります。

 

しかし、営利目的だけを考えた拡大をしてしまうと、教育の質が落ち、たちまち評判が悪くなってしまいます。拡大を続けながら、教育の質も向上させるのは、とても難しいことです。

 

毎年、超難関中学に定員の何倍もの優秀な子供達が受験します。おそらくは、大手塾でも上位クラスで勉強してきたであろう子供が、あちこちから集まり受験します。しかし、優秀でも、中学校の定員が大幅に増員されることはありませんので、必ず落ちてしまう子供が出てきます。

 

中学校は、これ以上の拡大が無いのに、大手塾はどんどん拡大しようとしています。そうなると、大手塾は教育の質を上げた事業の拡大をして、1人でも多くの超難関校合格者を輩出し、実績を残さなければ、経営維持が厳しくなるのは必然です。

 

反対に中小塾は規模はある程度固定しているので、限られた席数の中で、中小塾だからできる細かな気配りを含めた指導ができます。

 

また、こだわりや文化のようなものが、中小塾にはあり、それが子供達の学力を引き出す鍵になっているかもしれません。それが良い評判となり、経営が安定している要素です。

 

つまり、固定の生徒数に対し、塾長や講師の配置バランスが整っている中小塾なら、ハズレではない可能性が高いです。

 

逆に、中小塾なのに、生徒数を増やすために、別の校舎を近くに建築中であるとか、校舎が増える予定という話がある場合は、要注意です。

 

企業として見た時には、儲かっている塾という印象を受けるかもしれませんが、どこの校舎に行っても教育の質に偏りがない経営が、果たしてできるでしょうか。

 

やっていることが小規模なのに、大手塾と同じように事業拡大を目指す中小塾に通うのであれば、始めから大手塾に通っていた方が安全です。

 

検討している中学受験対応の中小塾に面談に行ったら、質問しておきたいこと

大手塾でも、個人塾や中小塾でも、スモールステップを設定して、受験までの学習を進めていきます。どのような内容なのかを知るために、入塾前に塾長や担当者に、面談で9つの質問をしてみましょう。

 

まずは、5年生の算数の1週間の学習サイクルについて、詳しく聞きましょう。算数は5年生で習う部分が、一番中学受験で必要な知識が詰まっているとされ、とても重要と言われています。スモールステップを話題にするための前振りとして、聞いておきたい内容です。

 

2番目は、1週間の通塾日はいつなのか、1教科あたりの授業は週何回なのかなど、学習サイクルについて質問します。これで、通塾するにあたり、負担がどのくらいになるかが確認できます。

 

3番目は、授業でどのような教材を使用するかを質問します。「予習シリーズ」や「中学受験新演習」など、使用している教材によって、学習カリキュラムが概ね確認できます。

 

4番目は、宿題に使用する教材とその量や宿題のチェック方法について質問します。これが分かると、授業以外の子供の負担や、家庭学習でどのくらい親が関与しなくてはならないのかが把握できます。

 

5番目は、1週間の学習成果の確認方法について質問します。授業教材に準拠した週テストがあるなど、子供や保護者が短期間での手ごたえをどのような方法で感じられるかが分かります。

 

6番目は、週テストなどで思うような成果が出ていないときは、どうするのかを質問します。これで、成績が上がらない場合のサポート体制がわかります。

 

7番目は、過去に習った単元を再び学習する仕組みはあるかを質問します。1度習ったところを振り返って学習するサイクルが、月単位なのか、学期ごとなのかが分かります。また、どのような内容で学習するのかも分かります。

 

8番目は、テストの点数のみを結果として見るのではなく、これまでの学習への取り組みに対して評価するシステムはあるかを質問します。テストの点数が良くない場合、子供達にどのようなことをして、やる気を出させるのかが分かります。

 

最後に、保護者が相談したい場合の連絡方法について質問します。いつでも面談や電話受付が可能であるなど、保護者と塾の関係についてどのように考えているかが分かります。

 

以上の質問は、大手塾でも個人塾や中小塾でも共通して使える内容です。これらの質問に対して、親身になって、意図を含めた説明をしてくれる塾であれば安心です。

 

スモールステップは、塾によって組み立て方は様々です。どんな意図があって、このようなスモールステップにしているのかを、明確に提示できるかどうかが重要です。

 

指導方針や教育理念に強い信念があり、それを実現するための方法が確立しているのであれば、良い塾といえます。

 

さらに、その方法が我が子の性格や、保護者の教育観念にもあっているなら、申し分なく、入塾を検討していいでしょう。

 

中学受験塾の講師の実力を見極める方法

良い中小塾を見極めるポイントをあれこれ知って、チェックしたとしても、どうしても分からないことがあります。それは、塾講師の質です。入塾前の面接や、数回の体験授業だけで、講師としての実力や人間性は見極められません。

 

塾長プロフィールに、「大手塾での指導経験を積んだ」と書いてあっても、正直いつのことなのか不明です。学生時代にアルバイトで経験を積んだ実績でもウソではありません。

 

では、講師の実力が、どのくらいのものなのかを判断するためには、どうしたらよいでしょうか?

 

1つは、その塾が5年以上継続しており、合格実績が安定しているかどうかということです。できたばかりの中小塾を否定するわけではありません。できたばかりでも、実力のある講師が開校しているかもしれませんが、それを確かめる方法がありません。

 

もう1つは、講師が変わらないことです。大手塾にはない臨機応変さがあるのが中小塾の魅力です。補助的な作業をアルバイトが行っているのは良いとして、教壇に立つ講師は、塾長や正規採用の常勤講師でなければ、子供や保護者のケアを含めた中学受験合格に向けたサポートができないはずです。

 

それなのに、アルバイト講師やパートのような時間給講師が、メインで教壇に立つような中小塾は、良い塾とは言えません。このような塾を選ぶのなら、たとえアルバイト講師が教壇に立つとしても、大手塾を選んだ方がよいでしょう。

 

中小塾や個人塾の組織力を確認する方法

大手塾の良いところは、講師は指導をメインとした仕事に集中できることです。そのような環境が、名物講師と呼ばれる人材を輩出します。

 

金銭管理や、子供達の安全管理、宣伝など、教える以外の業務は別の人間が行うということは、大手塾の組織力のなせる技です。

 

中小塾や個人塾は、これらをすべて塾長が管理しなくてはなりません。教える以外の業務が、きちんと組織として回っているかどうかを保護者が知ることも重要です。

 

入塾を検討している中小塾や個人塾が、組織としてきちんと成り立っているかどうかを見極めるポイントがあります。それは、ホームページやブログ、SNSがあり、それが頻繁に更新されているかということです。

 

これらの更新頻度が高く、塾の様子などが見ている側にもよく伝わる内容であれば、塾が組織として成り立っている可能性が高いです。

 

情報発信を1つの業務として行う意識があるサインと考えれば、逆に更新されず放置されている場合、日常業務に支障が出るほど手が回らず、余裕がないと考えられます。

 

また、中小塾や個人塾を組織として見た場合、臨機応変さや柔軟な対応が、どのくらいできているかも重要なポイントになります。良い塾長や講師は、こだわりを持ちながらも、状況に合わせて臨機応変な対応ができる人です。

 

中学受験講師は、ある程度のこだわりを持つことが必要ですが、こだわりが強すぎて、柔軟性に欠けるのは、中小塾の良いところを潰してしまっていることと同じです。

 

保護者に対して、指導の意図を説明せず、分かる人だけ分かればよいという態度をとるような塾長の下へ、子供を預けるわけにはいきません。

 

塾長の人間性も中小塾や個人塾では重要

中小塾や個人塾での醍醐味といえば、塾長や講師が個別に対応してくれる時間が長いことです。この時間に、生徒との信頼関係が築かれていきます。もしかしたら、塾長や講師との出会いが、生徒の人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

 

保護者から見て、面談での塾長の立ち振る舞いや、話し方、身なりなどから、「人間的にも子供を成長させてくれそうだ」と思える塾長なら問題ないと思います。

 

だらしがないなど、1人の社会人として見たときに、疑問に感じた時点で、その塾は選択肢から外した方が無難でしょう。

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