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家事手伝いをする男の子を育てる!

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家事手伝い

昔とは違い、最近では男性でも家事能力を問われる世の中になってきています。自分の子どもを家事ができるようにしつけるのは簡単なことではありませんが、それでもさまざまなメリットを得ることができます。どんなふうに家事を手伝わせればいいかについて見ていきましょう。

 

これからは男の子にも家事能力が必須

男の子を子どもに持っている方であっても、家事の手伝いをさせている方もいらっしゃる方があるかもしれません。昔とは違って、今や男性でも家事ができることは当然という時代の流れがありますから、こういった家庭も増えてきているのではないでしょうか。

 

一方で、子どもの性別には関係なく、子どもには家事を手伝わさせてはいない、というような親もいます。こういう方に話を聞くと、子どもが手伝うとかえって時間や手間がかかってしまい、さっさと片づけてしまいたいのに苛立つから、といったような理由をあげる方が多いようです。特に、自分自身の家事処理能力が高く、なんでもてきぱきやってしまう優秀な方ほどそんなふうに考えがちのようです。

 

しかし、今し方述べたとおり、最近では男性でも家事ができることが当たり前という世の中になってきています。女性に調査をすると、たまに家事の手伝いをしてくれる男性ではダメで、日頃からごく当然に家事を分担してくれる男性が理想の男性像として浮かび上がってくるほどです。晩婚化が進み、中には結婚しないという人も増えてきている世の中、特に気負わずに家事をこなせる程度の人でなければ、これからの男性は女性に見向きもされないということになっていくかもしれません。

 

このように、男性にとっても家事をこなす能力は必須の能力になりつつあり、将来自分の子どもが幸せな家庭を築き、円満な夫婦生活を営み、穏やかな老後を送れるようにしてあげたければ子どもの時分からきちんと家事の力を身につけさせてあげることが必要なのです。

 

子どもに家事手伝いをさせるのはいつからがいいか

子どもに家事の力を身につけさせるための訓練は、いつごろからにすべきでしょうか。人によっていろいろな意見がありそうです。中には、子どもが必要に迫られてからでも十分、といった意見もあるかもしれません。たとえば、大学に入るなどして一人暮らしをするようになったときに始めればいい、といった感じでしょうか。しかし、実際のところそれでは少し遅すぎます。

 

子どもに家事の力を身につけさせるために一番いいのは、実はもっとずっと早く、小学校に上がって本格的に勉強を始めるよりも前の年齢とされています。この時期の子どもにすばらしい料理の腕前や完璧な整理整頓を求めても無意味ですから、とにかく自分の身の回りのことを一人でできるようにしつけることから始めるとよいでしょう。

 

具体的には、子どもが小さくでも十分できる事柄、たとえば自分が着るているものを脱いだときにきちんとたたむようなことがあげられます。他にも、洗濯した後の自分の着替えは自分でたたむ、靴を脱いだら揃える、外出の際には自分で上着を着、自分で靴を履く、といった簡単なことから始めるのです。この程度のことであれば小学校に上がる前でもきちんとしつけることができます。

 

このようにして、自分の身の回りのことを一人でできるようにしつけられた子どもは、何ごとも自らの意志でしっかりとやろう、という癖が自然に身につきます。そして、そうした能力を持っていると、小学校に上がって勉強を始めてからものすごい武器になります。

 

自分の身の回りのことを一人ででき、何ごとも自らの意志でしっかりとやろう、という癖がついた子どもは、学校の勉強をする時にもこうしたいい癖を発揮します。親にいちいち口うるさく言われなくても、今日はここからここまでやろうとか、夕食までにここまで復習を終わらせようとか、自分で決めてやるようになるのです。

 

いよいよ家事を手伝ってもらおう

子どもが一通り身の回りのことを一人でできるようになったなら、次にいよいよ家事を手伝わせます。これも最初はごく簡単なことから始めるようにしましょう。例えば、食事の前に箸やお皿を並べる、食事の後は食器をシンクまで運ぶ、といったようなことから教えるのです。手伝わせる内容は、子どもの成長や発達に合わせて段階的に広げていきます。食器を運べるようになったら、次は食器洗いをさせてみる、といった具合に進めるのです。

 

毎日家事を担当している方ならいわれるまでもないことでしょうが、家事をこなすことはあまり楽しいことではありません。しかし、どんなに嫌だと思っても必ずせねばならないことでもあります。子どもはまだ楽しいことだけしていたい年ごろですから、家事をするよりTV番組の方に興味が向くものです。そんな中で家事をさせられれば嫌でしょうがないと感じるものかと思います。

 

しかし、嫌だといってもやらなければならないようにきちんとしつけることができれば、子どもはそのうちにどうにかしてこれを早く終わらせようと工夫するようになっていき、そうする中で実際に作業を見直したり工夫したりして改善を図るようになっていきます。このような、楽しくないことを素早く終わらせるにはどうすればいいかという経験は、学校に上がってから不得意な教科の勉強をするときにも非常に役にたつのです。

 

たとえば、食事の後で後片付けをするのを早く終わらせようとして、子どもが自分なりの食器の分類方法を編み出したとします。こうしたやり方は他の分野にも応用でき、たとえば英単語をいくつかに分類して覚えることで早くたくさんの単語を覚えることができるといったように使うことができます。

 

子どもの年齢が上がり、家事の手伝いの範囲が広がってきたら、いよいよ料理をさせてみましょう。最初はたとえば日曜日のお昼ご飯を子どもの担当にしてみるといったように日を決めてやらせてみるのです。料理をするようになると、ますます子どもの能力が広がって驚くことになるかと思います。

 

子どもは料理をすることで数多くの発見をすることができます。調味料を入れる順番、いわゆる「さしすせそ」には砂糖や塩の分子の大きさが関連しているといったように、理科で習う内容の多くが関連しているからです。小さいころからこういった体験を積んでいることで子どもは実践的な体験学習を積むことができ、学校に入ってから習った内容とそれを結びつけて理解することができるため学習が進むようになるのです。

 

料理がそこそこできるようになってくると、子どもは好奇心の赴くままにいろんな工夫を始めます。例えば、「ここは醤油で味付けをするところだけど、カレー粉をつかってみたらどうだろう」といった具合です。工夫してみた結果美味しい料理ができた場合、子どもはまた別の工夫を試すようになりますし、うまくいかなかった時には、どうすれば美味しくできるのか、ということを考えるようになります。

 

以上のように、家事をできるようにすることで子どもは生きていくための実践的な技術を身につけることができるばかりか、学校での勉強にも直結するさまざまな体験を得ることができます。また、子どもが持っている好奇心を刺激し、探究心を醸成することにもつながります。

 

このように、子どもが家事の中に面白さを見いだしていくようにするためには、家事を手伝わせる側の親の態度が非常に重要になってきます。子どもが家事を手伝ってくれたら、(それがうまくいこうといかなかろうと)手伝ってくれてありがたい、うれしい、といったことをきちんと子どもに示すことは最低条件です。それだけでなく、子どもが家事を手伝ったときにはきちんと褒めてあげることが非常に重要になってきます。手伝いをしてその手際を褒められるという体験を積めば、子どもはますますやる気を出し、いろんなことにチャレンジしたり工夫を凝らしたりし始めるものだからです。

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