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3歳~9歳の間に前頭前野を鍛えれば、対人関係はバッチリ!

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対人関係

子どもは生まれてから3歳の間に、脳の9割が完成します。そういう意味では3歳というのは大事なポイント地点です。でも、育児は3歳を過ぎてもまだまだ続きます。3歳を過ぎた後の脳の成長について知り、親としてどう接していくべきか考えていきましょう。

 

うまく生きていける脳になるかどうかは3歳後半からの育児で決まる!

3歳は、確かに脳の成長にとって大事な地点です。それ以降は脳の神経細胞がどんどんと減っていってしまうからです。3歳までに適切な刺激を与えておかないと、五感や言葉の発達など、人間として生きる基本的な力をしっかり得ることができません。では、3歳を過ぎてしまったら、もう子育てで努力することはないのでしょうか。

 

もちろんそうではありません。神経細胞が減っていっても、脳は成長をやめません。3歳までと3歳以降の脳の発達を、車に例えて考えてみましょう。3歳までにしっかりと刺激を受けてきた脳は、いわば高性能で馬力のある高級車です。

 

でも、せっかく手に入れた高級車も、手入れを怠ったり、より快適になる工夫をしなかったりすれば宝の持ち腐れ。どうも調子が悪くなりがちだったり、使い勝手が悪かったりして、本来の良さを発揮できません。つまり、3歳以降の育児を手抜きしては、せっかく脳の器が完璧でも、その脳を実際に使う場面では何かしら不具合が出るということです。

 

逆に、手に入れた車をきちんとメンテナンスして、カーナビやステレオ、テレビ画面などをオプションでつけていったなら、本来持っている以上の力を発揮して、より使いやすくなってくれることでしょう。つまり、3歳を過ぎても、脳の適切な発達を促すような育児を心がければ、より人間として上手に生きられて、本来の力を存分に発揮できる脳になれるのです。

 

3歳過ぎから低学年くらいまでは集団の中で前頭前野を鍛えよう!

だいたいの子どもは3歳過ぎあたりから、幼稚園などの集団生活を始めるようになります。もっと早いうちから保育園に入り、集団生活を送るようになる子どもも多いのですが、ここでは、3歳まで親のもとで脳の発達を促してきた子どもを主体として、話を進めていきます。

 

子どもは、幼稚園生活が始まるまでは、ほぼ両親との世界だけで過ごしてきたはず。それが幼稚園などに入るようになると、一気に世界が広がります。同じくらいの子どもたち、先生…。見知らぬ他人が自分の周りにたくさんいる、そんな状況におかれます。

 

集団生活に入ると、周りの人や状況・様子に合わせて自分の動きを決める行動、そして時には先頭に立って指揮をとるような行動が必要となってきます。このような行動をとるように命令を出すのは、脳の前頭前野です。ですから、集団生活でうまくやっていくには、前頭前野がしっかりと発達する必要があるのです。

 

前頭前野がきちんと発達していないと、集団生活の中でどのような支障をきたすのでしょう。それは、いくつかの社会問題にも発展していきます。

 

例えば、すぐにキレる最近の子どもたち。これは、自分がとるべき行動をうまく操縦する力が付いていないために生まれてきていると考えられます。そして、引きこもり。こちらは自分以外の人とうまくコミュニケーションをとれないために増えてきている現象と言われます。どちらも、前頭前野の発達がうまくいっていないことに、原因の一端があるのです。

 

ですから、社会の中でうまく立ち振る舞っていくには、幼いころから集団生活を送り、様々な出来事を体験しながら、前頭前野の働きをトレーニングしていかなければならないのです。

 

3歳過ぎから小学校の低学年くらいには、集団生活の中で必要な決まりを覚え、興味や関心といった、生きるための力の基を培っていきましょう。また、親はこの時期の子どもに対して、そして子どもがいる集団に対して、どのように接していったらよいかも学んでいく必要があるのです。

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