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妊娠中の肌荒れは避けて通れないのか?!

2002

妊娠中は、肌荒れがひどくなる人がほとんどです。これは防げないのでしょうか?

そんなことはありません。どういうメカニズム(理屈)で肌が荒れやすくなるかを知らずに間違ったスキンケアをしていることに問題があるのです。

 

気持ちがブルーになる妊娠中の肌荒れ

女性の体は、赤ちゃんを妊娠するとそれまでとはホルモンの状態が大きく変化します。このようにしてホルモンのバランスが異なってくることにより大きく影響を受けるのがお肌の調子です。

 

妊娠したことによってお肌の質が変わったという方も多いと思います。お肌がかさつくようになったり、脂性肌のようになったり、逆にお肌の調子が改善したというような方もいらっしゃるかもしれません。

 

妊娠中に肌質が変わったとしても、出産すると多くの場合元の肌質に戻っていくものです。とはいえ、妊娠中であってもスキンケアを行うことはやはり必要です。

 

妊娠中は肌質が変化しているわけですので、それまで行っていたスキンケアのやり方や使っていたスキンケアアイテムは合わなくなっているかもしれません。

 

妊娠中のお肌はそうでなくても敏感な状態になっていますので、スキンケアアイテムのうち刺激が強いようなものは使わないようにしましょう。なるべく刺激の少ないような製品を選ぶことがポイントです。

 

妊娠中は通常時よりもシミ・そばかすができやすい!

妊娠している間は体内のホルモンバランスが変化しているため、妊娠していない時よりもお肌に色素が沈着しやすい状態となっています。妊娠すると黄体ホルモンが分泌され続けるようになりますが、これによってメラニン色素が多く作られるようになるからです。

 

メラニン色素を増やすことで、体はお母さんと胎児双方のお肌を守ろうとしていると考えられています。メラニン色素は皮膚を保護してくれる機能を持っているものですが、同時に色素沈着やシミの原因ともなります。妊娠すると乳首などが黒ずんでくるのもこのメラニン色素が増加するためだと思われます。

 

メラニン色素のせいでシミや色素沈着が起きないようにするためには、何よりも紫外線を避けるようにすることです。もともとメラニン色素は紫外線から体を守るために生成されるものなので、出かける時などはきちんと紫外線への対策を行った上でにしましょう。

 

なお、紫外線対策をすると言っても、紫外線吸収剤が含まれているようなUVケア用品はなるべく避けるようにすべきでしょう。というのも、そうした商品はお肌に与える刺激が強いためです。そのほかにも、もしお肌に異常が出たような場合にはそうしたケア用品は使用を中止しましょう。

 

また、ビタミンCやタンパク質をたくさんとるようにすると、体の内部からシミやそばかすの対策を取ることができます。

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