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妊娠中のコミュニケーションの鉄則

2009

妊娠中におなかのなかの赤ちゃんとコミュニケーションを取ることはとても良いことです。でも、お父さんとのコミュニケーションも重要となってきます。妊婦さんは男性には経験できない不安や悩みが出てくるものです。

 

ここでは妊娠中の赤ちゃん、お父さんとのコミュニケーションの基本について説明していきたいと思います。

 

赤ちゃんにもきちんと聞こえているお母さんの音

妊娠中のお腹の中では、お母さんの心音や内臓が動く音、周りの音や人の話す声などを聞き取ることができます。妊娠も中期に入ったころの胎児には音を聞き取る機能が発達してきており、こうした音を常に耳で聞き取っているとされています。

 

こうしたさまざまな音の中でも、お母さんの声というのは胎児にとって最も聞き取りやすい周波数となっていると言われています。

 

子供の中には、お母さんの胎内にいる時にお母さんの話し声をきいたという胎内記憶を有しているような子供もいるのです。

 

こうしたことから、胎児がお腹の中にいる間から話しかけることでお母さんと赤ちゃんがいい関係を築くことができるようになります。妊娠中だけでなく、出産後にも赤ちゃんの気持ちを理解しやすくなるのです。

 

赤ちゃんとは何を話せばいいの?

お腹の中の胎児にはお母さんの声だけでなくお父さんの声も聞こえていますので、お母さんとお父さんが一緒になって話しかけることでいい関係を築いていくようにしましょう。

 

ではどんなことを話せばいいかですが、特に難しいことはありません。朝起きたらおはようと語りかけ、普段の生活について折を見て語りかけたり、今お母さんが楽しく感じているといったことを語りかけてあげたりして下さい。

 

また赤ちゃんがお腹を蹴ってきた時に手のひらでポンとおなかをたたいて返事をしてあげるキックゲームをしてもいいでしょう。繰り返していると、お腹を叩くと赤ちゃんがお腹を蹴り返してきたりするようになります。

 

赤ちゃんだけではなくお父さんともよく話し合おう

妊娠して赤ちゃんを産み、そしてその後育てていく際にはやはりお母さんだけでなくお父さんが協力的であることが大事になってきます。

 

妊娠中であっても、お母さんの体調や気持ちが不安定になることをきちんと分かった上で、それをサポートするのがお父さんに求められる大事な役割になってきます。

 

お母さんの場合、自分の体の中に赤ちゃんがいて、その存在を毎日感じ取っているわけですから、体だけでなく精神面でも自然に母親としての心構えが出てくるものですが、特にはじめての子供を持つことになるお父さんはそういった心構えを自然に持つのは結構大変です。

 

このため、自治体が開催している両親学級などにお父さんにも通ってもらい、そういった心構えを持つことを知ってもらうのがいいでしょう。

 

さらに、こちらこそ本当に大事なことになりますが、お母さんとお父さんがしっかりと意思疎通を行うことが大事になってきます。

 

お母さんの方から、自分が今どんな不安を抱えているのか、あるいは日々の生活の中でお父さんにやって欲しいことなどをきちんと伝えるように努力することもやはり必要なのです。

 

妊娠中のことだけでなく、産後にどんなふうに暮らしていきたいかのビジョンなどもお互い話し合って共有しておいた方がいいと思います。

 

育児や家事をきっちり助けてくれるお父さんもいますが、逆にそれを負い目に感じるようなお母さんもいます。何をどんなふうに助けて欲しいのか、あるいはどんな言葉をかけて欲しいのか、細かいことも一度話し合ってみるべきです。

 

また、お父さんと一緒に赤ちゃんとコミュニケーションをとったり、お産で行う呼吸法の練習を一緒にしてもらったり、こういうときこそ密にコミュニケーションを取るようにしてください。

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