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女の子こそ厳しくしつけよう

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叱る

よく考えてみたら、毎日子どもに怒ったりせかしたりしてばかりいる……。そんなふうに悩んでいる母親が多いと言われています。できることなら子どもたちにもっと穏やかに接したいと考えている方も多いかもしれませんが、子どもをしつけるときにはどんな態度で臨むのが理想的なのでしょうか。

 

女の子は甘やかさず厳しめにしつけをしよう

大人から見れば子どもの行動は野放図で、して欲しくないことをして欲しくないときにするといったこともあたりまえ。気がついたら、つい声を荒げてしまい、いつも怒ってばかりいる、というようなことになってしまうのも無理はありません。

 

とはいえ、多くの母親が、できることならもっと優しく穏やかに子どもたちに接したいとは思っているはずです。そしてそのようにできずに悩んでいる人は、毎日ガミガミ子どもを叱ってばかりいたら、何か子どもの成長に悪い影響が出てしまうのではないか、と危惧することが多いものです。

 

叱られる子どもが男の子である場合、ある程度そういった心配は的を射ています。何度も何度も同じことを頭から怒鳴って怒ってばかりいると、男の子には悪い影響が出ることもあり得ます。

 

一方で叱られる子どもが女の子の場合には事情が違ってきます。あまり頭ごなしに怒るのは問題かも知れませんが、女の子は甘やかすことなく、少し厳しめにしつけをするぐらいのほうがいい影響が出ます。しっかり者であるように育てるようにするのです。

 

能力が高いと言われる人は、四六時中寝ても覚めてもしっかりしているわけではありません。びしっとすべき時にはそのようにし、必要のないときには上手に力を抜いて緊張をほぐしています。こうした切り替えが意識的にかつ上手にできる人こそが「能力が高い」という評価を受けられるのです。

 

ものごとをしっかり行う、というのは意識して行うもので、力を抜くというのはどちらかといえば無意識に行っているものです。しっかりする能力が自然に身につくということは考えにくく、そうした能力に長けている人は子どものころに周りにいる人からそういった能力を発揮できるように鍛えられているのです。

 

女の子は男の子と違ってインドア派が多い傾向があり、自分の周囲にあるものをじっくり観察する力にも長けています。このためじっとしていられない傾向がある男の子よりも家で母親の近くにいることが多いと思います。そこをうまく捉えて、家事のお手伝いを通してものごとをしっかりやるというくせをつけてあげてはどうでしょうか。このように子どものころからきちんとしたしつけを受けた子どもは、その当時はともかくも後にきちんと自分をしつけてくれたことを親に感謝することが多いといいます。

 

昔は男の子を甘やかさないようにということで、よく「かわいい子には旅をさせよ」などと言われたものですが、子どもが女の子であれば「かわいい子は厳しくしつけよ」といったところでしょうか。

 

主体的な子どもに育てるために

子どもにどんなふうに育って欲しいか、と尋ねられたら、自ら状況を判断し、その状況の合わせて自分で考えて行動することができるような人に育って欲しいという親は多いのではないかと思います。いわゆる主体性を持った人、というやつです。子どもにそういった主体性を持ってもらうにはどうすればいいのかが問題になります。

 

男の子の場合、興味を引かれたものにすぐに走って行ってしまうようなところがありますので、ふと気がついたときには主体性を持った子どもになっているようなところがあります。そういう特徴を持った男の子に対して、何度も何度も頭ごなしに叱ってばかりいると、あまりよい影響をもたらしません。

 

そういう状況にずっと置かれた男の子は、親が何かしかりつけてもスルーしてしまい真剣に言うことを聞かなくなってしまうか、あるいは親の顔色をうかがって自分の好奇心を押さえ込み、何か自分で行動しようとする意欲をなくしてしまうかのいずれかです。そんなふうに自主性の芽を摘んでしまわないように注意すべきでしょう。

 

一方女の子の場合、母親や周囲の人たちの行動をじっくり観察し、それを真似ることでさまざまなことを身につけつつだんだんと主体性を持つようになっていく、といった特徴があります。このため、少し厳しめのしつけをし、次にどんなことをすればいいのか指導することはとても大事です。

 

食事の時の姿勢や挨拶の仕方といったことから、衣服のたたみ方や食器の上げ下げといったお手伝いに属すること、そして予習復習など勉強に関することまで細かく指示を出し、それを守らせるようにするといいでしょう。男の子と違って、女の子はそういう場を通して学び、そのうちに親から言われる前に自分からきちんとするような自主性を発揮し出します。

 

厳しい母親と言っても二通りある

ここで注意しておきたいのは、「厳しさ」にも種類があるということです。一口に「厳しい」母親と言っても、実は2つの種類に分けることができます。

 

最初のタイプは理論的な厳しさを持つ母親です。こういうタイプの母親は家事もご近所との関係も学校との関係も問題なく完璧にこなします。こういう母親が女の子にしつけをすると、非常に厳しくしつけをするものの、決して頭ごなしに怒鳴りつけるのではなく、子どものことを考えて筋道建てた指導をします。しつけ方の模範解答のような母親です。

 

2つ目のタイプは口やかましい暴君タイプの母親です。子どものことを考えて、というよりも、どちらかというと自分や家の都合で子どもに次から次へとものを言いつけるタイプの親です。ちょっと手が空かないから、といった理由で、子どもの都合など関係なく何かを言いつけたり、勉強をしたかどうか頭ごなしに叱りつけたりします。実際には、厳しい親の中にはこういった親の方が多いようです。

 

男の子にしつけをする場合、理論的な厳しさを持つタイプの親は問題ないのですが、暴君タイプのほうは問題になってきます。前述したように、男の子に対しては理由も理屈もなしに頭ごなしに叱りつけても効果はありません。むしろ悪影響しか及ぼしませんのでこうしたやり方は控えるようにしましょう。

 

一方で女の子にしつけをする場合には、1つ目のタイプも2つ目のタイプでも問題ないと考えられています。特にその女の子がまだ小さい場合、やるべきことを指示してそれをやらせるということがいい習慣をつけるという点では大事になり、そのためにどんなふうに指示を出すかはそんなに問題にはならないのです。

 

とはいえ、やってはいけない指示の出し方というのも存在します。女の子は母親の出す言いつけを男の子よりもよくこなしますが、それでも理不尽な言いつけをしてはいけません。自分が出かけたいという理由で、突然留守番を押しつけたり晩ご飯は自分で適当に作るように言い渡したりするようなことをしてはいけないのです。

 

女性は美しさというものに対する高い感受性を持っています。これは女性が持っている最大の魅力だと思われますが、こうした厳しいしつけを土台にしてこうした魅力が磨かれるのではないでしょうか。きちんとしていないと自分が美しく見えない、という緊張感が感受性を生むに至っているのではないかというわけです。

 

女性が自分の魅力を表現しようとする場合、そのやり方は人それぞれかと思います。衣服によって表現しようとする人もいれば、上手なお化粧、あるいは立ち居振る舞いといったもので表現しようとする人もいるでしょう。しかしそのいずれも、きちんとしたしつけで身についたしっかりとした人間的な「芯」があってこそのものではないでしょうか。そしてそういった部分には男性など及びも付かない感受性の高さが発揮されるのです。

 

男性の場合、よく分からないことがあるときにそれについて知りたいと思うといったような探究心が行動の源泉になり、その行動によって得た体験がその人の創造性や知性といったものにつながってきます。女性の場合、自分の周りのものごとに対して心を配り、日々自然に自分の行動やふるまいを律するという習慣によって、女性の最大の魅力である美しさに対する高い感受性が発揮されてくるのです。

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