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勉強習慣のポイントとなる小学校低学年に親がすべきこと!

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小学校低学年

子どもが自分から勉強してくれたらどんなにいいか…。そう思う親御さんは少なくないでしょう。毎日「勉強しなさい!」と言ってばかりいるのは大変ですからね。自ら勉強する子どもにするには、低学年のうちに親がどう勉強に関わっていくかがポイントになります。

 

低学年のうちからそれを知っておかないと、子どもが成長した後に取り戻せなくなって、後悔することにもなりかねません。「そんな早いうちから!?」「忙しくてとてもできない」と思っている方も、以下に説明することを読めば、きっと「やってみよう」「やらなければ」と思うことでしょう。

 

教えなくていいんです!親は「勉強を一緒に取り組む」くらいのスタンスで

親になると毎日忙しいですね。家事に育児、外で働いているならそれも加わって、毎日目が回るような忙しさです。ですから、自分の子どものために時間を割くのが難しいこともあります。家事ができないからと、幼い子どもにテレビを見せっぱなしにしてしまうこともあるでしょう。

 

でも、小学校低学年というのは、甘く見てはいけない時期なのだということを、肝に銘じておいてください。まず、小学校に入学してきた子どもたちは、みんなおんなじスタートラインに立っていると思ったら、それは違います。文字の読み書きからして格差が生じているのです。

 

最近の幼稚園では、少しずつではありますが、ひらがなの勉強をさせています。ですから、幼稚園を卒園した子どもたちは、ひらがなで自分の名前が書けたり、ひらがなで書かれた本を自分で読めたりしています。

 

一方、両親ともに働いているため、保育園に通っている子どもも多いですが、保育園で過ごしてきた子どもたちは、こういった教育は受けていないことが多いのです。ですから、同じ入学直後の子どもたちであっても、ひらがながすらすら書けたり読めたりする子どもから、まだひらがなの読みすらできない子どもまで、幅広く存在しているのです。

 

保育園に子供を通わせていた親御さんがこのことに気づくと、勉強についていけないのではないかと心配になり、レベルの高いワーク集を子どもに与えて取り組ませたり、学校でのテストの点数を非常に気にしたりする傾向にあります。

 

ただ、共働きですから毎日本当に忙しいはずです。ですから、子どもにワークなどは与えても、一緒にやれる時間がなく、与えてしまったら後は子どもにお任せとなってしまうケースが多いようです。

 

その上、こんな小さなうちから勉強に格差があるのでは、今後どんなに勉強が遅れていくことだろう、何とか勉強をさせなければならないと思うようになり、勉強に対して厳しい態度をとってしまって、何とか難易度の高いワーク集を子どもに解かせようと、むきになってしまうこともあるのです。

 

でも、低学年のうちにそのような難しい問題を解けるようにと、厳しくやらせる必要はありません。子どもが勉強している時、わからないなと思ったら親に聞くでしょう。その時に一緒になって考えたり、答えが分かるように説明してやったりすれば、それでよいのです。いきなり難解なワークを突き付けても、決して子どもの頭が良くなるわけではありません。

 

親が必死で教えようと、ぴったりくっついて勉強を見ていると、親が見ていれば勉強できるけど、自分で勉強することはできないという事態をも生み出してしまいます。「自ら勉強できる子」とは程遠い姿ですね。

 

子どもが勉強のことについて相談してきたら、必ず手を休めて聞いてあげましょう。また、ただ子どもからの質問を待つばかりでなく、テストがあった時には返却されたテスト用紙をよく見て、子どもの弱点を知るようにしましょう。そして、比較的時間のとれる休日などに、その部分を丁寧に説明してあげるのです。

 

やらなくてよいことは、その子の実力以上の難解なワーク集を解かせなければと焦り、親が懸命になって教えてやるということです。そうではなく、子どもが勉強できるよう、誘導してあげることが必要なのです。親は子どもに勉強を強要するのではなく、子どもが勉強する様子をしっかりと見つめ、フォローしてあげるようにしましょう。

 

予習・復習をする癖は小学校低学年からつけるべし!

学校から帰ってきた低学年の子どもに対して「宿題は?」と聞き、「ないよ」と言われて、そのまま遊びに行くのを見送った…というのはよくある風景です。でも、宿題がなければ家での勉強をしなくていいのでしょうか?答えはノーです。

 

宿題というのは担任の先生の考えによって出されるものですから、先生が違えば宿題が出る頻度も違います。どちらかというと、宿題を出さない先生の方が多いかもしれません。宿題が出ているなら、家に帰ってからの勉強はまず、宿題を終わらせることでしょう。

 

そして、宿題があるかないかに関わらず、学校で教えてもらった内容をその日のうちに見直しましょう。つまり、復習ですね。そうすると、習った内容がさらにしっかりと身につくのです。

 

1年生の最初の頃の内容といえば、幼稚園の時に教わってきた内容ばかりです。だから、わざわざ家で振り返らなくても、学校での勉強自体が復習のようなものです。でもそれも最初のうちだけ。学校での勉強って楽だな、なんて思っていたのもつかの間、新しく学ぶ内容がどんどんと増えていくのです。

 

1年生の子どもが壁に突き当たることの多い、最初の難関は、算数における繰り上がりや繰り下がりのある足し算・引き算だと言われています。躓くようになってから、家での復習の習慣づけをするよりは、最初から復習に取り組む癖をつけるようにしましょう。さらに、予習までできたらベストです。

 

学習内容を理解するのが難しくなってきたら、「難しそうにしているな」と気づいたその時に、わかりやすく説明をしてあげましょう。一つ一つ理解を確実にしていき、覚えていかなければ、その次に習う勉強の内容が、さらによくわからないものとなってしまうのです。

 

予習・復習をしなかった日は、何かし忘れてしまったような気がしてもやもやする。そんな風に子どもが思うようになれば大成功です。そうなるには、1年生として入学したときから、帰宅後の予習と復習を欠かさず行うようにする必要があります。では具体的に、どのように親は勉強させればよいのでしょうか。

 

まずは学校から帰宅した子どもに対して、「学校でどんなことを習ってきた?」と尋ねます。楽しかった内容であれば、「こんなことしたんだよ!」と嬉しそうに報告してくれるでしょう。勉強に対して興味がわいておらず、なかなか報告できないようなら、親の方で教科書を広げながら、「今日はどこをやったのかな」と聞いてあげてください。

 

このとき、子どもが自ら話してくれるかどうかは、あまり重要ではありません。大事なのは、その日やった勉強について、子どもの口から話してもらうことです。なぜなら、この時にうまく説明できないようなら、その日の勉強内容を理解していないと分かるからです。

 

うまく説明できないな、理解できていないなと感じたら、親の方で丁寧にその部分を説明してあげましょう。確実に分かるまで一緒に取り組めば、その日のうちに知識が定着するのです。これが、低学年の子どもが復習する時の、親のかかわり方です。

 

ポイントは、「その日のうちに」というところ。休日にまとめて…と考えていると、いざやってみた時に、あまりに長い時間と苦労がかかることに気づくでしょう。その日のうちにその日の分を終わらせるのであれば、30分もあれば十分です。でも、それが1週間分となると、3時間近くかかるということになってしまうのです。

 

そんな長い時間、低学年くらいの子どもがじっと勉強に取り組んでいられるでしょうか?とても無理です。それに、その日のうちに復習するのであれば、教室で習ったことをまだ少しは覚えていることでしょう。記憶があるうちに復習する方が、より速く知識を定着させることができるのです。

 

家で勉強する習慣というのは、低学年で予習・復習を毎日することが当然という感覚になってこそ、身に付くのです。その日のうちにその日習ったことを振り返り、翌日の勉強内容についても知っておく。それが毎日自然とできるようになっていれば、授業内容は全て、知識として定着させられます。塾通いなしで有名大学に合格することも不可能ではないのです。

 

親子で音読ゲーム!記憶力もアップして一石二鳥!

小学校低学年で習う学習内容は、簡単なようでいて、非常に重要なものです。学年が進んでからの内容は、低学年での学習を踏まえたものであるからです。とはいえ、この頃の内容は、計算のやり方や漢字など、繰り返して勉強することで100%定着させることができるものが多いのです。

 

だからこそ、決してこの時期の勉強を軽んじないでください。さぼっていては、学年が上がった後必ず苦労することになります。親御さんたちには、低学年の勉強こそ丁寧に見てほしいと思います。低学年の勉強で最も重要なのは国語です。中でも、音読と漢字を覚えることは、後でとても役に立ちます。ではまず、音読についてご説明しましょう。

 

家に帰ってきた子どもに、こうお願いしてみましょう。「今日学校で勉強したところを、読んで聞かせてくれない?」と。これを毎日続けることで、国語の力がグンとアップするのです。

 

なぜかというと、子どもは脳が柔軟ですから、何度も音読することによって、その内容を自動的に暗記してしまうのです。低学年くらいの教科書に書かれてあるのは、文章の基本と言えるもの。それがきちんと脳に刻まれるのです。

 

国語に限らずどんな教科においても、国語の力、読み解く力は不可欠です。低学年のうちに基礎的な文章を脳に記憶させておけば、教科全体にわたって好成績をとることができるのです。

 

宿題で、教科書の一部分を暗記するものが出されることがあります。これは、学力を向上させるという意味で、実に良い宿題です。暗記といえば英語が思い浮かびますが、同じ言語である国語も、暗記は重要です。声に出して何度も同じところを読むことで、言葉がリズムとなり、自然と暗記できれば、国語の力もついてきます。

 

また、中学校になるとテストのために暗記が不可欠となりますが、小学校の頃から日常的に暗記をしていれば、中学校での苦労も少なくて済みます。「文章の意味も分からず丸暗記するだけでいいの?」という声が聞こえてきそうですが、それでOK!何度も音読すると何とはなしに覚えてしまい、のちに「ああ、そういう意味だったのか」とわかればよいのです。

 

江戸時代、子どもたちは寺子屋において、読み書きそろばんを教わっていました。あれは勉強の基本です。近頃は読み書きそろばんのような基本的なことが、軽視されているように思えてなりません。それが子どもたちの学力低下を招いていると考えられるのです。

 

とはいえ、何もなしに子どもに暗記せよと言っても、なかなかやる気にはならないでしょう。これは、ゲーム感覚でやることをおすすめします。親子で暗記ゲームをするのです。父親も母親も参加して、子どもと暗記の競争をするのです。コミュニケーションの一つにもなりますね。親よりも早く覚えることに成功したら、ご褒美をあげるのも効果的です。

 

一緒に暗記をするというのは、大人にとっては大変な時間と労力が必要になってきます。でもこれは、低学年のうちだけでもいいのです。それだけで、後々の子どもの学力が違ってきます。低学年といえば、まだまだ親の言葉に従ってくれる頃です。子どもたちが素直なうちに、少しの期間でもいいですから、取り組んでもらいたいものです。

 

学校での内容を音読するよう声掛けしたり、音読ゲームをしたりするうちに、子どもの方から、興味をもった授業の内容を、音読してくれるようになることがあります。ここまでくれば立派なものです。そのような子どもに育てるには、子どもが音読したときに、少しくらい下手な読み方であっても否定したり注意したりせず、よくできたね、とほめるのがコツです。

 

次に、漢字を覚えることについてです。低学年でも漢字を習うようになったら、繰り返し練習して覚えさせるのが大事ですが、高学年になると、漢字検定を受けられるようになり、これは漢字を覚えるのにとても有効な手段です。この時、ぜひ親御さんも一緒に検定にチャレンジしてみてください。

 

子どもが親と一緒の級を受けなければならないということはありません。それぞれが、それぞれの目標とする級に挑戦すればよいのです。親も子どもも、目指す級に向かって頑張るのは、ひとりで勉強するよりも張り合いがあります。それに、子どもに勉強しろと言うだけでなく、親が実際に勉強するところを見せてやるのも、子どものやる気を促すものなのです。

 

どんどん見よう!実は面白い教育テレビ

NHKで放送されている教育テレビ。あまり興味がなくて見ないという方も多いようですが、それは実にもったいないことです。個人的な意見ですが、NHKの総合テレビの方は昔ながらの印象を受けてしまっても、教育テレビはとても興味深い内容が盛りだくさんなのです。だまされたと思って、1回でいいですから教育テレビをきちんと見てみてください。

 

理科や社会科などの番組は、子どもの興味をそそる構成となっています。理科の番組を例に挙げれば、面白そうな実験を数々取り上げています。また、社会科の番組を見てみると、いろいろな県や国の様子が、生き生きとした動画として見ることができます。歴史になりますと、複雑な歴史上の事柄が、ドラマのように描かれてわかりやすくなっています。

 

学校での授業を受けるだけでは分かりにくかったり、つまらなく思えたりすることでも、NHK教育テレビの番組を見ることで、面白いかも、と思えるようになる。そんな工夫された作りになっているのです。大人が見ても良くできていると思えるものがたくさんあります。

 

こんな面白い番組を、子どもだけに見せるのはもったいない!お父さんやお母さんもぜひ、一緒に見てほしいものです。楽な気持ちで楽しみながら、知識がどんどんついていきます。これは勉強としてみているのだ、なんて堅苦しく考えず、息抜きのような感じで見ればよいのですから、楽なものですよね。

 

子どもと一緒に見ていれば、ちょっと今のは難しいかも、というところでは、簡単に説明してあげることもできますし、その番組の内容をネタにして、話が膨らむかもしれません。そのようにして、学びが楽しくなるのです。

 

子どもが学校に行くようになれば、家でテレビを観る時間も限られますから、いいなと思った番組は録画しておくのをおすすめします。そうすれば、空いた時間に見ることができますし、ちょっとわかりにくかったかなという番組は、もう一度見て理解を深めることができます。

 

まずはテレビの番組表をチェックして、子どもが今まさに習っていること、次に習うことなどを扱っている番組はどれかを調べてみてください。その番組を録画予約し、見る時間を約束しつつ、一緒に見てみるのが良いでしょう。

 

低学年の勉強は本当に大事!お父さんお母さん、ここだけは頑張って!

勉強が楽なように感じられる小学校時代ですが、それは違います。特に低学年の時期というのは、子どもが自主的に勉強する癖をつける、非常に大事な時期なのです。低学年の子どもは、母親にいつもそばにいてほしいと考えています。1日中仕事に行っている場合は難しいですが、時間を選べる仕事なら、子どもが帰宅する時間には家にいてあげてください。

 

家に帰ってきた子どもには、勉強している姿をしっかりと身守っていてください。勉強する癖をつけてあげてください。時にはサポートしてあげてください。子どもが小学校に入学すると、子育てがひと段落したような気持ちになってしまいますね。小学生になってもまだ、手をかけなければならないの!?とうんざりしてしまうかもしれません。

 

でも、入学直後というのは、生活に慣れるまで、実は幼稚園に通っていた頃よりも大変に感じられるものです。それに加え、小学校1~3年生というのは、とても大事な時期なのです。ここで子どもの勉強にきちんとつき合い、勉強を習慣づけさせましょう。高学年になってから授業についていけない子どもを何とかするのは、もっとずっと大変なことなのです。

 

「高学年で躓いたら、塾に入れればいいのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。でも、低学年のうちに勉強の習慣が付かなかった子どもが塾に入れられても、思うように成績は上がらないでしょう。お金の無駄になってしまうかもしれません。

 

自分から机に向かう習慣がついている子どもは勉強好きです。低学年のうちにそうなっていれば、塾のお世話にならずとも、自分の力で授業内容を理解できるようになっていきます。そう考えると、1~3年生という期間、毎日1時間でも子どもの勉強の世話をしてやることは、長期的な目で見てみれば、時間もお金も節約でき、とても効率の良いやり方なのです。

 

期間は2~3年間、1日にしたら30分から1時間、子どもの勉強につき合うことで、子どもが自ら勉強するようになり、勉強が好きになるのだと考えれば、大きな負担とは思えなくなってくることでしょう。

 

「でも、うちは中学受験、それも難関校を受験するつもりだから、授業の内容以上のことを勉強させないと…。そうなるとやはり、高学年になったら受験に対応してくれる塾に入らせなければ…。」確かにこの場合は、塾に通うことも必要になるかもしれません。

 

でもだからと言って、高学年になって塾に入った途端に効果が上がるかといえばそうではありません。なぜなら、塾は問題をどう解くかを教えられたり、受験対策としての知識を教わったりするところだからです。だから、塾で教わったことを定着させるには、自宅学習が欠かせないのです。塾で勉強していればそれで十分というわけではないということです。

 

塾でどれだけレベルの高い指導を受けても、そしてそこで長時間費やしたとしても、家に帰って自ら勉強することができなければ、塾で習ったことを自分のものにすることは、結局できないということになります。家でも自分で勉強する力があるからこそ、塾での受験対応指導が実を結ぶのです。

 

だからと言って、小学校の高学年になってからやっと、家で勉強する習慣づけをするのは容易なことではありません。受験をしないケースでも、授業についていけていないことを理由に、補習のための塾通いを高学年からスタートする場合があります。でもこれもまた同じ理由で、塾に通い始めてから成績が上がるということは、期待できないようです。

 

塾に行かせているのだからもう授業についていけるようになるだろうと、安心してはいけません。やはり、時間は短くてもいいから、家に帰ってきてからの勉強を、親がきちんと見てあげなければならないのです。

 

そもそも一度勉強が嫌いになってしまったら、塾に行くことなんて子どもにとっては苦痛以外の何物でもありません。それに、普段勉強しないのですから、1週間に数回、一回につき2時間程度、塾に行くということで、すっかり勉強したような気持ちになり、家で勉強する気なんて到底おきません。

 

考えてみてください。たったこれだけの回数で、それまでたまった遅れを取り戻せるでしょうか?そんなことはありません。小学校の低学年の時に、毎日とはいえたった30分ほど勉強を見てやれば済んだことなのに、中学年より上になってから頑張らせようとしたら、毎日数時間ほど、子どもの勉強につき合わなければとても追いつかなくなってしまうのです。

 

裕福なお宅であれば、自宅では家庭教師を雇って、親のかわりに勉強を見てもらうことも可能でしょう。でもたいていの家はそこまでできません。つまり、親が子どもとしっかり向き合って勉強を見る覚悟がなければ、高学年に近づいた子どもに勉強の習慣をつけさせることはできないのです。

 

毎日家で勉強する癖が身に付いていれば、授業の内容はほぼ100%理解できますし、確実に定着させることもできます。だから、中学受験を考えていないのならば、小学校からの塾通いは必要ないのです。

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