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白砂糖の摂り過ぎは危険!

白砂糖

お菓子の食べ過ぎは体に良くないということは誰でも知っていることでしょう。しかし、なぜお菓子を食べすぎてはいけないのでしょうか?お菓子の何がいけないのか見ていきましょう。

 

白砂糖はこわい食べ物!?

お菓子といえば甘いものというイメージがありますが、甘いことが全ていけないのではありません。甘いものがいけないのであれば、さつまいもやとうもろこしなどの甘みもいけないことになってしまいます。これらの甘みはむしろ、積極的に摂っても良いものです。ではどんな甘みがいけないのでしょう。

 

それはズバリ「白砂糖」です。砂糖の摂り過ぎは虫歯になりやすいということはよく聞く話です。でも実は、虫歯よりももっと恐ろしいことになる危険性をはらんでいるのが、白砂糖です。

 

白砂糖はとても特殊な食品です。なぜなら、白砂糖はその成分をほとんどショ糖という糖質一つが占めているからです。たいていの食品は、いろいろな成分を同時に含んでいますが、砂糖は違うのです。

 

黒砂糖にはカリウムやナイアシンなどのビタミン・ミネラルが含まれているのですが、精製されて白砂糖になってしまうと、それらはほぼ失われてしまいます。まるで薬品のような純粋さです。

 

そして白砂糖にはもう一つ大きな特徴があります。それは、続けて摂っているとやめられなくなるということです。皆さんも経験はありませんか?甘いお菓子を食べると疲れが取れたり、ストレスが解消されたりしたことを。そして疲れたりストレスがたまるたびに甘いお菓子を食べていたら、いつしかお菓子は欠かせないものなっていたということを。

 

白砂糖というのはこのように「薬品のように純度が高く」かつ「続けて口にするうちにやめられなくなってしまう」というちょっとこわい特徴を持っている食品なのです。そしてそんな白砂糖に加え、油も多量に使用して作られているスナック菓子は、やはり食べ続けると危険な食べ物であることは、言うまでもないことでしょう。

 

白砂糖が子供の食生活にもたらす弊害とは

クッキーなどの洋菓子、おまんじゅうなどの和菓子、そしてスナック菓子は、子供のおやつによく与えられるものでしょう。これらはたまに食べさせるならいいのですが、毎日のことになりますと問題が発生します。

 

これらのお菓子には白砂糖がたくさん使われています。そして白砂糖というのは、続けて摂取するうちにやめられなくなってしまうものです。ですから、一旦砂糖がたくさん入った味に慣れてしまうと、子供はその後もずっと、砂糖の入ったお菓子を食べたがるようになります。

 

ご存知の通り、砂糖を摂り過ぎると虫歯になったり歯周病になったりします。しかしそれだけではありません。砂糖が入ったお菓子はカロリーが高いです。ですからお菓子を食べた子供はしばらくお腹が空きません。そうなると、食事の量が減ってしまいます。

 

きちんと食べなければ、子供の体に必要な栄養も摂れなくなり、様々な不調を引き起こすことになります。

 

子供はおやつに甘いものを欲しがります。しかしそれに応えることができるのは、何も砂糖だけではありません。とうもろこしだってさつまいもだって、旬であれば砂糖に負けず劣らず甘くておいしいものです。子供が甘いものを欲しがったら、砂糖ではない甘さを教えてあげてみてはいかがでしょうか。

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