親が子供の可能性を信じれば、難関大にも合格できる!
子供が、難しいと言われている学校に入りたいといった時、あるいはその子には合っていないと思われる学校を希望した時、あなたはどうしますか?その時の親の考え方次第で、子供の能力が開花するかどうかが決まります。こんな時私たち親は、どのように考えていけばよいのでしょうか。
難関大といえども、強い思いを持つところから成功の道が始まる
東京大学をはじめとして、難関大と呼ばれる大学は確かに存在します。それらの大学の合格はたやすいことではありません。しかし、お子さんがそんな難関大を受験したいと言い出した時、「無理だ」などと思わないでください。
「不合格になってしまったらと思うと、そんな強気ではいられない」と思うかもしれません。しかし、「無理だ」と決めつけてしまったら、合格への道のりは始まりません。志望校をしっかりと見つめなければ、その学校に入るための勉強を始めることはできないのです。
難関大合格は確かに難しいことです。しかし、「目的に向かって頑張りさえすれば、我が子にとって決して無理なことではない」と信じましょう。未来に対する思いを持つことがなければ、それが叶うこともありません。
言い方を変えれば、未来に対して強い思いを持つことができれば、それは叶います。思いを強くすることで、叶うかもしれないチャンスを手にすることができるというわけです。(これは精神論ではなく、心理学や脳科学など科学的に実証されています)
とはいっても、現実的には不可能と思う人もいるかもしれません。「根拠のない不可能(単なる思い込み)」と「根拠のある可能(実証されている事実)」のどちらを採用するかは、個人の価値観で人それぞれです。
子供の秘められた力を制限しないで!
自分の子供に、自分自身を反映させてみてしまうことが、親にはしばしばあります。自分と子供とは違う人間であるにもかかわらず、つい自分と同じだと思ってしまいます。自分ができることは子供もできて、自分ができなかったことは子供もできないと考えがちです。
もちろん、子供への愛情があるからこそそうなるのでしょう。親であれば誰でも、大事な我が子が苦しまないように、失敗して辛い思いをしないように、楽な生き方を歩ませたいと思ってしまいます。しかしこれでは、子供がもつ秘められた力を制限してしまうとも言えます。親が決めた囲いの中に、子供を閉じ込めているようなものです。
子供の志望校選びの際にも、無意識のうちに子供の力を制限してしまっていませんか?
・あんな難しい学校、我が子はきっと合格できない
・お金持ちが多い学校だから、その雰囲気に我が子は合わない
・あの学校は勉強が厳しすぎて我が子はきっとついていけないだろう
と思っていないでしょうか。
「できない」と判断するための理由は、簡単に作れるものです。なぜなら、「できる」と判断するための理由を考えるよりずっと簡単だからです。きちんと理由があって「できない」と判断すれば、それをやらずに済むからです。
親が「できる」と思えば子供は力を発揮する
親が「我が子にはこれはできない」と思ってしまうと、子供も同じように「できない」と思ってしまうものです。口伝えで間接的に聞いた噂や先入観によって「できない」と思ったり、子供に「それは無理だからやめなさい」と制限したりしていては、子供の選択の幅が狭まります。
子供の秘められた力が開花するものだったかもしれないのに、選択肢から外されてしまってはもったいないですね。「できない」と判断する理由よりも、「できる」と判断できる理由を探してみてはいかがでしょう。
例えば子供の志望校について「ここは難しい学校だから、とても合格なんてできない」と考えるのではなく、「少し難しいと思われることに挑戦すれば、やる気が高まるはず」「少し高い目標に向かっていくことは楽しい」「今からやればきっと大丈夫」と考えるのです。やすやすと入れるような学校を目指すなら、必死になって勉強する経験はできません。
「お金持ちばかりが通う学校だと聞いているから、うちの子はきっと雰囲気になじめない」と考える前に、一度その学校を見学してみましょう。飾り気のない生徒たちの様子を見て、敷居の高さが感じられなくなるかもしれません。
「厳しい規律がある学校だから、うちの子には耐えられないかもしれない」と考えるのではなく、「そんな学校にいるからこそ、ますます我が子は成長できるだろう」「厳しさがあるからこそ、たくましく強く育ってくれるはず」と考えたらどうでしょう。
子供が本気を出した時、親も驚くような力を見せてくれます。親がはなから「できない」と決めつけず、「できる」と判断できる理由探しをし、子供の秘められた力を信じることができれば、子供はやる気を発揮してきっと成功できるはずです。
「できる」と思うことから、全てが始まります。親が無意識のうちに子供に制限をかけていたことに気付き、それをやめることで、子供の秘められた力が発揮され始めます。子供というのは、親が思う以上に果てしない可能性を持っているのですから。
更新日:2019/11/29|公開日:2017/05/30|タグ:難関大