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フィジカルコンタクト!抱っこが父性をさらに伸ばす

 赤ちゃんを抱っこ

生まれたばかりの赤ちゃんは、首がすわっておらず、体全体がふにゃふにゃしていて実に頼りない存在です。ですから、たいていの男性は、生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこするのを怖がります。でも、きちんとステップを踏んで夫が育児に慣れていけば、抱っこによってさらに育児が楽しいものへと変化していきますよ。

 

抱っこによるフィジカルコンタクトがもたらすもの

男性は、父性を本能として持ち合わせていないものです。そんな男性の父性を育てるために、まず始めにトライしてもらいたい赤ちゃんのお世話が、沐浴であり、それに慣れてきたら次はおむつ替えです。

 

おむつ替えは男性にとって、始めはかなり厳しい試練ですが、それができるようになったら次のステップは案外楽ちんです。それはズバリ、赤ちゃんを抱っこすることです。

 

抱っこがおむつの次のステップ?簡単すぎない?そう思いますよね。
でも抱っこというのは、育児に対する気持ちをどんどん盛り上げてくれるものなのです。

 

抱っこはフィジカルコンタクト、つまり、体と体のふれあいです。大脳生理学の面から言うと、フィジカルコンタクトの力は、まだはっきりと証明されているわけではありません。ですが、その効果を表す報告なら、実証研究によってたくさんの例があげられています。

 

「アニマルセラピー」という言葉は、おそらくほとんどの人が聞いたことのあるものではないでしょうか。イルカと触れ合うことによって心の病が改善されたり、犬や猫といったペットによって心の傷が癒えたりするということが、知られていますね。

 

疫学の研究によれば、夫婦は、どちらか一方が亡くなると、その後すぐにもう一方も亡くなってしまうことが多いそうです。ところが、ペットを飼うことによって、後に残されたものの余命が長くなるという研究資料があるのです。

 

これらはみな、フィジカルコンタクトがもたらす力を表していると言えるでしょう。
もっとはっきりとフィジカルコンタクトの威力を感じることができる研究結果をご紹介しましょう。

 

サルの赤ちゃんが、柔らかくて暖かいものに触れずにいたら、どうなったと思いますか?
答えはなんと、死んでしまった、なのです。

 

この結果から考えると、子どもが育つには、柔らかく暖かなものに触れていることが必要である、ということが言えるのです。

 

フィジカルコンタクトが、親と子どもにとってどれだけ大切なことなのかが、お分かりいただけたでしょう。抱っこは、赤ちゃんにとっては安心できて良く育っていけるものですし、抱っこしている大人にとっても心が安らぐものなのです。

 

赤ちゃんを抱っこすることによって、夫はどんどん育児に参加するようになる!

赤ちゃんを抱っこすると、その体はとてもやわらかくて温かく、心地よいものだということが分かります。そして、抱っこという行為がとても幸せなことなのだということも。

 

そうして、赤ちゃんを抱っこする、その気持ちよさを体験する、これを何度も繰り返していると、脳の理性の部分で、赤ちゃんとかかわり合うことは気持ちの良いこと、と考えるようになります。ここまで来ると、育児がだんだんと楽しいものに思えてくるようになるのです。

 

このような状態になった夫はきっと、抱っこだけにとどまらず、赤ちゃんのお世話のもろもろに興味をもち、自分から育児をするようになってくるでしょう。

 

こうなるまでには、1度や2度の抱っこでは足りません。
辛抱強く、毎日何度も繰り返し、抱っこにチャレンジさせてあげてください。
特に、仕事で疲れている時には、抱っこによる癒し効果を感じやすいでしょう。

 

始めは嫌がるかもしれませんが、そこはちょっと我慢して、辛抱強く抱っこを勧めていってください。きっと成果は出るはずです。

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