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入院→分娩台ではなかった。陣痛室という秘密の部屋!

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陣痛が10分間隔になったため、病院に向かうと、内診により子宮口が開いてきているかどうか、そして柔らかくなってきているかどうかを診断されます。そのような状態になっていたら、入院ということになります。

 

入院が決定すると、次に向かうのは陣痛室。

入院したからと言って、いきなり分娩台に乗って出産が始まるというわけではないのです。もちろんそのような切迫した状態にある場合もありますが、たいていはまず、陣痛室というところに入ります。

 

陣痛室は何をするところなのかというと、子宮口が完全に開ききるまでの時間を過ごすのです。

 

入院直前は10分間隔にやってきた陣痛が、次第に間隔を狭めて起こるようになります。
それと同時に子宮口は、少しずつ大きく開いていくのです。

 

次の陣痛までの時間が4分、5分、そして2分、1分と短くなっていきます。
ここまで来ると赤ちゃんはずいぶん下の方にまで来ているため、力を入れて生み出したくなるかもしれません。

 

でも、この段階ではまだ、子宮口は全開になっていません!

分娩台に乗ることができるのは、子宮口が完全に開いてから。ここではいきみたい気持ちを我慢して、痛みが治まるのを待ちましょう。

 

さて、陣痛室では、分娩監視装置というものをつけて、陣痛の強さと、お腹の中の子どもの心拍数を計ります。

 

よく、お産の前に導尿や浣腸をするという話を聞きますね。
尿や便がたまっていると、赤ちゃんが下りてくるのに邪魔になるし、いきんだ拍子に尿や便が出てしまうと、赤ちゃんを汚してしまう恐れがあるため、陣痛室でこのような処置をするのです。

 

しかし、最近では導尿や浣腸をせず分娩をすることも多いです。病院によって違いますので、気になる場合は確認しておくとよいでしょう。

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