きほんのき!はじめての「おむつ交換」
出産はじめての方向けに、おむつの基本知識とおむつ交換のやり方を簡単にまとめました。それほど難しくないと思われがちな「おむつ交換」ですが、外出先でスムーズにできるか?、赤ちゃんが大きくなって動きが激しくなったら?、赤ちゃんの機嫌を損なわずにできるか?、など突き詰めると奥が深いです。しかし、まずは基本をしっかりマスターすることが重要です。
おむつの基礎知識
生まれたての赤ちゃんは、うんちやおしっこを頻繁にします。おむつが汚れているのにそのままにしていると、かゆみや赤み、かぶれを起こしてしまいます。おむつはこまめに見て、汚れたらすぐに取り替えましょう。
おむつにウンチをした時は、環境のためにもトイレに流します。おむつは時間が経つととても臭いますので、紙おむつの場合はきちんと丸めて、ビニール袋に入れて口をしっかり縛るとか、蓋つきのバケツに入れておくとか、臭い対策も考えましょう。
おむつの捨て方には、各地域の分別ルール(ゴミ出しルール)がありますので、調べてから捨てましょう。
おむつには、布タイプと紙タイプがあります。布タイプは洗濯が手間になりますが、環境に優しく経済的です。紙タイプは何と言っても楽ですね。おむつ代はかかりますが、おでかけの時には特に便利です。
どちらにも良さがありますので、よく考えて選びましょう。家にいるときは布、おでかけの時は紙と、使い分けることもできますよ。(紙おむつ、布おむつについての考察は、別記事「紙おむつ、布おむつ、結局どっちが良いのか?」で詳しく説明していますので、そちらをご覧下さい。)
さて、そんなおむつですが、最近はおむつの必要性について、議論がされているようです。地域や国によっては、おむつは2週間ほどでとってしまう、というところもあるそうです。興味があるようでしたら、よく調べて、検討してみるのも良いでしょう。
おむつ交換の仕方
まずはおむつを開け、赤ちゃんの足が汚れ部分につかないよう、片手でお腹の方まで持ち上げておきましょう。おしりふきや濡らして絞った布きれなどで、お尻の汚れをふき取ります。
拭き方は、男の子と女の子とで、少々違います。女の子は雑菌が尿道に入りやすいため、前から後ろにという順序で拭きます。男の子は、陰のうの裏側に汚れが残りがち。忘れずに拭き取りましょう。
おむつ汚れによって、お尻がかぶれる時がありますので、そういう時にはおむつ替えの際に、お尻をお湯洗いしてあげるとよいでしょう。
汚れたほうのおむつを取り、きれいなおむつをつけます。紙おむつは、どちらが後ろなのかというと、サイドテープが付いた方になりますので、そちらを腰の下に敷きましょう。お尻に手をやり、持ち上げるようにするとやりやすく、赤ちゃんにとっても楽です。
布おむつは、おしっこがたまりやすい部分を少し折りたたんで厚みを持たせます。女の子なら後ろ、男の子なら前部分が、折りたたむ場所になります。
紙おむつの場合は、サイドテープを前にもってきて留めます。漏れないようにときつく止めてしまうと、赤ちゃんが苦しくなってしまいます。指が2本、ウエスト部分にはいるくらいの緩さにしておきましょう。
最後に赤ちゃんの動きをチェック。赤ちゃんの脚はM字型になっているのが自然なポーズ。その状態で動けるようだったら良いということです。
紙おむつは、太ももの周りがギャザーになっています。このギャザーは外側に出しておきましょう。ウンチ漏れ防止のためです。
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更新日:2019/11/29|公開日:2015/03/17|タグ:おむつ交換