赤ちゃんの熱中症には注意してもし過ぎることはない!
最近は夏場に猛暑になることも多く、赤ちゃんが熱中症になってしまわないか気になる方もあるかと思います。どんなことに気をつけるようにしたらいいのか少しチェックしてみましょう。
赤ちゃんは熱中症になりやすい
赤ちゃんは大人に比べると体の大きさが小さいため、夏場に暑い車の中にのせたままにしておいたりすると驚くほど短時間で熱中症を起こしてしまいます。わずか5分という時間でも放置するのは危険だと心得るようにして下さい。
また、車の中のように直に日が当たらない室内であっても、真夏の猛暑の時期に閉め切った部屋に寝かせておくのは危ないので決してしないで下さい。車ほどすぐにはならないとしても、そんな状況に数時間赤ちゃんを放置したらまちがいなく脱水を起こしてしまうからです。
赤ちゃんが熱中症にならないようにするには、長い間暑いところに寝かせたりするのは避け、水分を適宜補ってあげることです。また、赤ちゃんは大人よりも暑さに弱いということを念頭において、気温が高い時間帯にベビーカーなどに乗せるのも避けるようにしましょう。ベビーカーは大人が歩くよりも地面に近い位置になるため、地面からの熱で高い位置よりも暑くなりがちだからです。
なお、気をつけていたにもかかわらず夏場に赤ちゃんの様子がおかしいような気がしたら、まずは涼しいところに移してあげた上で頭部と頸部を冷やしたタオルなどで冷やします。その上で服を緩めて水分を与えて下さい。
なお、この時赤ちゃんが力なくぐったりしているような場合や、与えた水分をとれずに吐いてしまうような時には、すぐに救急に連絡しましょう。
赤ちゃんを日光浴させると丈夫になる?
一昔前までは、赤ちゃんを日光浴させると風邪を引きにくくなるであるとか、丈夫になるとか言われたことがありました。しかし、最近ではそのようには考えられなくなってきています。むしろ紫外線を浴びる害の方が大きいので、日光浴は不要であると言われるようになっています。
日光浴の必要性が言われたのは、日光を浴びることで体内でビタミンDが合成されるためです。ビタミンDは骨の形成の際に必要な成分であることから、日光浴をしてその合成を促そうという考え方だったのです。しかし、最近では日光浴を特にしなくても普通に生活している時に当たる日光だけで十分体内で合成されることが分かってきています。
以上の点から見ても、暑さに弱くまた皮膚的にも弱い赤ちゃんに紫外線を浴びさせる必要はありません。むしろ赤ちゃんが日焼けしすぎないように対策を取った方がいいでしょう。
赤ちゃんの日焼け対策としては、まずは紫外線の強い昼間に外出させるのを避けること、そして日陰や日傘などを利用して直射日光を避けるようにすることといった方法があります。このほかにも、最近では赤ちゃん用の日焼け止め剤が販売されていますので、お肌に問題が起きないのであれば外出の際に利用してもいいかと思います。
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更新日:2019/11/29|公開日:2015/03/23|タグ:熱中症