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妊婦必見!流産にならないために知っておくべきこと

流産ショック

できれば流産にはなって欲しくないもの。しかし、流産はまれなものではなく結構な確率で起こりえます。ここでは流産についての基本的な知識、予防法など説明していきます。

 

流産はお母さんが原因とは限らない

流産とは、妊娠はしたものの妊娠の早い時期に胎児が死んでしまうことです。具体的には、妊娠してから21週までに妊娠が終わってしまうことを指します。

 

流産はまれなものではなく、妊娠の15%前後が流産となってしまうという統計があります。そのうち8割ほどは妊娠12週未満で発生し、多くの場合は胎児そのものに染色体の異常などがあり、育つことができないことが原因となっています。

 

一方、妊娠12週を過ぎて流産が起きるものでは、感染症や子宮奇形などが原因となることがあります。

 

自然に流産する確率は15%前後と考えられていますので、3回続けて流産した場合には何らかの異常があるのではないかとされて検査が行われることになります。具体的には、子宮奇形や感染症、あるいは両親に染色体異常が無いかを調べることになります。

 

流産がおこった時には、多くの場合では子宮内容物を除去することになりますが、出血が少ない場合はそのまま様子を見ることもあります。

 

流産の種類

流産にはさまざまな状態があって、それぞれ名前がつけられ分類されています。

 

■稽留流産

症状によって分類したものです。子宮の内部で胎児は死亡しているにもかかわらず、出血や腹痛などの症状が無い状態です。自覚症状がないため、産科などで診察した時に判明します。

 

■進行流産

こちらも症状によって分類したものです。出血や腹痛があり、子宮内容物が母胎の外に出てきている状態です。進行具合によって次の2つに分類されます。

 

■完全流産

流産の進行具合によって分類したものです。胎児や胎盤といった子宮内容物が完全にはがれ落ち、自然に母胎の外に出てしまった状態を指します。

 

■不全流産

こちらも流産の進行具合によって分類したものです。子宮の内容物が母胎の外に出ているものの、一部は子宮の中に残存している状態を指します。出血や腹痛が継続していることが多く、子宮内容除去手術を行うことが多い状態です。

 

流産の予防と切迫流産

流産を予防するためには、重量物を持つのを避けたり、体を冷やしすぎないようにしたりすることが大事になってくる他、腹部に痛みがあったり出血があるような場合にはすぐに医療機関を受診することが大事になってきます。

 

一方、胎児が子宮の中に残っており、腹痛や出血を伴い流産の一歩手前にあるような状態を切迫流産と呼びます。一般の流産は基本的には妊娠を続けることが出来ませんが、切迫流産であれば妊娠を続けることが出来る可能性があります。

 

胎児の心拍数を確認することが出来れば妊娠を続けることが出来る可能性がありますので、可能な限り早く医療機関を受診するようにして下さい。受診した後は安静にすることが効果的であると言われています。

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