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びっくり!妊娠中に出血!

2008

妊娠中に出血すると不安になるものですが、意外によく出血することがあります。

 

妊娠中に出血しても大丈夫?

特に妊娠のはじめの頃は割合よく出血することがありますが、出血量がかなり多い場合や痛みもあるような場合をのぞいてはほぼ問題ありません。

 

妊娠のはじめの頃の出血の原因にはいろいろあります。受精卵が着床した時に起きる出血や、胎盤が安定するまでの時期によく起きる絨毛膜下血腫などが例としてあげられます。そのほかにも、子宮頸管ポリープや子宮膣部びらん、セックスや検診での内診によって起きることもあります。

 

いずれにしても、出血が多かったり痛みが付随しているときなどは流産の可能性がありますのですぐに産科を受診するようにしましょう。

 

危険な出血!

安定期に入ってから出血することがありますが、原因が早産であったり前置胎盤や常位胎盤早期剥離などの場合はかなり危険です。いずれもお母さんもお腹の赤ちゃんも危険ですから、すぐに産科に行くようにしましょう。

 

早産や切迫早産に伴う出血の場合にはお腹が張り、周期的な強い痛みが伴います。

 

前置胎盤や低置胎盤では胎盤が正常な位置になく、そのため子宮が大きくなるにつれて胎盤が引っ張られて出血が見られることがあります。この場合の出血には痛みがなく、いきなり出血するという特徴があります。

 

常位胎盤早期剥離は、胎盤が正常な位置にあるにもかかわらず、お産がくる前にはがれてしまうことを指します。この場合の出血には強い痛みが伴い、子宮が収縮してお腹が硬くなるという特徴を持っています。

 

このほかにも痔による出血や内診を受けた際の出血、セックスに伴う出血などが起こりえます。

 

いずれにしても、出血したことを産科に伝える際には、どんな状態なのかを具体的に伝えるようにして下さい。内容としては、出血が始まったタイミング、出血の量や色、痛みなどの他の症状があるかなどをわかりやすく伝えるようにします。

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