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母親学級で妊娠や出産について学ぶ

母親学級

妊娠が確認されたらママになるための準備が何かと大変です。特にはじめての妊娠の場合、何からやればよいのかなど戸惑いますよね。そんな時に母親学級を利用するのも手です。母親学級という言葉は聞いたことがあるけど、意外に何をするところなのか知らない方も多いと言います。今回は、母親学級について基本的なところを説明したいと思います。

 

初めての妊娠・出産で疑問や不安があるなら母親学級・両親学級にいこう

初産である場合、お母さんもお父さんもなにぶん初めてのことになりますので分からないことだらけ・不安だらけなのではないかと思います。そうしたお母さん・お父さんのために、妊娠や出産について、さらには出産後のことについて情報を提供してくれるのが母親学級や両親学級というものです。

 

母親学級や両親学級は産科の医院が主催したり、育児用品を販売している企業や自治体が主催したりしています。中には参加費がかかるものもありますが、たいていは無料で参加することができます。

 

参加は必須ではないのですが、妊娠・出産に疑問や不安を感じているならばとてもいい機会です。同じように妊娠している方と知り合いになることもできますし、可能なら参加してみるといいでしょう。

 

具体的な説明を受けられる母親学級

母親学級で行われることはその主催者によってさまざまですが、基本的には安定期以降のお母さん向けの情報を提供してくれる場となっています。

 

たとえば出産の際の具体的な流れの紹介であったり、分娩台や入院部屋の見学、入院時に必要となるもの、妊娠時に行うとよいエクササイズ、呼吸法、体調管理の方法や赤ちゃんをどのように扱ったらいいかなどを教えてもらえます。

 

かなり具体的に説明がありますので、出産するときにどんな流れになるかがよく分かったという感想を持つお母さんが多いようです。

 

母親学級はだいたい2時間ぐらいの内容で、3回から5回に分けて行われることが多いようです。中には予約しないといけない場合もあるので先に調べておきましょう。

 

両親学級とは

妊娠や出産について学べる母親学級ですが、お父さんもいっしょに参加できるところも増えてきています。とはいえ平日昼間の開催が多いなど、仕事があると参加しにくいのも事実です。

 

近頃はそんなふうなお父さんでも利用しやすいように、平日夜間であったり土曜日にこうした妊娠・出産に関する学級を行っているところもふえてきています。

 

また、最近増えてきているお産の際に立ち会いができる産科などでは、お父さんも両親学級で妊娠や出産に関する知識を身につけるようにと勧められることがあるようです。どちらかと言えば、母親学級よりも実技の割合が多くなっていることがあります。

 

両親学級で父親としての自覚が芽生えることも

妊娠してお腹が大きくなり、お腹の中で赤ちゃんが胎動を始めるなど、女性の方はお母さんになるんだという自覚が自然にわきやすいものですが、男性の場合は赤ちゃんとの身体的・感覚的なつながりが乏しいため、お父さんになるという自覚が今ひとつ芽生えにくいものです。

 

そういった方の中には、こうした両親学級に参加することでお父さんになるんだなという自覚が持てた方も多くいらっしゃいます。

 

この時期を過ぎるとお母さんのお腹は大きくなり、日常生活のさまざまなシーンでお父さんによるサポートが不可欠になってきます。お父さんにも両親学級に参加してもらい、自覚を持ってもらうとともに妊娠・出産についての理解を深めてもらうようにするといいでしょう。

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