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子供にどう教える?絵の具の正しい使い方

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絵の具で色塗りする子供

塗り絵やお絵描きの楽しさを知った子供には、クレヨンや色鉛筆だけでなく絵の具も使わせてみたいですね。しかし、絵の具はクレヨンや色鉛筆よりも使い方が難しいものです。与え方を間違えると子供はうまく使うことができず、絵の具で絵を描くことが嫌いになってしまうかもしれません。絵の具の正しい使い方を子供にどう教えるか、それがとても大切です。

 

絵の具を正しく使うことは脳を働かせること

絵の具を与えられた子供は、どの子もキラキラと目を輝かせます。「買ってあげて良かった」と親は子供の様子を見てそう思うはずです。

 

しかしそう思ったのもつかの間、子供の使い方にイライラさせられてしまうでしょう。たくさんの色が混ざり合ってパレットがたちまち汚い色に…。筆洗いの容器もすぐに汚れてしまい、筆をきれいに保つこともできない…。そんな子供の様子を見てつい叱ってしまう人も少なくありません。

 

しかし、ご自身の小さかった頃を思い出してみてください。色とりどりの絵の具や数々の道具を初めて手にした時、心躍る気持ちになりませんでしたか?そしていざ使おうとしたらなかなかうまく使えずに、嫌になってしまったことはありませんか?そう、絵の具は脳をたくさん働かせないと上手に使いこなせないくらい、子供にとって使い方が難しい道具なのです。

 

「わあ、絵の具ってきれい!楽しそう!」とうれしい気持ちで使い始めたのに、うまく使えない上に親に叱られてしまうのでは、子供もすっかり楽しい気持ちがしぼんでしまい、絵の具を使いたくなくなってしまうでしょう。

 

一度使ってそれきり絵の具に手を出さない我が子を見て、「この子は絵を描くことが好きではないのだ」と思い込んでしまう親御さんもいますが、そうではなく絵の具がうまく使えなくて嫌になってしまったのかもしれないということに気づいてください。

 

絵の具を使って絵を描くことが好きになってほしいなら、子供に与える時を一番大切にしなければなりません。つまり、どうしたら上手に使えるのかを始めから丁寧に教えてあげるのです。

 

絵の具を正しく使うには、いろいろなことに気を付けなければなりません。例えば、チューブから出した絵の具の色が混じらないようにしなければ、きれいな色を塗ることはできませんね。パレットの使い方と筆洗いのやり方が正しくできれば、色同士が混じり合うことを避けられます。

 

まずはパレットの使い方です。ほとんどのパレットは、小さく仕切られた部分と大きく仕切られた部分とがあるはずです。チューブの色をそのまま使うなら問題はないのですが、色と色とを混ぜ合わせて別の色を作りたい時には工夫が必要です。

 

子供には、絵の具は小さく仕切られた部分に入れ、混ぜて別の色を作る時には大きく仕切られた部分にそれぞれの色を持ってきて、そこで混ぜ合わせるように教えましょう。

 

こうすれば、大きく仕切られた部分が汚い色になってしまう可能性はありますが、小さく仕切られた部分はきれいな色のままです。

 

次に筆洗いのやり方です。筆洗い用の容器は、いくつかに仕切られた作りのものがおすすめです。ちなみに、このような容器がない場合は、仕切りのない容器を複数用意してもよいでしょう。

 

さて、絵の具を使って汚れてしまった筆は筆洗いの容器で洗うことになりますが、ところかまわず筆を突っ込んでいったのでは、容器のどの部分の水もすぐに汚れてしまいます。すると、絵の具を溶くときに使う水も汚れたものとなり、始めから汚い色を使うことになります。

 

子供には、筆洗い容器の中でも筆を洗うための部屋を一つ決めさせ、そこできれいにならなかった時に別の部屋を使って、筆をきちんときれいにすることを教えましょう。また、筆を入れず水をきれいなまま保っておく部屋も一つ決めさせます。筆を洗うための部屋と、絵の具を溶くための水を入れておく部屋とを区別させるというわけです。

 

こうすれば、絵の具を溶くための水はいつまでもきれいなままです。その上、気を付けて筆を洗うようになるので、周りが水浸しになってしまうことも避けられます。

 

また、絵の具にはスポンジがついてくることが多いのですが、これは筆がきれいに洗えたかどうかを確認するために使うものです。あらかじめこのことも子供には教えておきましょう。

 

そうしないと、スポンジに筆を当ててそこで絵の具を拭き取ろうとする子供も出てきます。これではスポンジ自体が汚くなってしまい、筆がきれいになったかどうかを調べることができなくなってしまいます。

 

絵の具を使いこなすのはなかなか難しいことです。なぜなら、様々な注意点をしっかりと理解し、気を付けながら使用しなければならないからです。

 

上記に上げた道具の使い方を知るだけでなく、紙に塗る段階でも注意が必要です。塗った場所が乾かないうちに、その隣に別の色を乗せてしまったら、紙の上で色が混ざり合って思うような色になりませんよね。絵の具で上手に色を塗るには、本当にたくさんのことに気を配らなければならないのです。

 

難しいことではありますが、一度にたくさんのことを考えながら作業を進めるということは、子供の脳を活発に働かせるということでもあります。子供の脳を発達させてくれる素晴らしい道具なのですから、子供に与える時にはぜひとも使い方を最初からしっかりと教えておきましょう。

 

絵の具を正しく使えない子供にどう言葉かけする?

子供に絵の具を正しく使わせるには、始めにきちんと使い方を教えておくことです。しかし一度にたくさんのことに注意を払いつつ使わないと、絵の具はうまく使いこなせません。

 

ですから、絵の具を使い始めたばかりの幼い子供が失敗してしまっても、それは当然のことだと言えます。そんな時にはどうぞ叱らないであげてください。使い方を教えてあげた直後は、特に失敗しやすいものです。このような時は、どうしたら失敗せずにすんだのかをもう一度丁寧に教えてあげましょう。

 

例を挙げてみましょう。絵筆の汚れをすすぐのに使う容器は、いくつかに仕切られているものがおすすめと前述しました。その中の一つを筆をすすぐのではなく絵の具を溶くための水を入れる部屋にしておけば、パレットの絵の具に汚れた水が入らずきれいな色のまま使えるからです。

 

しかし、子供は紙の方に注意が向きがちなので、筆洗いの容器に気を配ることができないことがあります。そんな時には「水が全部汚れてしまったのは、紙の方をしっかりと見ていたからね。今度は水の方もよく見ておこうね」と話しましょう。つまり、「容器の方にも注意を払わなければならない」という注意点を再確認させるのです。

 

ただし、子供の様子をよく見ていると、大人の話をよく聞いていなかったために失敗している場合もあることに気付くことがあります。そのような時は注意するのではなく、「さっき話をちゃんと聞いていなかったよね。だから失敗したのよ。話はしっかりと聞きましょう」と、きちんと叱らなければなりません。つまりこの場合は、相手の話を聞いていなかった点について指摘するわけです。

 

絵の具の使い方で失敗してしまった時には、その子がなぜ失敗してしまったのかを良く見極めて、その原因によって言葉かけを変えなければなりません。見分けが難しいと感じられるかもしれませんが、子供の様子をしっかりと見ていればきっとできるはずです。

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